B-52 (カクテル)
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B-52 | |
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基本情報 | |
スタイル | プース・カフェ |
グラス | ショットグラス |
レシピの一例 | |
ベース | コーヒー・リキュール |
材料 |
コーヒー・リキュール …… 20ml |
ベイリーズ …… 20ml | |
コアントロー …… 20ml |
B-52(ビー52)はコーヒー・リキュールをベースにしたカクテル。ショットグラスにプース・カフェスタイルで提供される[1]。
由来
[編集]B-52の考案者と名前の由来については諸説あり、はっきりしていない。
- アメリカ合衆国アルバータ州のバンフ・スプリングス・ホテルでチーフバーテンダーを勤めていたピーター・フィッチ(英語: Peter Fich)が1977年に考案した。フィッチは創作カクテルに自分のお気に入りのバンド名、アルバム名、曲名にちなんだ名前を付けており、バンドのB-52'sが由来と考えられる[2][3][4]。
- アメリカ合衆国ニューヨーク市のマクスウェルズ・プラムのバーテンダーであるアダム・ホニグマン(英語: Adam Honigman)が1976年に考案した[2][3]。
レシピの例
[編集]ギャラリー
[編集]-
B-52の材料
-
作成中のB-52
別レシピ
[編集]バリエーション
[編集]- B-51 - コアントロー(オレンジ・キュラソー)をフランジェリコに替える。
- B-52 with Bomb Bay Doors - 4層めにボンベイ・サファイア(ジン)を追加する。
- B-52 in the Desert - ベイリーズをテキーラに替える。B-52 with a Mexican Tailgunnerとも。Tailgunnerは尾部銃手の意。
- B-52 with a Full Payload - 4層めにフランジェリコ、5層めにバカルディ151(アルコール度数75.5度のラム酒)を追加する。
- B-53 - ベイリーズをサンブーカに替える。
- B-54 - コアントローをアマレットに替える。
- B-55 - コアントローをアブサンに替える。B-52 Gunshipとも。Gunshipはガンシップの意。
- B-57 - ベイリーズをペパーミントシュナップスに替える。
- B-156 - ロックグラスに3倍量でB-52を作る。
出典
[編集]- ^ a b c デイル・デグロフ (2020) (英語). The New Craft of the Cocktail. Clarkson Potter/Ten Speed. p. 81. ISBN 978-1984823588
- ^ a b Alfonso Colmenares (2020). “B-52” (英語). Bars Stories. Babelcube Incorporated. ISBN 978-1507168523
- ^ a b Nicolae Sfetcu (2020) (ルーマニア語). Totul despre cafea - Cultivare, preparare, reţete, aspecte culturale. Lulu.com. p. 95. ISBN 978-1312962576
- ^ Henry Jeffreys (2020). “B-52” (英語). The Cocktail Dictionary. Octopus. ISBN 978-1784727284
- ^ a b 『カクテルをたしなむ人のレッスン&400レシピ』日本文芸社、2021年、283頁。ISBN 978-4537218695。
- ^ a b THE PLACE『カクテル事典』学研パブリッシング、2014年、200頁。ISBN 978-4058003206。
- ^ a b 渡辺一也『カクテル完全バイブル』ナツメ社、2012年、206頁。ISBN 978-4816353116。