川間駅
川間駅 | |
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北口(2023年5月) | |
かわま Kawama | |
◄TD 12 南桜井 (2.3 km) (2.2 km) 七光台 TD 14► | |
所在地 | 千葉県野田市尾崎832 |
駅番号 | TD13 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 |
■野田線 (東武アーバンパークライン) |
キロ程 | 22.9 km(大宮起点) |
電報略号 | ワマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東武 1]15,646人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)10月1日[1] |
川間駅(かわまえき)は、千葉県野田市尾崎にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である。駅番号はTD 13。千葉県最北端に位置する駅である。
歴史
[編集]- 1930年(昭和5年)10月1日:総武鉄道野田線清水公園駅 - 粕壁駅(現・春日部駅)間開通時に開設[1]。現在地へ移転した野田町駅(現・野田市駅)より旧駅駅舎を移築転用した[2]。
- 1944年(昭和19年)3月1日:陸上交通事業調整法に基づき、東武鉄道が総武鉄道を吸収合併、同社野田線の駅となる。
- 1970年(昭和45年):駅舎改築[2]。
- 2009年(平成21年)3月23日:発車メロディ導入。
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南口 旧駅名看板(2007年3月)
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北口 旧駅名看板(2007年3月)
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南口 旧駅名看板(2012年8月)
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北口 旧駅名看板(2012年8月)
駅名の由来
[編集]江戸川と利根川間に位置する所から、1889年(明治22年)に旧中里・東金野井・船形・尾崎の4ヶ村を合併した折に東葛飾郡川間村と命名され、1957年(昭和32年)に野田市へ編入された。駅が出来たのは1930年(昭和5年)で、駅名は旧村名が生かされて命名されたとされる[3]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な地上駅。駅南北を連絡する地下道中間から階段を上った所に駅舎があり、駅舎からは船橋方面にホームが伸びる形態である。
南桜井駅・梅郷駅同様場内を延長し、交換停車時間削減を図っている駅である。当駅の場合は大宮方場内を延長し、下り線のみ第二場内信号機まで設置されている。
開設当初は、改札内に汲取り式トイレが設置されていたが、1993年(平成5年)頃より水洗式トイレとなり、以降は改札外に設置されている。その後は2010年度(平成22年度)にエレベーターと多機能トイレを新設し、駅構内のバリアフリー化が図られており、2015年度(平成27年度)には北口駅前広場が整備された。
駅構内の店舗には改札外にミニストップ川間駅前店、日本海庄や川間店、歯科、ベーカリーカフェなどがある[3]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先[4] |
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1 | 東武アーバンパークライン | 下り | 柏方面 |
2 | 上り | 大宮方面 |
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駅構内(2019年5月)
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駅ホーム(2019年5月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は15,646人である[東武 1]。野田市内で最も乗降人員が多い。
近年の1日乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 [5][東武 2] |
1日平均 乗車人員 [6] |
出典 |
---|---|---|---|
2001年(平成13年) | 20,556 | 10,292 | |
2002年(平成14年) | 20,148 | 10,074 | |
2003年(平成15年) | 19,677 | 9,845 | |
2004年(平成16年) | 19,268 | 9,649 | |
2005年(平成17年) | 19,106 | 9,570 | |
2006年(平成18年) | 19,168 | 9,592 | |
2007年(平成19年) | 19,084 | 9,599 | |
2008年(平成20年) | 18,974 | 9,547 | |
2009年(平成21年) | 18,504 | 9,289 | |
2010年(平成22年) | 18,247 | 9,166 | |
2011年(平成23年) | 18,058 | 9,028 | |
2012年(平成24年) | 18,067 | 9,021 | |
2013年(平成25年) | 17,982 | 8,985 | |
2014年(平成26年) | 17,322 | 8,679 | |
2015年(平成27年) | 17,310 | 8,685 | |
2016年(平成28年) | 17,028 | 8,605 | |
2017年(平成29年) | 17,286 | 8,718 | |
2018年(平成30年) | 17,328 | 8,740 | |
2019年(令和元年) | 17,065 | ||
2020年(令和 | 2年)13,136 | [東武 3] | |
2021年(令和 | 3年)14,090 | 7,110 | [東武 4] |
2022年(令和 4年) | 15,204 | 7,680 | [東武 5] |
2023年(令和 | 5年)15,646 | 7,898 | [東武 1] |
駅周辺
[編集]駅周辺は東武鉄道開発によるものも含めて住宅地が広がり、また関宿地区(旧。東葛飾郡関宿町)方面への玄関口の1つでもある。北口駅前には千葉県道194号川間停車場線が走り、更に北側に国道16号、千葉県道17号結城野田線が走る。
北口
[編集]- 西武台千葉中学校・高等学校
- 野田市立川間中学校
- 野田市立川間小学校
- 野田市立尾崎小学校
- 野田市川間体育館
- 野田市川間公民館
- 川間郵便局
- 京葉銀行 川間支店
- JAちば東葛 川間駅前支店(旧・JAちば県北店舗)
- エコスTAIRAYA 川間店
- ベルク 野田尾崎店
- ビッグ・エー 野田尾崎店
- イオンタウン野田七光台
- TOBUファイン
- くすりの福太郎 川間店
- セキ薬品 川間店
- コメリパワー 野田店
- スポーツDEPO 野田船形店
- ケーズデンキ 野田泉店
- ブックスエンドウ本店(書店)
- LIXIL 七光台事業所
- 千葉カントリークラブ 川間コース(徒歩約35分)
- 丸川タクシー
南口
[編集]バス路線
[編集]北口には野田市関宿地区・茨城県猿島郡境町方面への路線バスが[7]、南口には野田市コミュニティバス「まめバス」が発着する。
のりば | 系統 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|
川間駅(北口) | KW04 | 境車庫 | 朝日自動車(境営業所) | |
KW01 | 関宿はやま工業団地 | |||
KW02 | 関宿中央ターミナル | |||
KW03 | 東宝珠花 | |||
企業バス スクールバス |
西武台千葉中学校・高等学校 | 関東自動車(千葉営業所) | ||
野田病院 | ||||
岡田病院 | ||||
千葉カントリークラブ川間コース | ||||
川間駅(南口) |
|
関宿中央ターミナル | まめバス(朝日自動車境営業所) | |
4 新北ルート | いちいのホール / 野田市役所 | まめバス(茨城急行自動車松伏営業所) | ||
5 北ルート清水 | 野田市役所 / イオンタウン野田七光台 | |||
6 北ルート堤台 | 野田市役所 | |||
7 中ルート | 堆肥センター入口 | |||
企業バス スクールバス |
野田自動車教習所 | |||
USS東京 | みず季野観光 | |||
キッコーマン総合病院 | ||||
小張総合病院・小張総合クリニック | ||||
御老公の湯境店 | ||||
協栄流通船形グロサリー集品センター | マルノウチディーエス(野田支店) |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 『地方鉄道運輸開始」『官報』第1132号、1930年10月6日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b “45 東武鉄道野田市駅”. ウェブ版千葉県の産業・交通遺跡. 千葉県立現代産業科学館 (2003年). 2023年6月17日閲覧。
- ^ a b “川間駅 | 路線図・駅情報 | 東武鉄道”. railway.tobu.co.jp. 2021年4月3日閲覧。
- ^ “川間駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
- ^ “レポート”. 関東交通広告協議会. 2023年6月17日閲覧。
- ^ “千葉県統計年鑑”. 千葉県. 2023年6月17日閲覧。
- ^ “境営業所管内路線図” (PDF). 朝日自動車. 2023年6月17日閲覧。
利用状況
[編集]- 東武鉄道の1日平均利用客数
- ^ a b c 『駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブ 。
- ^ “駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2024年9月29日閲覧。
- ^ 「駅一覧」『東武会社要覧2021』(pdf)(レポート)東武鉄道、69頁。オリジナルの2022年4月19日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 『駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 『駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブ 。
関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- 日本の都道府県の東西南北端の駅の一覧
- 千倉駅:千葉県最南端の駅。
- 海鹿島駅:千葉県最東端の駅。
- 浜金谷駅:千葉県最西端の駅。
外部リンク
[編集]- 川間駅(駅情報) - 東武鉄道