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アークミール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
どんから転送)
株式会社アークミール
ARCMEAL Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
大証2部(廃止) 8216
1987年10月2日 - 2010年7月5日
本社所在地 日本の旗 日本
338-0001
埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-5 アルーサB館4階
設立 1970年7月1日
業種 小売業
法人番号 8011501017482 ウィキデータを編集
事業内容 ステーキを中心とする料理及び飲料の加工調理提供
代表者 代表取締役社長 柳 先
資本金 1000万円
売上高 202億円(2018年度実績)
従業員数 384 ウィキデータを編集
支店舗数 131店舗(ステーキのどん 62店舗、フォルクス 38店舗、しゃぶしゃぶどん亭 31店舗)
決算期 2月末日
主要株主 (株)安楽亭 100%
(2020年3月1日現在)
関係する人物 中内㓛
外部リンク www.arcmeal.co.jp ウィキデータを編集
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株式会社アークミール: ARCMEAL Co.,Ltd.)は、埼玉県さいたま市中央区に本社を置く、安楽亭傘下のファミリーレストランチェーン。ステーキのどん、ステーキハウスフォルクス、しゃぶしゃぶどん亭を展開している。

かつてdonイタリアーノブランドも存在していたが2023年1月9日の坂戸店閉店をもって閉業している[1]

丼料理専門店の旧社名が同名である株式会社どんが展開する「ザ・どん」とは無関係である。

牛丼をメインとする株式会社富士達がチェーン展開する「どん亭」とは無関係である。

概要

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旧株式会社どん

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株式会社どんは「ステーキのどん」を関東地方で運営する会社である。

  • 1976年に富士フード株式会社が、「ステーキのどん」1号店を群馬県前橋市に開店する。
  • 1990年11月8日に旧株式会社どんが設立され、1991年に旧株式会社どんへ商号変更する。
  • 1998年に旧株式会社どんは、富士フード株式会社より「ステーキのどん」の店舗運営を譲受する。

1990年代以降はドン・イタリアーノやどん亭など別ジャンルのレストランを出店し、店舗数は前身である富士フードの創業地である群馬県より、本社(鶴ヶ島市)の置かれていた埼玉県下が最多で、特に国道254号国道122号に挟まれた地域への出店が目立ち、東京都内は多摩地方を中心に展開する。

旧株式会社フォルクス

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株式会社フォルクスは「ステーキハウスフォルクス」を運営する会社で、本店は大阪府吹田市豊津町10番11号に、本社は東京都新宿区愛住町に置く。1970年ダイエーファミリーレストラン事業の一環として大阪市大淀区に設立し、一号店の中津店を出店する。

ダイエーグループの一員であることから旧フォルクスの主要株主は、親会社ダイエーの他、オーエムシーカードオレンジフードコートローソン、中内インターナショナル、ベンチャー・リンク、リンク・インベストメント、マルナカ興産、イチケン、三和銀行といったダイエーグループ企業やダイエーと親密な企業であり、福岡ダイエーホークス優勝の際に優勝セールなどを実施していた。

株式会社どん→株式会社アークミール

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店舗

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2024年4月4日現在、主に関東、関西九州地方に展開されており、合計132店舗ある。

展開中の店舗
ステーキのどん
62店舗。1976年に群馬県前橋市で開店したステーキレストラン。ランチもディナーもスープ・ライス・パンがおかわり自由で提供する。
フォルクス
38店舗「フォルクス」はドイツ語で「国民・民衆」の意である。アメリカのステーキレストランから日本で最初にサラダバーを取り入れるなど、国内のステーキレストランとしてさきがけた。おかわり自由のスープバー・サラダバー・ブレッドバーを新橋店を除いて導入する。
しゃぶしゃぶどん亭
32店舗 1990年 [1]に群馬県前橋市で開店した「牛肉を和風に楽しめるお店」をコンセプトに アークミールがステーキレストランの経営で培ってきたコンセプトを「和風のスタイル」にしてしゃぶしゃぶとすき焼きを楽しむことが出来る専門店。
donイタリアーノ
2023年1月9日の坂戸店(1号店)閉店により閉業。
その一方でホームページは2024年現在閉鎖されていない。

不祥事

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  • 2005年11月15日、旧フォルクスは脂身などをつなぎ固めた成型肉であることを明示せずステーキと表示した商品を販売していたとして、公正取引委員会から排除命令を受ける。
  • 2009年9月9日、「ステーキのどん」埼玉県内の2店で角切りステーキを食べた利用客2人がO157による食中毒を発症し3日間の営業停止処分となった[4]。12日には新たに5店舗で7人の発症が確認[5]、13日には3店舗で5人の発症が確認[6]、14日には1店舗で1人の発症が確認され[7]、他店舗も自主休業などの対応を採る。

脚注

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注釈

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  1. ^ 旧どんの株主は創業者一族が大半であったが、上場維持を意図して大証2部上場のフォルクスを存続会社とした。

出典

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  1. ^ イタリアーノ お知らせ詳細”. www.don-italiano.jp. 2024年4月2日閲覧。
  2. ^ “ステーキレストランの「どん」、7月5日付で上場廃止に”. asahi.com (朝日新聞社). (2010年6月5日). オリジナルの2010年6月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100608131751/http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK201006050019.html 2022年12月8日閲覧。 
  3. ^ Tポイントプログラム終了のお知らせ』(プレスリリース)株式会社アークミール、2020年5月1日。オリジナルの2020年10月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201021222407/https://www.arcmeal.co.jp/news_company_detail.html?num=2752022年12月8日閲覧 
  4. ^ “「ステーキのどん」でもO157 埼玉の2店舗、9日から営業停止”. NIKKEI NET (日本経済新聞社). (2009年9月9日). オリジナルの2009年9月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090912103014/http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090910AT1G0902Z09092009.html 2022年12月8日閲覧。 
  5. ^ “O157、新たに7人 「ステーキのどん」5店営業停止処分”. NIKKEI NET (日本経済新聞社). (2009年9月12日). オリジナルの2009年9月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090915190128/http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090912AT1G1201512092009.html 2022年12月8日閲覧。 
  6. ^ “ステーキのどん 新たに5人感染 さいたま、川越”. 東京新聞 (中日新聞社). (2009年9月14日). オリジナルの2009年9月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090915195231/http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009091402000048.html 2022年12月8日閲覧。 
  7. ^ 食中毒事件の発生について” (pdf). 埼玉県 (2009年9月14日). 2022年12月8日閲覧。

外部リンク

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