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福岡隆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

福岡 隆(ふくおか たかし、1916年6月1日 - 2002年4月9日[1])は、日本速記者・評論家。

人物・来歴

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広島県因島に生まれる。小学三年で父を亡くす。1929年上京して簿記学校で速記を学び、英語の学校を卒業。早稲田大学文学通信教育部修了。海軍学校暗号科を卒業した。田鎖綱紀の知遇を得る。1959年から9年間、松本清張の専属速記者となる。谷崎潤一郎の速記もした。日本速記協会副理事長[2]

2002年4月9日、脳梗塞のため死去[1]

著書

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  • 『甦へる無医村 雪国に闘ふ女医の記録』京文社、1944年
  • 『山峡に咲く花』報文社、1946年
  • 『人間・松本清張 専属速記者九年間の記録』大光社、1968年
  • 『日本速記事始 田鎖綱紀の生涯』岩波書店岩波新書〉、1978年8月
  • 『活字にならなかった話 速記五十年』筑摩書房、1980年11月

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2000~2002』(日外アソシエーツ、2003年)p.522
  2. ^ 『新版 人間・松本清張』『日本速記事始 田鎖綱紀の生涯』