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錦 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
錦通大津交差点(錦三丁目)
錦通大津交差点(錦三丁目)
錦の位置(愛知県内)
錦
錦の位置
錦の位置(名古屋市内)
錦
錦 (名古屋市)
北緯35度10分14.32秒 東経136度53分55.46秒 / 北緯35.1706444度 東経136.8987389度 / 35.1706444; 136.8987389
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
市町村 名古屋市
中区
町名制定[1] 1966年(昭和41年)3月30日
面積
 • 合計 0.797554983 km2
人口
2019年平成31年)2月1日現在)[WEB 2]
 • 合計 1,626人
 • 密度 2,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
460-0003[WEB 3]
市外局番 052 (名古屋MA)[WEB 4]
ナンバープレート 名古屋

(にしき)は、愛知県名古屋市中区町名。現行行政地名は、錦一丁目から錦三丁目。特に、通称・錦三(きんさん)と呼ばれる錦三丁目は、名古屋を代表する繁華街ビジネス街エリアに隣接して、中部地方最大の歓楽街として著名。住居表示実施済み[WEB 5]

地理

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名古屋市中区中央部に位置し[2]、東は新栄町および東区東桜一丁目・武平町、西は中村区名駅五丁目、南は、北は丸の内に接する。

町域の区切りは、概ね東は久屋大通、西は中村区との境である堀川、南は広小路通、北は桜通となっている。桜通の名は桜天神社(桜天満宮)に由来する。

もとは慶長15年(1610年)以降の清洲越しにより形成された名古屋城の城下町の一部で、北隣の丸の内と同じく町人の町として発展した[3]。町内は碁盤目状に区画されており、町域の南端で、現在の広小路通にあたる堀切筋が当初の城下町の区切りであった。

現在は名古屋市の中心地域の1つで、オフィスビルや商業施設が密集する商業地域である。特に本町通以東で交差点に近い錦三丁目は、観光客からは「錦三(きんさん)」の通称で呼ばれており、大規模な歓楽街を形成している。

歴史

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錦通

町名の由来

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当町域を東西に通る錦通に由来する[3]

沿革

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世帯数と人口

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2019年平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]

丁目 世帯数 人口
錦一丁目 538世帯 777人
錦二丁目 250世帯 370人
錦三丁目 306世帯 479人
1,094世帯 1,626人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移

1995年(平成7年) 1,481人 [WEB 6]
2000年(平成12年) 1,176人 [WEB 7]
2005年(平成17年) 1,111人 [WEB 8]
2010年(平成22年) 1,455人 [WEB 9]
2015年(平成27年) 1,597人 [WEB 10]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 11]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 12]。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。

なお錦一丁目~三丁目の大半は丸の内小学校・丸の内中学校の学区である。僅かな番地のみ栄小学校・前津中学校の学区となっている。

丁目 小学校 中学校 高等学校
錦一丁目 名古屋市立丸の内小学校
名古屋市立栄小学校
名古屋市立丸の内中学校
名古屋市立前津中学校
尾張学区
錦二丁目
錦三丁目

主な施設

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錦一丁目

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地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
300 m
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
略地図
1
名古屋観光ホテル
2
名古屋インターシティ
3
名古屋市立御園小学校
4
名古屋商科大学大学院伏見キャンパス・丸の内キャンパス
5
下園公園
6
納屋橋
7
ヤマハ名古屋ビル
8
三井住友海上名古屋ビル
9
みずほ銀行名古屋支店
10
横浜銀行名古屋支店
11
名古屋ホテル(跡)

錦一丁目の画像集

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錦二丁目

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地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
300 m
12
11
9
8
7
6
5
4
3
2
1
略地図
1
日本銀行名古屋支店
2
名古屋センタービル
3
錦パークビル
4
NTTデータ伏見ビル
5
りそな銀行名古屋支店
6
静岡銀行名古屋支店
7
瀧定名古屋ビル
8
豊島ビル
9
広小路クロスタワー
11
伏見地下街
12
桜天神社

錦二丁目の画像集

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錦三丁目

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サンシャイン栄

交通

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伏見駅4番出口から。伏見界隈は中部地方最大の金融街となっている

鉄道

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道路

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その他

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日本郵便

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脚注

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WEB

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  1. ^ 愛知県名古屋市中区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年2月27日閲覧。
  2. ^ a b 町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年2月20日). 2019年2月20日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年2月10日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
  5. ^ 中区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年2月26日閲覧。
  6. ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  7. ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  8. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  9. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  10. ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  11. ^ 市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
  12. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  13. ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年02月26日閲覧 (PDF)

書籍

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参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。 
  • 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年。全国書誌番号:93012879 
  • 北見昌郎『愛知千年企業 大正時代編』中日新聞社、2016年2月12日。ISBN 978-4-8062-0701-6 

関連項目

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