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東経129度線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
線が入っている地球
129°
東経129度線
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東経129度線(とうけい129どせん)は、本初子午線面から東へ129角度を成す経線である。北極点から北極海アジア太平洋オーストラリアインド洋南極海南極大陸を通過して南極点までを結ぶ。東経129度線は西経51度線と共に大円を形成する。

通過する国・地点

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東経129度線は、北極点から南極点まで南に向かって以下の場所を通っている。

地理座標 国土・領土・領海 備考
北緯90度0分 東経129度0分 / 北緯90.000度 東経129.000度 / 90.000; 129.000 (北極海) 北極海
北緯77度21分 東経129度0分 / 北緯77.350度 東経129.000度 / 77.350; 129.000 (ラプテフ海) ラプテフ海
北緯73度6分 東経129度0分 / 北緯73.100度 東経129.000度 / 73.100; 129.000 (ロシア) ロシアの旗 ロシア レナ川デルタを通過
北緯49度27分 東経129度0分 / 北緯49.450度 東経129.000度 / 49.450; 129.000 (中華人民共和国) 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 黒龍江省
吉林省北緯43度31分 東経129度0分 / 北緯43.517度 東経129.000度 / 43.517; 129.000 (吉林省)から)
北緯42度6分 東経129度0分 / 北緯42.100度 東経129.000度 / 42.100; 129.000 (北朝鮮) 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮 両江道
咸鏡北道 - 両江道と咸鏡北道の境界と何度か交わる
咸鏡南道
北緯40度28分 東経129度0分 / 北緯40.467度 東経129.000度 / 40.467; 129.000 (日本海) 日本海
北緯37度43分 東経129度0分 / 北緯37.717度 東経129.000度 / 37.717; 129.000 (韓国) 大韓民国の旗 韓国 江原特別自治道
慶尚北道
慶尚南道
蔚山広域市
慶尚南道
釜山広域市
北緯35度4分 東経129度0分 / 北緯35.067度 東経129.000度 / 35.067; 129.000 (東シナ海) 東シナ海 対馬海峡日本の旗 日本対馬(下島)(北緯34度8分 東経129度10分 / 北緯34.133度 東経129.167度 / 34.133; 129.167 (対馬))の西を通過
北緯32度58分 東経129度0分 / 北緯32.967度 東経129.000度 / 32.967; 129.000 (日本) 日本の旗 日本 五島列島中通島若松島椛島
北緯32度44分 東経129度0分 / 北緯32.733度 東経129.000度 / 32.733; 129.000 (東シナ海) 東シナ海
北緯28度50分 東経129度0分 / 北緯28.833度 東経129.000度 / 28.833; 129.000 (日本) 日本の旗 日本 吐噶喇列島上ノ根島横当島
北緯28度47分 東経129度0分 / 北緯28.783度 東経129.000度 / 28.783; 129.000 (東シナ海) 東シナ海
北緯27度48分 東経129度0分 / 北緯27.800度 東経129.000度 / 27.800; 129.000 (日本) 日本の旗 日本 徳之島
北緯27度41分 東経129度0分 / 北緯27.683度 東経129.000度 / 27.683; 129.000 (太平洋) 太平洋 インドネシアの旗 インドネシアハルマヘラ島北緯0度13分 東経128度54分 / 北緯0.217度 東経128.900度 / 0.217; 128.900 (ハルマヘラ島))の東を通過
北緯1度55分 東経129度0分 / 北緯1.917度 東経129.000度 / 1.917; 129.000 (ハルマヘラ海) ハルマヘラ海
南緯1度20分 東経129度0分 / 南緯1.333度 東経129.000度 / -1.333; 129.000 (セラム海) セラム海
南緯2度49分 東経129度0分 / 南緯2.817度 東経129.000度 / -2.817; 129.000 (インドネシア) インドネシアの旗 インドネシア セラム島
南緯3度21分 東経129度0分 / 南緯3.350度 東経129.000度 / -3.350; 129.000 (バンダ海) バンダ海
南緯8度12分 東経129度0分 / 南緯8.200度 東経129.000度 / -8.200; 129.000 (インドネシア) インドネシアの旗 インドネシア セルマタ島(Sermata)
南緯8度16分 東経129度0分 / 南緯8.267度 東経129.000度 / -8.267; 129.000 (ティモール海) ティモール海
南緯14度52分 東経129度0分 / 南緯14.867度 東経129.000度 / -14.867; 129.000 (オーストラリア) オーストラリアの旗 オーストラリア 西オーストラリア州ノーザンテリトリー境界
西オーストラリア州南オーストラリア州境界(南緯26度0分 東経129度0分 / 南緯26.000度 東経129.000度 / -26.000; 129.000 (西オーストラリア州・南オーストラリア州境界)から)
南緯31度41分 東経129度0分 / 南緯31.683度 東経129.000度 / -31.683; 129.000 (インド洋) インド洋 オーストラリア当局は当海域が南極海の一部である旨を主張している[1][2]
南緯60度0分 東経129度0分 / 南緯60.000度 東経129.000度 / -60.000; 129.000 (南極海) 南極海
南緯66度59分 東経129度0分 / 南緯66.983度 東経129.000度 / -66.983; 129.000 (南極大陸) 南極大陸 オーストラリア南極領土 - オーストラリアの旗 オーストラリア領有権主張

オーストラリア

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オーストラリアでは、東経129度線が西オーストラリア州の東の境になっている。

オーストラリアでは、東経129度線が西オーストラリア州の東の境になっており、ノーザンテリトリー南オーストラリア州と接する。西オーストラリア州の境界とノーザンテリトリー・南オーストラリア州の境界の交点は南緯26度であり、その地点はサーベイヤー・ジェネラルズ・コーナー英語版と呼ばれている[3]

出典

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  1. ^ Darby, Andrew (22 December 2003). “Canberra all at sea over position of Southern Ocean”. The Age. http://www.theage.com.au/articles/2003/12/21/1071941610556.html 13 January 2013閲覧。 
  2. ^ Indian Ocean”. Encyclopaedia Britannica. 13 January 2013閲覧。
  3. ^ Porter, John, Surveyor-General of South Australia (1990年4月). AN HISTORICAL PERSPECTIVE - Longitude 129 degrees east, and why it is not the longest, straight line in the world. National Perspectives: 32nd Australian Surveyors Congress Technical Papers 31 March - 6 April 1990. Canberra: The Institution: Eyepiece - Official Organ of The Institution of Surveyors, Australia, W.A. Division (published 1990年6月). pp. 18–24. Porter。. 2012年1月16日閲覧。

関連項目

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