吉川トリコ
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吉川トリコ | |
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誕生 |
1977年10月19日(47歳) 日本・静岡県浜松市 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2004年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『グッモーエビアン!』 |
主な受賞歴 |
2004年:第3回女による女のためのR-18文学賞大賞・読者賞(『ねむりひめ』) 2021年:第28回島清恋愛文学賞(『余命一年、男をかう』) |
デビュー作 | 『しゃぼん』 |
吉川 トリコ(よしかわ トリコ、1977年10月19日 - )は、日本の小説家。静岡県浜松市出身[1]。愛知県名古屋市在住[1]。
来歴
[編集]愛知淑徳短期大学文芸学科卒業[2][3]。在学中は清水良典に学んだ。2004年(平成16年)、『ねむりひめ』で新潮社「女による女のためのR-18文学賞」の第3回大賞・読者賞を受賞[4]。同年、短編集『しゃぼん』にて同社からデビュー。
2007年(平成19年)には、『グッモーエビアン!』を原作とした東海テレビの単発ドラマ『なごや寿ロックンロール〜「グッモーエビアン!」より〜』が放送された[1]ほか、『戦場のガールズライフ』がドラマ化され[1]BSフジで全20話放送されている。また、2012年(平成24年)12月15日には『グッモーエビアン!』の映画化作品が全国にて公開された。
2013年(平成25年)3月26日[5]より中日新聞のウェブサイト「中日新聞ほっとWeb」で名古屋を舞台とした短編小説「東海百景 吉川トリコの名古屋16話」を連載していた[6]。
2021年、「流産あるあるすごく言いたい」(『おんなのじかん』収録)で第1回PEPジャーナリズム大賞オピニオン部門受賞[4]。2022年、『余命一年、男をかう』で第28回島清恋愛文学賞受賞[1]。
著書
[編集]- 「マリー・アントワネットの日記」シリーズ
- 『マリー・アントワネットの日記 Rose』(2018年7月、新潮文庫nex) ISBN 978-4101801308
- 『マリー・アントワネットの日記 Bleu』(2018年7月、新潮文庫nex) ISBN 978-4101801315
- 『ベルサイユのゆり―マリー・アントワネットの花籠―』(2019年8月、新潮文庫nex) ISBN 978-4-10-180165-0
- その他
- 『しゃぼん』(2004年、新潮社 / 2009年、集英社文庫)ISBN 4104725013 / ISBN 978-4-08-746504-4
- 『グッモーエビアン!』(2006年、新潮社 / 2012年、新潮文庫)ISBN 4104725021 / ISBN 978-4-10-138781-9
- 『戦場のガールズライフ』(2006年、小学館 / 2008年、小学館文庫)ISBN 4093861781 / ISBN 978-4094083248
- 『「処女同盟」第三号』(2007年、集英社)ISBN 4087748472
- 文庫版『夢見るころはすぎない』(2011年、集英社文庫) ISBN 4087466795
- 『C級フルーツパフェ』(2008年、光文社 / 2010年、光文社文庫)ISBN 4334925928 / ISBN 978-4334748715
- 『トゥインクルスター☆シューティングスター』(2009年、集英社コバルト文庫)ISBN 4086013681
- 『オリーブ-Girls & Boys』(2010年、メディアファクトリーMF文庫ダ・ヴィンチ)ISBN 4840132372
- 『なにもいらない』(2010年、小学館)ISBN 4093862737
- 『少女病』(2011年、光文社 / 2019年、ポプラ文庫) ISBN 4334927742 / ISBN 978-4591163412
- 『東京ネバーランド』(2012年、実業之日本社) ISBN 4408536067
- 『14歳の周波数』(2013年、実業之日本社文庫) ISBN 4408551198
- 『ぶらりぶらこの恋』(2013年、幻冬舎 / 2016年、講談社文庫) ISBN 4344024397 / ISBN 978-4-06-293514-2
- 『ミドリのミ』(2014年、講談社 / 2017年、講談社文庫) ISBN 978-4062189781 / ISBN 978-4062936927
- 『名古屋16話』(2015年8月、ポプラ社) ISBN 978-4591146101
- 文庫版『ずっと名古屋』(書下ろしを加え改題、ポプラ文庫、2017年8月) ISBN 978-4591155684
- 『うたかたの彼』(2015年12月、実業之日本社文庫) ISBN 978-4408552705
- 『光の庭』(2016年2月、光文社)ISBN 978-4334910778
- 『こんな大人になるなんて』(2016年4月、徳間文庫)ISBN 978-4198940966
- 『女優の娘』(2019年、ポプラ社 / 2022年、ポプラ文庫) ISBN 978-4591163399 / ISBN 978-4-591-17334-3
- 『夢で逢えたら』(2020年10月、文春文庫)ISBN 978-4167915766
- 『余命一年、男をかう』(2021年7月、講談社)ISBN 978-4065238141
- 『おんなのじかん』(2021年9月、新潮社) ISBN 978-4104725038
- 『流れる星をつかまえに』(2022年8月、ポプラ社) ISBN 978-4591174111
- 『あわのまにまに』(2023年2月、角川書店) ISBN 978-4041121566
- 『コンビニエンス・ラブ』(2023年10月、100min.NOVELLA) ISBN 978-4910207889
- 寄稿アンソロジー
- 『甘い記憶―6 Sweet Memories』(2008年、新潮社) ISBN 978-4-10-473151-0
- 『甘い記憶』(2011年、新潮文庫) ISBN 978-4-10-120808-4
- 『文芸あねもね』(2012年、新潮文庫) ISBN 978-4-10-136062-1
- 『明日町こんぺいとう商店街 : 招きうさぎと七軒の物語』(2013年、ポプラ文庫) ISBN 978-4591137109
- 『密やかな口づけ』(2014年、幻冬舎文庫) ISBN 978-4344421646
- 『明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語』(2014年、ポプラ文庫) ISBN 978-4591139738
- 『この部屋で君と』(2014年、新潮社文庫nex) ISBN 978-4-10-180005-9
- 『ラブソングに飽きたら』(2015年2月、幻冬舎文庫) ISBN 978-4-34-442306-0
- 『ナゴヤドームで待ちあわせ』(2016年7月、ポプラ社) ISBN 978-4591150870
- 『夜更けのおつまみ』(2020年3月、ポプラ文庫)ISBN 978-4591166345
- 『朝倉かすみリクエスト!スカートのアンソロジー』(2021年8月、光文社)ISBN 978-4334914202
脚注
[編集]- ^ a b c d e “吉川トリコさん『余命一年、男をかう』 島清恋愛文学賞:中日新聞Web”. 中日新聞Web. 中日新聞社. 2022年10月9日閲覧。
- ^ 文芸あねもねトークショーin名古屋レポ
- ^ “作家の読書道 第209回:吉川トリコさん|好書好日”. 好書好日. 2020年10月28日閲覧。
- ^ a b “吉川トリコ | 著者プロフィール”. www.shinchosha.co.jp. 新潮社. 2022年10月27日閲覧。
- ^ 中日新聞ほっとWebオフィシャルfacebook3月26日分を参照
- ^ 毎月第4水曜日に更新
関連項目
[編集]- 日本の小説家一覧
- 愛知県出身の文化人一覧
- 南綾子 - 文芸学科の後輩
外部リンク
[編集]- 吉川トリコ (@bonbontrico) - X(旧Twitter)
- bonbonmemo 備忘録
- 吉川トリコWEB