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ヘゴ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヘゴ科
分類PPG I 2016)
: 植物界 Plantae
: 維管束植物門 Tracheophyta
亜門 : 大葉植物亜門 Euphyllophytina
: 大葉シダ綱 Polypodiopsida
亜綱 : 薄嚢シダ亜綱 Polypodiidae
: ヘゴ目 Cyatheales
: ヘゴ科 Cyatheaceae
学名
Cyatheaceae Kaulf.
タイプ属
Cyathea Sm. (1793)
シノニム

ヘゴ科[1][2](ヘゴか、桫欏科、学名Cyatheaceae)は、ヘゴ目に属する薄嚢シダ類の1である。多くは木生シダとなり、直立する茎に多数の根を生やして幹と呼ばれる構造を作る。世界中の熱帯から亜熱帯にかけて広く分布する[3][2]

コケシノブ科に似た薄い葉を持ち、南アメリカギアナ高地にのみ知られるヒメノフィロプシス属はかつて独立したヒメノフィロプシス科に置かれていたが[4]、現在では極端に特殊化したものだと考えられ、ヘゴ科キュアテア属に内包される[5]

形態

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胞子体

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地上生で、多くの種が木生化する[2]。草原のような風当たりの強い場所では裸子植物ソテツや木生単子葉類ヤシに似た姿となる[6]

茎は普通直立し、数メートルから十数メートル(m)に達する[2]。そうした種では茎の表面が不定根に覆われ、(みき、trunk-like stem)と呼ばれる構造を作る[2][7][8]。幹の直径は非常に太くなることが多い[2]。この幹は葉柄基部や不定根が茎の表面に重なり形成されたものであり、木質植物が形成する真の(材)とは異なる[8]。一方クサマルハチやチャボヘゴではほとんど木生にならない[9]多環網状中心柱を持ち、背腹性は見られない[2]。旧ヒメノフィロプシス属 Hymenophyllopsis では根茎は直立するか、匍匐することもある[4]

また、先端や葉の基部には大型の鱗片を生じ、を持つこともある[2]モリヘゴ属 Sphaeropteris は鱗片に縁取りを持たないのに対し、それ以外の3属は鱗片に縁取りを持つ[10]

ヘゴ科の「幹」
Sphaeropteris intermedia の胞子体。非常に大きく成長する。
Cyathea microdonta の幹の断面。多環網状中心柱が観察できる。
マルハチ Sphaeropteris mertensiana の幹。逆丸八の字形の葉痕が並ぶ。
Alsophila tricolor の幹。枯れた葉の葉柄が多数付着する。

は胞子葉と栄養葉が同形で、大型になり、長さ 5 m に達することもある[2]。葉にも鱗片を持つ[2]葉身は普通1–3回羽状複葉であるが、ごくまれに2回羽状複生から3回羽状深裂単葉となるものもある[2][3]。葉脈は単条か、分岐するものもある[2]。普通は遊離脈であるが、一部の種では網状脈のものも知られる[2]。葉軸上の羽軸分岐点には腺を持つものも多い[2]。葉軸向軸側の溝はあっても羽軸に流れ込むことはない[2]。旧ヒメノフィロプシス属の形態は特殊で、コケシノブ科に似た膜状の葉を形成する[2][4]。細胞層は3層ほどで気孔は退化し、長さは大きくても 30 cmセンチメートル[4]

葉柄の断面は、細い維管束が背軸側向軸側にそれぞれ集合する[2]。それ以外の集合が見られることもある[2]。通気組織が2列に並ぶ[2]。葉柄基部に離層を形成するものと、そうでないものがある[2][11]離層を形成する種では葉が脱落した後に、茎の表面に逆さの「丸八」字状の葉痕(ようこん、leaf scar)を残す[2][7]

ヘゴ科の葉
Sphaeropteris medullaris の樹冠。
Sphaeropteris robusta若い葉
Alsophila cunninghamii若い葉

胞子嚢群は葉表面の辺縁近くの脈端か分岐点に付着する[2]包膜はあるものとないものがあり、包膜を持つものは胞子嚢群全体を覆っている[2]チャボヘゴ属 Gymnosphaera は包膜を欠く[10]。ただし、旧ヒメノフィロプシス属では胞子嚢群は縁辺よりやや内側に形成され、包膜は二弁状である[2][4]。胞子嚢床は隆起し、球形または円筒形である[2]。胞子の成熟は順熟型[2][12]。胞子嚢柄は短く、4細胞列からなる[2]。環帯は斜め巻きで、普通側糸を持つ[2]。1胞子嚢当りの胞子数は64個または16個で[2]ヘゴ属 Alsophila は1胞子嚢当り16個の胞子をつくる[10]胞子は四面体形で三溝[2]

ヘゴ科の胞子嚢群
Cyathea microdonta の若い胞子嚢群
Sphaeropteris cooperi の胞子嚢群
ヘゴ科の胞子嚢群の切片 A. 表皮、B. 維管束、C. 胞子、D. 胞子嚢、E. 偽包膜

配偶体

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配偶体葉緑体を持ち、心臓形前葉体をなす[2]。クッション部の細胞層はウラボシ目と比較してやや厚い[2]。毛または鱗片状の構造物を持つことがある[2]

染色体と倍数性

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染色体基本数は x = 69, 70[2]。日本産の種では2倍体のものと4倍体のものが知られる[13]

分布と生態

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熱帯から亜熱帯に広く分布する[3][2]。一部は暖温帯にも見られる[3]。旧ヒメノフィロプシス属は、ギアナ高地ベネズエラガイアナブラジル)にのみ産する[4]。特に半数は1–2個の山塊に分布が限定される[4]

生育環境は多様である[3]。森林伐採後の二次植生として群生し、広大なヘゴ林を形成することも多い[3]。多湿の環境は幹の表面を覆う不定根が水分を回収するのに役立っている[8]。湿地性のものも知られるほか、温帯や亜高山帯のものは小型化し、はっきりした木生にはならないものもある[3]。特に旧ヒメノフィロプシス属では、普通標高 1,600–2,200 m のテーブル台地の砂岩質の岩壁や裂罅に生育し、日陰で湿気の多い環境に適応し、葉は薄く、非常に小形となっている[4]

下位分類

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Sphaeropteris medullaris

高さ 10 m を超える大型のシダであることもあり、分類が難しい[11]。日本では長らくヘゴ属 Cyathea の1属とされた[10][11]Holttum (1964)オーストラリア太平洋地域のヘゴ科について詳細な研究を行い、鱗片の形態、包膜の有無、胞子嚢群周辺の鱗片の形質などから亜属を定義した[11]

PPG I (2016) では3属643種とされたが[14]Hassler (2024) ではヘゴ属 Alsophila からモリヘゴ属 Sphaeropteris を分離した4属が認識される。このうち日本には3属[15]、8種が知られる[15][10][3]

タイプ属はキュアテア属 Cyathea。そのタイプ種Cyathea arborea (L.) Sm.レクトタイプ指定されている[5]。この種は初め、カール・フォン・リンネによりウラボシ科Polypodium arboreum L. として記載されたものである[5]

また、メタクシア属およびロフォソリア属がヘゴ科に内包されたことがあるが[3]、現在ではそれぞれメタクシア科およびディクソニア科とされ、ヘゴ目に含まれる(#系統関係を参照)。また、逆に独立したヒメノフィロプシス科 Hymenophyllopsidaceae に置かれたヒメノフィロプシス属[4]、現在ではヘゴ科のキュアテア属に内包される[5]

以下、Hassler (2024) による4属に、中池 (2018) による日本産の種を表示する。

かつての分類体系

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また、かつての全種をヘゴ属に内包する分類では、以下のような分類体系が用いられた[10]

  • ヘゴ科 Cyatheaceae Kaulf.
    • ヘゴ属 Cyathea
      • ヘゴ亜属 Cyathea subg. Cyathea
        • Cyathea 系統
        • Alsophila 系統 - ヘゴ、エダウチムニンヘゴ
        • Gymnosphaera 系統 - クロヘゴ、メヘゴ、チャボヘゴ、クサマルハチ
      • ヒカゲヘゴ亜属 Cyathea subg. Sphaeropteris - ヒカゲヘゴ、マルハチ

系統関係

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ヘゴ目に置かれる[14][26]。ヘゴ科はタカワラビ科、ディクソニア科、メタキシア科と単系統群を形成する[2]

なお、Christenhusz & Chase (2014) ではPPG Iにおけるヘゴ目がすべてヘゴ科にまとめられ、もともとの科はヘゴ科内の亜科とされた[27]。本項におけるヘゴ科はそのうちの1亜科 Cyatheoideae Endl. (1836) とされた[27][28]。しかし、海老原 (2016)PPG I (2016) などではこれは支持されず、ヘゴ目の1科としての分類が踏襲されている。

以下、分子系統解析に基づくヘゴ目の系統関係を示す。

Korall et al. (2006), Korall et al. (2007), Lehtonen (2011), PPG I (2016) Nitta et al. (2022)
ヘゴ目

ティルソプテリス科 Thyrsopteridaceae

ロクソマ科 Loxsomataceae

クルキタ科 Culcitaceae

キジノオシダ科 Plagiogyriaceae

ヘゴ科 Cyatheaceae

タカワラビ科 Cibotiaceae

ディクソニア科 Dicksoniaceae

メタキシア科 Metaxyaceae

Cyatheales
ヘゴ目

ティルソプテリス科 Thyrsopteridaceae

ロクソマ科 Loxsomataceae

クルキタ科 Culcitaceae

キジノオシダ科 Plagiogyriaceae

メタキシア科 Metaxyaceae

タカワラビ科 Cibotiaceae

ディクソニア科 Dicksoniaceae

ヘゴ科 Cyatheaceae

Cyatheales

化石記録

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Cyathea inequilateralis羽葉印象化石

最古の記録は中生代ジュラ紀から白亜紀ごろの地層から知られる[2]。胞子化石から、白亜紀には南半球に広く分布していたことが分かっている[29]

利用

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食用に調理されたヒカゲヘゴ

ヘゴは人間とのかかわりが深いシダである[30]。巨大な「幹」や葉は世界各地で様々に利用されてきた[3]。軽くて加工しやすく、水持ちが良いうえに腐りにくいため10年近くも保つ[30]

ヘゴ科の「幹」はそのまま伐採して、家の垣根などの建造物に利用される[3][30]。彫刻して装飾品にも用いることがあり[3]、細いものは生け花の器などに加工され利用されてきた[30]

近年では専ら、園芸材料の「ヘゴ材(ヘゴ板)」として利用される[3][30]洋ランは自生地では樹木や岩石に着生するため、洋ランの栽培に円盤状や板状、棒状や植木鉢状に加工して利用される[30]。また、ほぐしたヘゴの根はコンポストとして用いられる[30]。もともとはラン科植物や着生シダ類、キヅタ属などのつる植物の栽培に利用されてきたが、植木鉢状の加工がなされるようになり、様々な植物を育てる園芸資材として用いられるようになった。

ヘゴは髄に多量の澱粉を含む茎や若い葉は食用とされる[3]オーストラリアではほろ苦い甘みがあり、まずいカブのような味だという記述がある[3]カブカボチャの約2倍に当たる 60 kcal/100 g熱量を持つとされる[3]

また、熱帯温室で栽培され、湿潤熱帯を表現する要素として用いられる[31]。そのため、ヨーロッパの植物園では看板植物の一つとなっている[32]

しかし、ヘゴ板の建材や園芸資材の需要は多くの種を脅かし、ワシントン条約により輸入規制されるものもある[3][30]

脚注

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注釈

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  1. ^ Amphicosmia Gardner; Dichorexia C.Presl; Nephelea R.M.Tryon; Thysanobotrya Alderw. を内包する[5]。かつては Cyathea 属に内包された[10]
  2. ^ 海老原 (2016) では Cyathea spinulosa Wall. ex Hook. と引用される[10]
  3. ^ もともと南硫黄島の固有種とされ[10]中池 (2018) では Alsophila tuyamae (H.Ohba) Nakaike (2013) とされる[15]。しかし、北マリアナ諸島アラマガン島に産する Alsophila aramaganensis と同一の形態を持ち、海老原 (2016) では Cyathea aramaganensis Kaneh. と引用される[10]。また、Hassler (2024) ではモリヘゴ属とされて Sphaeropteris aramaganensis (Kaneh.) R.M.Tryon (1970) が有効とされ、Alsophila aramaganensis はシノニムとされる。また、和名はエダウチヘゴとされたこともあるが、下記の別種と競合する[10]
  4. ^ 現在の日本の領土には分布せず、台湾蘭嶼に産する[10]海老原 (2016) では Cyathea fenicis Copel. と引用される[10]
  5. ^ 海老原 (2016) では Cyathea hancockii Copel. と引用される[18]
  6. ^ 海老原 (2016) では Cyathea metteniana (Hance) C.Chr. & Tardieu と引用される[18]
  7. ^ 早田文藏により Alsophila ogurae Hayata として記載された。海老原 (2016) では Cyathea ogurae (Hayata) Domin と引用される[18]
  8. ^ 海老原 (2016) では Cyathea podophylla (Hook.) Copel. と引用される[10]
  9. ^ かつては本属がヘゴ属と呼ばれた[1][10]Actinophlebia C.Presl; Chnoophora Kaulf.; Cnemidaria C.Presl; Cnemidopteris Reichenb.; Cormophyllum Newm.; Disphenia C.Presl; Hemitelia R.Br.; Hemistegia C.Presl; ヒメノフィロプシス属[25][4] Hymenophyllopsis K.I.Goebel;Microstegnus C.Presl; Trichopteris C.Presl; ×Cyathidaria Caluff. を内包する[5]
  10. ^ Eatoniopteris Bomm.; Fourniera Bomm.; Schizocaena J.Sm. を内包する[5]
  11. ^ 海老原 (2016) では Cyathea lepifera (J.Sm. ex Hook.) Copel. と引用される[18]
  12. ^ 海老原 (2016) では Cyathea mertensiana (Kunze) Copel. と引用される[18]

出典

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  1. ^ a b 岩槻 1992, p. 95.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak 海老原 2016, p. 345.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 西田 1997, p. 67.
  4. ^ a b c d e f g h i j 加藤 1997, p. 70.
  5. ^ a b c d e f g PPG I 2016, p. 576.
  6. ^ 西田 1997, p. 678.
  7. ^ a b 海老原 2016, p. 10.
  8. ^ a b c 岩槻 1992, p. 17.
  9. ^ 西田 1997, p. 68.
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 海老原 2016, p. 346.
  11. ^ a b c d 中村 2008, p. 73.
  12. ^ 岩槻 1992, p. 19.
  13. ^ 海老原 2016, pp. 346–347.
  14. ^ a b PPG I 2016, p. 575.
  15. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 中池 2018, p. 7.
  16. ^ a b Hassler 2024, 024.0004 "Genus Alsophila R.Br.".
  17. ^ Hassler 2024, 024.0002 "Genus Gymnosphaera".
  18. ^ a b c d e f g h i 海老原 2016, p. 347.
  19. ^ 生産局生産流通振興課 花き産業振興室『平成20年度 農林水産物貿易円滑化推進委託事業 アメリカ花き品目別市場実態調査報告書』(レポート)農林水産省、March 2009、130頁https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_enkatu/pdf/flower_acall.pdf2023年6月15日閲覧 
  20. ^ 経済産業省 貿易経済協力局 貿易管理部 野生動植物貿易審査室『植物|ワシントン条約規制対象種 附属書(リスト)』(レポート)経済産業省、2023年3月17日、8頁https://www.meti.go.jp/policy/external_economy/trade_control/02_exandim/06_washington/download/230223_revised03017_appendix_flora.pdf2023年6月15日閲覧 
  21. ^ 財務省関税局『ワシントン条約該当物品輸入差止等実績(平成29年)』(レポート)財務省関税局、2017年、2頁https://www.customs.go.jp/mizugiwa/washington/washington2017.pdf2023年6月15日閲覧 
  22. ^ 平嶋 1994, p. 231.
  23. ^ 市川市動植物園『動植物園年報 平成23年度』(レポート)市川市、2012年4月1日、31頁https://www.city.ichikawa.lg.jp/common/000298330.pdf2023年6月15日閲覧 
  24. ^ 市川市動植物園『動植物園年報 平成30年度』(レポート)市川市、2019年4月1日、27頁https://www.city.ichikawa.lg.jp/common/000309474.pdf2023年6月15日閲覧 
  25. ^ 岩槻 1975, p. 184.
  26. ^ Christenhusz et al. 2011, p. 12.
  27. ^ a b Christenhusz & Chase 2014, p. 588.
  28. ^ 海老原 2016, p. 340.
  29. ^ 西田 1997, p. 70.
  30. ^ a b c d e f g h 橋本 1997, p. 68.
  31. ^ 西田 1997, p. 66.
  32. ^ 岩槻 1992, p. 36.

参考文献

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外部リンク

[編集]
  • ウィキメディア・コモンズには、ヘゴ科に関するカテゴリがあります。