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渡辺容子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
渡辺 容子わたなべ ようこ
誕生 (1959-08-26) 1959年8月26日(65歳)
東京都
職業 小説家推理作家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 東京女学館短期大学
ジャンル フィクション
代表作 左手に告げるなかれ
主な受賞歴 小説現代新人賞(1992年)
江戸川乱歩賞(1996年)
公式サイト 作家「渡辺容子」のブログ。
ウィキポータル 文学
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渡辺 容子(わたなべ ようこ、1959年8月26日 - )は、日本小説家推理作家

略歴

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東京都生まれ。東京女学館短期大学卒業[1]。 会社勤務を経てジュニア小説作家となり、その後、大人向けの小説に転身[2]。 1992年、『売る女、脱ぐ女』で小説現代新人賞受賞。 1996年、女性保安士を主人公とした本格派推理小説『左手に告げるなかれ』で江戸川乱歩賞を受賞した。

著作

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  • 『無制限』(講談社) 1998.3、のち講談社文庫 2001.2
  • 『斃れし者に水を』(祥伝社) 1999.1、のち講談社文庫 2001.6
  • 『流さるる石のごとく』(集英社) 1999.10、のち講談社文庫 2003.1
  • 『薔薇恋』(講談社文庫) 2001.10
  • 『魔性』(双葉社) 2006.11、のち双葉文庫 2010.6
  • 『イン・パラダイス』 (双葉社)2008.11
    • 改題文庫化『劇薬』(双葉文庫) 2014.11
  • 『死神は恋を連れてやってきた』 (双葉社) 2012.9
    • 改題文庫化『蒼い月 死神と朝食を』(双葉文庫) 2015.11
  • 『当選請負人 千堂タマキ』(小学館文庫) 2014.9

八木薔子シリーズ

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  • 左手に告げるなかれ』(講談社) 1996.9、のち講談社文庫 1999.7
  • 『エグゼクティブ・プロテクション』(講談社) 2011.6 - 連載時タイトル「リボーン - 復活」を改題
    • 改題文庫化『要人警護』(講談社文庫) 2014.4
  • 『ターニング・ポイント - ボディーガード八木薔子』(講談社文庫) 2012.5 - 短編集
収録作品:「右手に秋風」「去年の福袋」「サボテン」「ターニング・ポイント」「バックステージ」
  • 『罪なき者よ、我を撃て』(講談社) 2013.7 - シリーズのスピンオフ作品。八木薔子は脇役として登場。
    • 改題文庫化『ボディーガード 二ノ宮舜』(講談社文庫) 2015.4

アンソロジー

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「」内が収録されている渡辺容子の作品

  • ザ・ベストミステリーズ 1998 推理小説年鑑』(講談社) 1998.6 - 「去年の福袋」
    • のち分冊として改題文庫化『殺人者 ミステリー傑作選38』(講談社文庫) 2000.11
  • 『私は殺される』(ハルキ文庫) 2001.3 - 「ロープさん」
  • 『乱歩賞作家 青の謎』(講談社) 2004.8、のち講談社文庫 2007.7 -「ターニング・ポイント」

映像化作品

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テレビドラマ

出典

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  1. ^ 劇薬/渡辺容子/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
  2. ^ 渡辺容子左手に告げるなかれ講談社、1996年。ISBN 978-4-062-08385-0 

関連項目

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外部リンク

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