1960年の毎日大映オリオンズ
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1960年の毎日大映オリオンズ | |
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成績 | |
日本シリーズ敗退 | |
日本S | 0勝4敗(対大洋)[1] |
パシフィック・リーグ優勝 | |
82勝48敗3分 勝率.631[2] | |
本拠地 | |
都市 | 東京都文京区 |
球場 | 後楽園球場 |
球団組織 | |
オーナー | 永田雅一 |
経営母体 | 毎日新聞社・大映 |
監督 | 西本幸雄 |
« 1959 1961 » |
1960年の毎日大映オリオンズでは、1960年シーズンの毎日大映オリオンズ(通称:大毎オリオンズ)における動向についてまとめる。
この年の毎日大映オリオンズは、西本幸雄が1年だけ監督を務めたシーズンである。
6月にはプロ野球タイの18連勝を記録した。
チーム成績
[編集]レギュラーシーズン
[編集]1 | 二 | 小森光生 |
---|---|---|
2 | 中 | 田宮謙次郎 |
3 | 一 | 榎本喜八 |
4 | 左 | 山内和弘 |
5 | 三 | 葛城隆雄 |
6 | 遊 | 八田正 |
7 | 右 | 矢頭高雄 |
8 | 捕 | 醍醐猛夫 |
9 | 投 | 小野正一 |
順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 最終成績 | ||||||
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1位 | 大毎 | -- | 南海 | -- | 大毎 | -- | 大毎 | -- | 大毎 | -- | 大毎 | -- |
2位 | 南海 | 1.0 | 大毎 | 3.5 | 南海 | 2.0 | 南海 | 2.5 | 南海 | 5.0 | 南海 | 4.0 |
3位 | 東映 | 2.0 | 東映 | 6.5 | 西鉄 | 13.0 | 阪急 | 7.0 | 阪急 | 11.0 | 西鉄 | 12.0 |
4位 | 阪急 | 2.0 | 西鉄 | 8.0 | 阪急 | 14.0 | 西鉄 | 14.5 | 西鉄 | 12.5 | 阪急 | 17.0 |
5位 | 近鉄 | 3.5 | 阪急 | 8.0 | 東映 | 17.0 | 東映 | 26.0 | 東映 | 30.5 | 東映 | 30.0 |
6位 | 西鉄 | 3.5 | 近鉄 | 10.0 | 近鉄 | 20.0 | 近鉄 | 29.0 | 近鉄 | 34.0 | 近鉄 | 39.0 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 毎日大映オリオンズ | 82 | 48 | 3 | .631 | 優勝 |
2位 | 南海ホークス | 78 | 52 | 6 | .600 | 4.0 |
3位 | 西鉄ライオンズ | 70 | 60 | 6 | .538 | 12.0 |
4位 | 阪急ブレーブス | 65 | 65 | 6 | .500 | 17.0 |
5位 | 東映フライヤーズ | 52 | 78 | 2 | .400 | 30.0 |
6位 | 近鉄バファロー | 43 | 87 | 1 | .331 | 39.0 |
日本シリーズ
[編集]日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
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10月11日(火) | 第1戦 | 毎日大映オリオンズ | 0 - 1 | 大洋ホエールズ | 川崎球場 |
10月12日(水) | 第2戦 | 毎日大映オリオンズ | 2 - 3 | 大洋ホエールズ | |
10月13日(木) | 移動日 | ||||
10月14日(金) | 第3戦 | 大洋ホエールズ | 6 - 5 | 毎日大映オリオンズ | 後楽園球場 |
10月15日(土) | 第4戦 | 大洋ホエールズ | 1 - 0 | 毎日大映オリオンズ | |
優勝:大洋ホエールズ(初優勝) |
オールスターゲーム1960
[編集]→詳細は「1960年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
ポジション | 名前 | 選出回数 |
---|---|---|
コーチ | 西本幸雄 | |
投手 | 小野正一 | 3 |
中西勝己 | 初 | |
捕手 | 谷本稔 | 2 |
一塁手 | 榎本喜八 | 6 |
三塁手 | 葛城隆雄 | 4 |
外野手 | 山内和弘 | 7 |
田宮謙次郎 | 6 |
- 太字はファン投票による選出。
できごと
[編集]- 10月12日 - 大洋ホエールズとの日本シリーズ第2戦(川崎球場)、8回表に毎日大映は1死満塁と追い込むが、谷本稔にスクイズバントさせるも、打球が捕手・土井淳の前に転がってダブルプレー。その夜、激怒した永田雅一オーナーは西本幸雄監督に「何でバントなんかさせた」と電話で抗議するも、西本監督は「グラウンド上の作戦は私の権限」と反論、西本監督解任のきっかけとなる。
選手・スタッフ
[編集]表彰選手
[編集]リーグ・リーダー | |||
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選手名 | タイトル | 成績 | 回数 |
山内和弘 | 最高殊勲選手 | 初受賞 | |
本塁打王 | 32本 | 2年連続2度目 | |
打点王 | 103打点 | 5年ぶり3度目 | |
榎本喜八 | 首位打者 | .344 | 初受賞 |
最多安打 | 170本 | 初受賞 | |
小野正一 | 最優秀防御率 | 1.98 | 初受賞 |
最多勝利 | 33勝 | 初受賞 | |
最高勝率 | .750 | 初受賞 |
ベストナイン | ||
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選手名 | ポジション | 回数 |
小野正一 | 投手 | 初受賞 |
榎本喜八 | 一塁手 | 2年連続3度目 |
田宮謙次郎 | 外野手 | 2年ぶり4度目 |
山内和弘 | 2年連続6度目 |
関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “1960年度日本シリーズ”. 日本野球機構. 2016年6月22日閲覧。
- ^ a b “年度別成績 1960年 パシフィック・リーグ”. 日本野球機構. 2016年6月22日閲覧。
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
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優勝 | 大洋ホエールズ | 2位 | 読売ジャイアンツ | 優勝 | 毎日大映オリオンズ | 2位 | 南海ホークス |
3位 | 大阪タイガース | 4位 | 広島カープ | 3位 | 西鉄ライオンズ | 4位 | 阪急ブレーブス |
5位 | 中日ドラゴンズ | 6位 | 国鉄スワローズ | 5位 | 東映フライヤーズ | 6位 | 近鉄バファロー |
:日本一 :日本シリーズ出場 | |||||||