コンテンツにスキップ

関野雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
関野 雄
人物情報
生誕 (1915-06-04) 1915年6月4日
日本の旗 日本東京
死没 2003年7月23日(2003-07-23)(88歳没)
出身校 東京帝国大学
学問
研究分野 東洋史考古学
研究機関 東亜考古学会法政大学東京大学東洋文化研究所お茶の水女子大学
学位 文学博士
テンプレートを表示

関野 雄(せきの たけし[1]1915年6月14日[2]- 2003年7月23日)は、日本考古学者東洋史学者。東京大学名誉教授

経歴

[編集]

1915年、東京で生まれた。東京帝国大学文学部東洋史を学び、1939年に卒業。北京に留学し、1941年に帰国し、東京大学文学部助手に採用された。1943年に応召し、1946年復員

戦後

戦後は東亜考古学会研究員として勤務。後に東京大学文学部助手に就いた。1949年、法政大学助教授に就き、1950年に教授昇格。1951年に東京大学東洋文化研究所助教授に転じた。1957年、学位論文『半瓦当の研究』を東京大学に提出して文学博士学位を取得[3]。また、同1957年に戦後はじめての考古学者による訪中が日本考古学協会毎日新聞社の共同主催で組織されると団員として訪中[4]1964年、同研究所教授に昇格。1967年からは東京大学文学部教授に配置換え。1976年、東京大学を定年退官し、名誉教授となった。その後はお茶の水女子大学教授として教鞭をとり、1981年に定年を迎えるまで勤務。続いて法政大学教授となり、1986年に定年退任した。

学界では、日本考古学会会長を務めた[5]。2003年に死去。

家族・親族

[編集]

著作

[編集]
著書
共編著
翻訳

参考

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 「関野 雄」『人物レファレンス事典』 明治・大正・昭和(戦前)編 Ⅱ、日外アソシエーツ、2010年、1041頁。ISBN 978-4-8169-2293-0
  2. ^ 『著作権台帳』
  3. ^ CiNii(学位論文)
  4. ^ 企画展「日中考古学交流のさきがけ:50年前の訪中考古学視察団の足跡」
  5. ^ a b 「関野 雄」『東アジア考古学辞典』、東京堂出版、2007年、320頁。ISBN 978-4-490-10712-8
  6. ^ 6. 関野雄『中国考古学研究』1956 | 刊行物 - 東京大学東洋文化研究所