田口貞善
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田口 貞善(たぐち さだよし、1941年11月20日[1] - 2019年4月6日)は、日本の体育学者。専門は、運動と筋肉の生理学・生化学。学位は、教育学博士(東京大学)。京都大学名誉教授。奈良産業大学教授。
略歴・人物
[編集]岐阜県益田郡金山町(現:下呂市)生まれ。金沢大学教育学部卒業後、東京大学大学院修了。京都大学教養部助教授〜京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、2007年より奈良産業大学ビジネス学部教授。
運動時の筋肉の可塑性、特に収縮特性や代謝特性の変化について多くの研究成果を残す。
助教授時代の1987年春 - 1989年秋、および教授時代の1993年春に京都大学硬式野球部の監督を務め、1989年春には関西学生野球連盟において第5位の成績を残す。2001年から2004年まで硬式野球部部長を務めた。
2019年4月6日、京都市左京区の京都大学医学部附属病院で死去、77歳没[2]。叙従四位[3]。
著作
[編集]- 「体力・健康・運動―その科学的基礎」 - 文理閣(1981年5月)
- 「運動生理学―エネルギー・栄養・ヒューマンパフォーマンス」(翻訳) - 杏林書院(1992年8月)
- 「若い時に知っておきたい運動・健康とからだの秘密」(共著) - 近代科学社(1998年10月)
- 「スポーツの百科事典」(監修) - 丸善(2007年1月)
- 「スポーツサイエンス入門」(編集) - 丸善(2010年1月)
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典2018~2020』(日外アソシエーツ、2021年)p.330
- ^ “田口貞善氏が死去 京都大名誉教授、運動生理学”. 京都新聞社. (2019年4月6日) 2019年4月10日閲覧。
- ^ 『官報』7号、令和元年5月15日