コンテンツにスキップ

原田夏希

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はらだ なつき
原田 夏希
本名 原田 夏希(結婚前)[1]
生年月日 (1984-07-07) 1984年7月7日(40歳)
出生地 日本の旗 日本静岡県静岡市[2]
身長 168 cm[1][3]
血液型 AB型[4]
職業 女優ファッションモデル
ジャンル テレビドラマ映画
活動期間 1998年 -
配偶者 あり(2016年 - )
事務所 オスカープロモーション
主な作品
テレビドラマ
わかば
篤姫
ハチミツとクローバー
映画
イエスタデイズ
受賞
TAMA映画祭
最優秀作品賞

2012年この空の花 長岡花火物語
2014年野のなななのか
テンプレートを表示

原田 夏希(はらだ なつき、1984年昭和59年〉7月7日[4] - )は、日本女優ファッションモデルオスカープロモーション所属[3]

来歴

[編集]

静岡県静岡市出身[2]静岡県立静岡高等学校を経て[5]、2007年に明治大学文学部文学科演劇学専攻卒業[5]。模範卒業生にも選ばれている[6]

中学2年の時に、静岡市内で行われている大道芸ワールドカップin静岡を見て同級生と立ち話をしている時にスカウトされる[1][5]。高校と大学進学を条件に芸能界入りを両親が了承し、CMなど学業優先で夏休みなどの長期休暇で出来る仕事に限定して芸能活動を開始した[1]。2001年、映画『ココニイルコト』で女優デビュー[5]

大学入学を機に上京し、芸能活動を本格的に開始[1]。2004年度下半期のNHK連続テレビ小説わかば』の主人公・高原若葉役を演じ、知られるようになった。朝ドラのオーディションに挑戦したのは5回目で、1913人の中からの抜擢だった[1]。『わかば』は2005年8月に東京都明治座で舞台公演化され、引き続き主役を務めた。同年開催された「愛・地球博」(愛知万博)では、長久手町会場で展示された「バイオラング」といわれる緑化壁アンバサダーに就任した[7]

『わかば』の後は再び学業を優先させたが、2007年の明治大学卒業以降活動の場を広げ、ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍を続けている。2008年には『ハチミツとクローバー』で初の民放連ドラレギュラー出演の他、大河ドラマ篤姫』に出演。秋には長編映画初ヒロインとなる『イエスタデイズ』が公開された。2012年度にはTBSラジオ原田夏希 宴もたけなわではございますが』でパーソナリティを務めた。

ウイングスジャパン、アイディープランニングを経て、2014年7月にオスカープロモーションへ移籍[3]

2014年に友人の紹介を通じて知り合い2016年1月より交際していた同年齢の医師と、5か月の交際期間を経て同年6月2日に結婚した[8]。翌2017年1月に第1子の妊娠を発表[9]、同年6月に出産した[10]

2019年、夫の仕事の都合でハワイに移住[11]。9月に第2子を出産[12]ファッション雑誌VERY』のレギュラーモデルなどを務める[11]

2021年12月28日、秋に第3子を出産したことを報告[13]

人物

[編集]

出演

[編集]

テレビドラマ

[編集]

映画

[編集]

舞台

[編集]
  • わかば(2005年8月5日 - 28日、明治座) - 主演・高原若葉 役
  • サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛〜 - ヒロインユ・ミリ 役
    • (2008年7月26日 - 8月17日、シアタートラム)
    • (2010年3月26日 - 4月4日、本多劇場ほか全国ツアー)
  • ゴッドスペル(2010年12月5日 - 26日、シアタートラム)
  • Endless SHOCK(2011年2月5日 - 3月10日、帝国劇場) - リカ 役[23]
  • パレード(2012年1月16日 - 2月5日、天王洲銀河劇場) - 相馬未来 役
  • ドン・ドラキュラ(2015年4月)
  • 葛河思潮社 第五回公演『浮標』(2016年8月4日 - 8月7日、KAAT神奈川芸術劇場 他) - 美緒 役[24]

バラエティ

[編集]

ほか多数

ラジオドラマ

[編集]

ラジオ

[編集]

CM他

[編集]

書籍

[編集]

写真集

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g 原田夏希(インタビュアー:中野由喜)「インタビュー〈日曜日のヒロイン〉第434回 原田夏希」『nikkansports.com』、2004年10月10日。オリジナルの2004年10月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20041021021509/http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/interview/2004/sun041010.html2014年9月1日閲覧 
  2. ^ a b 原田夏希”. KINENOTE. 2016年6月25日閲覧。
  3. ^ a b c “原田夏希 心機一転!米倉の事務所に移籍(1/3ページ)”. DAILY SPORTS ONLINE. (2014年8月11日). https://www.daily.co.jp/gossip/2014/08/11/0007224639.shtml 2016年6月25日閲覧。 
  4. ^ a b c 原田夏希”. ドラマ部. オスカープロモーション. 2016年6月25日閲覧。
  5. ^ a b c d e f ぴいぷる 原田夏希”. ZAKZAK (2008年10月29日). 2014年9月1日閲覧。
  6. ^ “小山慶一郎「明大模範卒業生」に選出”. Sponichi Annex. (2007年3月27日). オリジナルの2008年1月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080126114431/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/special/2007jya/KFullNormal20070327048.html 2021年7月2日閲覧。 
  7. ^ スペシャルインタビュー バイオ・ラングアンバサダー 原田夏希さん”. 愛・地球博 (2005年). 2014年9月1日閲覧。
  8. ^ “原田夏希 同じ年の医師と結婚”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2016年6月2日). https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2016/06/02/0009144903.shtml 2016年6月2日閲覧。 
  9. ^ “原田夏希が妊娠5ヶ月 出産後も仕事は継続”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年1月1日). https://www.oricon.co.jp/news/2084038/full/ 2017年8月14日閲覧。 
  10. ^ “04年の朝ドラヒロイン原田夏希、第1子出産していた”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2017年7月2日). https://www.sanspo.com/article/20170702-OLMWGFPPZRM6LKGJ4R6GQQYGFI/ 2017年7月2日閲覧。 
  11. ^ a b 原田夏希 (2019年6月14日). “原田夏希ブログ「はじめまして。」”. VERY公式サイト. 光文社. 2020年6月18日閲覧。
  12. ^ “原田夏希、昨年9月に第2子出産していた「毎日がとても充実」”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2020年5月1日). https://www.sanspo.com/article/20200501-IUACSOQKPFK33HRC4IKZ6LGV44/ 2020年5月1日閲覧。 
  13. ^ “原田夏希 第3子出産を報告「子供を無事に育てることに無我夢中」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年12月28日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202112280000075.html 2021年12月28日閲覧。 
  14. ^ 小野友樹 [@onoyuki19840622] (2017年11月5日). "同窓会で、女優の原田夏希氏に遭遇。NHK朝ドラにも主演した彼女、在学中も目立つ存在だったらしいが、僕はその存在すら知らず。改めて高校時代のオレ…やべぇな…。同級生なのに、ようやく話せた…<●><●>". X(旧Twitter)より2020年5月1日閲覧
  15. ^ 原田夏希Instagram”. 2017年11月7日閲覧。
  16. ^ “広末涼子「母親としてはしんどい役」 9・29WOWOWドラマ主演”. Sponichi Annex. (2013年9月29日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/09/29/kiji/K20130929006704940.html 2021年2月5日閲覧。 
  17. ^ “原田夏希 心機一転!米倉の事務所に移籍(2/3ページ)”. DAILY SPORTS ONLINE. (2014年8月11日). https://www.daily.co.jp/gossip/2014/08/11/1p_0007224639.shtml 2016年6月25日閲覧。 
  18. ^ ドラマ「共犯 元刑事 永井耕作の誘拐捜査」”. ザテレビジョン. KADOKAWA (2016年6月1日). 2020年7月16日閲覧。
  19. ^ 中村梅雀主演「伝七捕物帳」の現場はめでたいことが続出。徳重聡は父になり、原田夏希は結婚”. インターネットTVガイド (2016年6月16日). 2016年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月25日閲覧。
  20. ^ 【原田夏希】NHKドラマ10「透明なゆりかご」出演情報!”. News. オスカープロモーション (2018年9月14日). 2018年10月6日閲覧。
  21. ^ “原田夏希、一糸まとわぬ姿に 「極妻」で強烈濡れ場”. Sponichi Annex. (2013年2月9日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/02/09/kiji/K20130209005158070.html 2018年10月6日閲覧。 
  22. ^ “「鋼の錬金術師」実写映画化!山田涼介らキャスト解禁、6月よりイタリアで撮影”. 映画ナタリー. (2016年5月24日). https://natalie.mu/eiga/news/188097 2016年5月24日閲覧。 
  23. ^ 帝国劇場開場100周年記念公演 堂本光一主演「Endless SHOCK」がスタート!”. ザテレビジョン (2011年2月7日). 2017年3月7日閲覧。
  24. ^ 演出・長塚圭史、田中哲司×原田夏希による葛河思潮社 第五回公演『浮標』開幕”. エンタステージ (2016年8月5日). 2017年3月7日閲覧。
  25. ^ 青春アドベンチャー 2013年 放送済みの作品:NHKオーディオドラマ”. NHKオーディオドラマ. 2019年6月23日閲覧。

外部リンク

[編集]