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本木雅弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
もとき まさひろ
本木 雅弘
本名 内田 雅弘(うちだ まさひろ)
旧姓:本木
生年月日 (1965-12-21) 1965年12月21日(58歳)
出生地 埼玉県桶川市(旧・北足立郡桶川町)
国籍 日本の旗 日本
身長 174 cm[1]
血液型 A型
職業 俳優
ジャンル テレビドラマ映画CM
活動期間 1981年 - 現在
活動内容 1982年:シブがき隊としてデビュー
1988年:シブがき隊解散、俳優に転身
配偶者 内田也哉子1995年 - 現在)
著名な家族 内田伽羅(長女)
UTA(長男)
玄兎(次男)
内田裕也(岳父)
樹木希林(岳母)
事務所 メンズアート
主な作品
テレビドラマ
2年B組仙八先生
恋のパラダイス
最高の片想い
徳川慶喜
幸福の王子
87%
坂の上の雲
運命の人
麒麟がくる
映画
ファンシイダンス
遊びの時間は終らない
シコふんじゃった。
ラストソング
RAMPO
トキワ荘の青春
中国の鳥人
双生児
スパイ・ゾルゲ
夜の上海
おくりびと
永い言い訳
受賞
東京国際映画祭
最優秀男優賞
1993年ラストソング
日本アカデミー賞
最優秀主演男優賞
1992年シコふんじゃった。
2008年おくりびと
最優秀助演男優賞
2015年日本のいちばん長い日
新人俳優賞
1989年226』『べっぴんの町
ブルーリボン賞
主演男優賞
1993年『シコふんじゃった。』
2009年『おくりびと』
助演男優賞
2016年『日本のいちばん長い日』『天空の蜂
その他の賞
日本映画プロフェッショナル大賞
主演男優賞
1991年遊びの時間は終わらない
毎日映画コンクール
男優主演賞
1999年中国の鳥人
2017年永い言い訳
高崎映画祭
最優秀主演男優賞
1998年『中国の鳥人』
キネマ旬報ベスト・テン
主演男優賞
2009年『おくりびと』
助演男優賞
2016年『日本のいちばん長い日』『天空の蜂』
アジア・フィルム・アワード
主演男優賞
2008年『おくりびと』
新藤兼人賞
プロデューサー賞

2008年『おくりびと』
備考
シブがき隊の元メンバー
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本木 雅弘(もとき まさひろ、1965年昭和40年〉12月21日 - )は、日本俳優司会者歌手アイドル。1980年代にはジャニーズ事務所に所属しており、男性アイドルグループシブがき隊の元メンバーである。本名:内田 雅弘(うちだ まさひろ)。旧姓:本木。愛称モッくんすばる。所属芸能事務所ジャニーズ事務所 → 個人事務所「メンズアート」。埼玉県桶川市(旧・北足立郡桶川町)出身。

来歴

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1965年、埼玉県桶川市に誕生。実家は15代続く農家。兄と弟の3人兄弟の次男。父が農業高校時代の卒業文集を眺めていてたまたま目に留まった名(雅弘)を命名した。

1981年TBSドラマ『2年B組仙八先生』でデビュー。他に薬丸裕英布川敏和三田寛子も、このドラマでデビューしている。

1982年、アイドルグループ「シブがき隊」のメンバー「モッくん」として、布川敏和(フッくん)・薬丸裕英(ヤッくん)とともに、シングル『NAI・NAI 16』で歌手デビューし、たのきんトリオに続く三人組のトップアイドルに。同期に、小泉今日子堀ちえみ松本伊代早見優石川秀美三田寛子中森明菜新田純一

1988年シブがき隊を“解隊”後、俳優活動を開始。翌年、『ファンシイダンス』で役に合わせて坊主頭で挑み、映画初出演ながらシブがき隊のイメージを覆す演技を見せた。俳優として本格的に活動し、映画『シコふんじゃった。』、大河ドラマ徳川慶喜』など主演した作品がヒットする。

1991年篠山紀信撮影によるヘアヌード写真集『white room』を出版する。また1992年、ソロとして初出場した第43回NHK紅白歌合戦(曲は井上陽水カバー東へ西へ」)で、コンドームを首からぶら下げた衣装や臀部を見せるパフォーマンスをサプライズで行い、物議を醸した。しかし、この演出はエイズ(後天性免疫不全症候群)撲滅のメッセージが込められていたという[2]

1995年内田也哉子と結婚。海外の映画賞を取材する番組に、内田が通訳として同行したこともある。彼女が17歳の時にプロポーズした。婿養子[注 1]となり、1997年に長男・雅樂(うた)、1999年に長女・伽羅(きゃら)、2010年に次男・玄兎(げんと)の3児を儲けた。

企画を自ら持ち込み、主役も務めた『おくりびと』が2009年アカデミー賞外国語映画賞を受賞している。アカデミー賞のレッドカーペットではインタビューに英語で答えた。この映画での活躍等により、2009年3月20日には埼玉県民栄誉章を受章している。

人物

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ディスコグラフィー

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シングル

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# 発売日 タイトル カップリング 規格 規格品番
徳間ジャパン / ジャパンレコーズ
1st 1991年6月1日 真夏の夜にタンゴ ジレンマつばめがえし 8cmCD TKDA-30320
2nd 1992年5月22日 東へ西へ I'M STANDING BY MYSELF 8cmCD TKDA-30537
3rd 1992年7月25日 最後に涙はみたくない NA-NA-NA 8cmCD TKDA-30644
4th 1993年8月25日 時の神話 ELECTRIC KISS 8cmCD TKDA-70149
東芝EMI / EASTWORLD
5th 1996年1月17日 グルグル GUITAR POP 8cmCD TODT-3661
6th 1997年7月24日 夏の雪 未来の影 8cmCD TODT-5005

アルバム

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オリジナル・アルバム

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発売日 タイトル 規格 規格品番
E.R.C PUBLIC RED
1st 1990年6月25日 LIZARD -dream after nightmare- CD PR-0003
徳間ジャパン / ジャパンレコーズ
2nd 1991年2月25日 WATER DRAGON CD TKCA-30255
3rd 1992年7月25日 D+F+M〜東へ西へ CD TKCA-30592
東芝EMI / EASTWORLD
4th 1996年2月21日 月の窓 CD TOCT-9351
5th 1997年8月8日 イカルスの恋人〜rambling boat〜 CD TOCT-9916

デュエット・アルバム

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発売日 タイトル 規格 規格品番
東芝EMI / EASTWORLD
本木雅弘 & 岸田今日子 1999年4月16日 泣かないで〜小さな旅人へ CD TOCT-22007

ベスト・アルバム

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発売日 タイトル 規格 規格品番
徳間ジャパン / ジャパンレコーズ
1st 1994年1月25日 BEST 14 TRACKS CD TKCA-70252
2nd 2004年11月25日 ゴールデン☆ベスト 本木雅弘 CD TKCA-72786

タイアップ

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曲名 タイアップ 収録作品
真夏の夜にタンゴ ANB系、全国7局ネット『君といつまでも』エンディングテーマ シングル「真夏の夜にタンゴ」
東へ西へ 三共リゲイン』CMソング シングル「東へ西へ
JIPUNGO ON MY MIND 大塚ベバレジJAVA TEA』CMソング アルバム『LIZARD -dream after nightmare-
最後に涙はみたくない 日本テレビ系ドラマ『ニュースなあいつ』主題歌 シングル「最後に涙はみたくない」
ELECTRIC KISS パナソニック アルカリ乾電池TV-CMソング シングル「時の神話」
グルグル ツーカーセルラー東京CMイメージソング シングル「グルグル」
泣かないで NHKみんなのうた1999年4月5月使用曲 デュエット・アルバム『泣かないで〜小さな旅人へ』

出演作品

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テレビドラマ

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映画

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吹き替え

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劇場アニメ

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司会

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音楽番組

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バラエティ

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ドキュメンタリー

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NHK紅白歌合戦出場歴

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出演順は「出演順/出場者数」で表す。

年度/放送回 曲目 出演順 対戦相手
1992年(平成4年)/第43回 東へ西へ 06/28 荻野目洋子

CM・広告(太字は今現在・放送中の広告)

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受賞歴

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映画

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テレビドラマ

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その他

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脚注

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注釈

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  1. ^ 妻・也哉子は一人娘で兄弟がいないため、義母・樹木希林に「内田家を残したいから婿養子になって欲しい」と頼まれたため、内田家の婿養子となる。

出典

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  1. ^ 本木雅弘”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年1月2日閲覧。
  2. ^ 夢の紅白 2014~名歌手たちの名勝負・名対決~”. 2016年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月27日閲覧。
  3. ^ 本木雅弘 妻・内田也哉子さんとのなれ初め告白し赤面 初対面の15歳に「ひそかに存在感に惹かれてた」”. Sponichi Annex (2021年4月4日). 2021年4月5日閲覧。
  4. ^ 本木雅弘 結婚のあいさつで義父・内田裕也さんは「ことごとくはぐらかすんです」も最後はたった一言”. Sponichi Annex (2021年4月4日). 2021年4月5日閲覧。
  5. ^ 樹木希林「無理やり」初共演 孫・内田伽羅と映画で”. MSN産経ニュース (2011年5月6日). 2012年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月20日閲覧。
  6. ^ “本木雅弘の長男UTA、パリコレでモデルデビュー”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2018年6月27日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201806270000081.html 2018年9月18日閲覧。 
  7. ^ 本木雅弘 全身がんの姑・樹木希林と離れ、英国移住のわけ”. NEWSポストセブン. 2020年5月17日閲覧。
  8. ^ *番組エピソード 大河ドラマ『徳川慶喜』 NHKアーカイブス
  9. ^ 《2020年大河ドラマ》“美濃編” の出演者を発表!大河ドラマ 麒麟(きりん)がくる”. NHK. 2019年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月27日閲覧。
  10. ^ ハイビジョンドラマ 日輪の翼 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  11. ^ 番組エピソード 文豪の世界への誘い 〜大作家の作品のドラマ化〜 -NHKアーカイブス
  12. ^ 坂の上の雲 登場人物”. NHK松山放送局. NHK. 2024年10月27日閲覧。
  13. ^ 本木雅弘主演で志賀直哉原作『流行感冒』ドラマ化 安藤サクラ、仲野太賀、古川琴音ら共演”. Real Sound. blueprint (2021年1月15日). 2021年1月15日閲覧。
  14. ^ 流行感冒”. NHK (2021年4月10日). 2021年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月10日閲覧。
  15. ^ “本木雅弘、約10年ぶり民放ドラマで主演 滝藤賢一とタッグで“ラグビー界の伝説”演じる”. マイナビニュース (マイナビ). (2023年9月20日). https://news.mynavi.jp/article/20230920-2774730/ 2023年9月20日閲覧。 
  16. ^ 日本のいちばん長い日”. 日曜洋画劇場. 2016年8月27日閲覧。
  17. ^ 本木雅弘「永い言い訳」で西川美和監督と初タッグ、共演は深津絵里&竹原ピストル”. 映画ナタリー (2015年8月19日). 2015年8月19日閲覧。
  18. ^ 本木雅弘が天才画家役で主演、倉本聰と若松節朗がタッグ組む「海の沈黙」公開”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年8月9日). 2024年8月9日閲覧。
  19. ^ 〈アカデミー賞×アカデミー賞〉の奇跡のコラボ実現!! 本木雅弘さんが初の実写洋画吹き替えに挑戦!”. 映画「ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日」オフィシャルサイト. 2013年1月7日閲覧。
  20. ^ "NHK「Covers」中森明菜ナイト!詳細発表 語りは"同期"の本木雅弘". 音楽ナタリー. 2024年10月1日. 2024年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月1日閲覧
  21. ^ 本木雅弘:“かっこよすぎる55歳”のはずが…“こじらせ男”な素顔が明らかに 「人生最高レストラン」SP出演”. 毎日キレイ (2021年4月3日). 2021年4月5日閲覧。
  22. ^ NHKスペシャル 「被曝(ばく)の森2021 変わりゆく大地」”. NHK (2021年5月9日). 2021年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月14日閲覧。
  23. ^ 本木雅弘“備える”大切さ訴える、「Yahoo! JAPANアプリ」新CMで。”. ナリナリドットコム (2016年3月1日). 2016年3月1日閲覧。
  24. ^ https://newsrelease.lixil.co.jp/news/pdf/2020022801.pdf
  25. ^ https://www.lixil.com/jp/news/pdf/2021012801.pdf
  26. ^ https://www.lixil.com/jp/news/pdf/2021092802.pdf
  27. ^ https://newsroom.lixil.com/ja/20220120_01
  28. ^ 本木雅弘さんが登場!「ひさびさ旅は、新幹線!~旅は、ずらすと、面白い~」新CM発表会開催”. 共同通信PRワイヤー. 2022年1月20日閲覧。
  29. ^ 本木雅弘とUTAが、ロンジンのアンバサダーに就任”. Longines® (2021年10月1日). 2021年10月17日閲覧。
  30. ^ 本木雅弘&長男UTA スイス時計「ロンジン」アンバサダー就任「エレガンスな生き方そのもの」”. スポニチAnnex (2021年10月15日). 2021年10月17日閲覧。
  31. ^ 本木雅弘とUTAが、ロンジンのアンバサダーに就任”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年1月20日閲覧。
  32. ^ ロンジン アンバサダー本木雅弘、UTAによる独占インタビュー第一弾がついに公開”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年1月20日閲覧。
  33. ^ ロンジン アンバサダー 本木雅弘、UTAによる独占インタビュー第二弾を公開”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年1月20日閲覧。
  34. ^ “毎日映画コンクールで「シン・ゴジラ」が大賞ほか3冠獲得、「君の名は。」は2冠”. 映画ナタリー. (2017年1月19日). https://natalie.mu/eiga/news/217340 2017年1月19日閲覧。 
  35. ^ SixTONES&Snow Man・星野源・EXIT・田中みな実ら今年“もっとも輝いたヒーロー”に決定〈GQ MEN OF THE YEAR 2020〉”. モデルプレス (2020年11月23日). 2020年11月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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