札内川ダム
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札内川ダム | |
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所在地 |
北海道十勝総合振興局 河西郡中札内村南札内735-2 |
位置 | |
河川 | 十勝川水系札内川 |
ダム湖 | とかちリュウタン湖 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 114.0 m |
堤頂長 | 300.0 m |
堤体積 | 770,000 m3 |
流域面積 | 117.7 km2 |
湛水面積 | 170 ha |
総貯水容量 | 54,000,000 m3 |
有効貯水容量 | 42,000,000 m3 |
利用目的 |
洪水調節・不特定利水・灌漑・ 上水道・発電 |
事業主体 |
国土交通省北海道開発局 (帯広開発建設部) |
電気事業者 | 電源開発 |
発電所名 (認可出力) |
札内川ダム水力発電所 (8,000kW)[1] |
施工業者 | 間組・地崎工業・三井建設 |
着手年 / 竣工年 | 1981年 / 1998年 |
出典 | 札内川ダム - ダム便覧 |
備考 | 日高山脈襟裳十勝国立公園 |
札内川ダム(さつないがわダム)は、北海道十勝総合振興局管内河西郡中札内村にある十勝川水系一級河川札内川中流部に築造されたダムである。日高山脈襟裳十勝国立公園内に位置する。
概要
[編集]国土交通省北海道開発局が管理を行う国土交通省直轄ダムであり、札内川の治水と灌漑および水力発電を目的とした特定多目的ダムである。
道内3位の堤高と15位の貯水量[2]であり、十勝川水系のダムでは首位の堤高と3位の貯水量を誇る。礫河原の再生を目的として2012年より年に一度フラッシュ放流を実施している。
仕様
[編集]堤高:114.0 m、堤頂長:300.0 mである。日鐵セメント(室蘭市)の高炉混合セメントを使用しRCD (英: Roller Compacted Concerete for Dam) 工法[3]によって施工された重力式コンクリートダムである。
目的
[編集]ダムで洪水を調節し、ダム下流域の灌漑と同時に氾濫を防除する[4]。
とかちリュウタン湖
[編集]総貯水容量:54,000,000 m3、常時満水位標高:EL 474.0 m、利用水深:26.5 m[2]の人造湖である。 湖面を上空から俯瞰すると竜のように見えることから『とかちリュウタン湖』と命名。
山岳・周辺
[編集]- 札内岳 - 札内川源頭
- 春別岳 - 札内川(十の沢)源頭
- カムイエクウチカウシ山 - 札内川(八ノ沢)源頭
- 十勝幌尻岳- 札内川(六ノ沢)源頭
- コイカクシュサツナイ岳- 札内川(コイカクシュサツナイ川)源頭
- 札内川園地 - ピョウタンの滝
- 日高山脈山岳センター
- 北海道道111号静内中札内線
- 花畑牧場
出典・脚注
[編集]- ^ 水力・送変電事業一覧 : 電源開発株式会社
- ^ a b ダムの諸元 : 帯広開発建設部
- ^ 札内川ダムのRCD工法 : 帯広開発建設部
- ^ 札内川ダムの役割 : 帯広開発建設部
関連項目
[編集]- ダム
- 日本のダム - 日本の人造湖一覧
- 重力式コンクリートダム - 日本の重力式ダム一覧
- 多目的ダム - 日本の多目的ダム一覧
- 国土交通省直轄ダム - 十勝ダム
- 治水 - 河川総合開発事業
- 水力発電 - 電源開発
外部リンク
[編集]- 札内川ダムのホームページ : 帯広開発建設部
- 財団法人日本ダム協会 『ダム便覧』 札内川ダム