なかいま強
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なかいま つよし なかいま 強 | |
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生誕 |
1960年4月13日(64歳) 日本・沖縄県 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1984年 - |
ジャンル | スポーツ漫画 等 |
受賞 | 第35回小学館漫画賞少年部門(1989年) |
なかいま 強(なかいま つよし、1960年4月13日 - [1])は、日本の漫画家。スポーツマンガを多く手がける。沖縄県[2]出身。沖縄大学[要出典]中退。身長約168cm[3]。
来歴
[編集]中学・高校・大学は野球に打ち込んで過ごす(ただし大学は肩を壊し、1年で中退)[2][4][5]。上京後はしばらく卵問屋に就労していた[2]。
ちばあきおのアシスタント出身[5]。プロデビュー後も東京都内で執筆活動していたが、1991年から故郷の沖縄県に活動拠点を移している[5][6][7]。
1984年『わたるがぴゅん!』(月刊少年ジャンプ連載)でデビュー[2]。各種スポーツ漫画を中心に、少年・青年漫画を発表している。
『わたるがぴゅん!』は2004年夏の完結まで20年間連載された。
第35回(平成元年度)小学館漫画賞少年部門受賞(『うっちゃれ五所瓦』)[1]。
2010年には沖縄県立博物館・美術館で開催の「沖縄マンガ展」に出席、制作実演等を行った[8]。
その他
[編集]漫画家としてデビュー後も、少なくとも1981年ごろには二つの(一つはちばてつや主宰)[4][注釈 1]、1989年ごろにもなんらかの草野球チームに所属していたとしている[2]。またこの当時には、自分の作品には確固たる方向性などはなく、毎週毎週、何がおもしろいのだろうと手探りで執筆している、と語っている[2]。
作品リスト
[編集]- わたるがぴゅん!(1984年 - 2004年、『月刊少年ジャンプ』、集英社、全58巻、中学野球)
- うっちゃれ五所瓦(1988年 - 1991年、『週刊少年サンデー』、小学館、全12巻、ワイド版全6巻、文庫版全6巻、高校相撲)
- こんこんちきち(1996年、『週刊ヤングサンデー』、小学館、全1巻、落語)
- ゲイン(1997年 - 1998年、『週刊少年サンデー』、全7巻、高校ラグビー)
- 黄金のラフ〜草太のスタンス〜(1999年 - 2011年、『ビッグコミック』、小学館、全33巻、プロゴルフ)
- 黄金のラフII〜草太の恋〜(2014年 - 2019年、『ビッグコミック』、小学館、全13巻、プロゴルフ)
- ライスショルダー(2007年 - 2013年、『モーニング』、講談社、全18巻、女子ボクシング)
- 南風原カーリングストーンズ(2020年 - 2022年、『ビッグコミック』、小学館、全8巻、カーリング)
原作のみ担当
[編集]- キック・ザ・ちゅう(画:杉崎守、1991年 - 1993年、『月刊少年ジャンプ』、全8巻)
- 佐々霧兵吾 円錐剣(画:山田芳裕、1992年、『ミスターマガジン』、講談社) - 山田芳裕短編集『泣く男』に収録。
師匠
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『わたるがぴゅん!』3巻によれば、チーム内で四冠王を取ったこともあるとのこと。
出典
[編集]- ^ a b “ライスショルダー / なかいま強 - モーニング公式サイト - モアイ”. 講談社. 2014年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月10日閲覧。
- ^ a b c d e f 『週刊少年サンデー特別編集 30周年記念増刊号』「WIDE インタビュー なかいま強」 pp.49
- ^ 『わたるがぴゅん!』 6巻著者コメント
- ^ a b 『わたるがぴゅん!』 2巻著者コメント
- ^ a b c なかいま強 プロフィール(TSUTAYA T-SITE) - ウェイバックマシン(2015年9月1日アーカイブ分)
- ^ “男子以上にハングリー「ライスショルダー」なかいま強さん - 47NEWS(よんななニュース)”. 47news (2012年9月21日). 2013年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月10日閲覧。
- ^ “【沖縄男子注目!!】『黄金のラフ』のなかいま強氏、アシスタント募集!!”. 2014年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月9日閲覧。
- ^ 沖縄タイムス プロの技 ファン見入る なかいま強さんが実演 沖縄マンガ展 Archived 2010年8月5日, at the Wayback Machine.
- ^ a b “なかいま強「うっちゃれ五所瓦」30年ぶり復活、熱血男・五所瓦角が大相撲に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年1月25日) 2023年1月25日閲覧。