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CBSオーバーナイトニュース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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CBSオーバーナイトニュース
CBS Overnight News
別名
  • CBSニュースナイトウォッチ(1982年 - 1992年)
  • アップ・トゥー・ザ・ミニット(1992年 - 2015年)
ジャンル 終夜ニュース番組
監督 クリス・イーズリー
司会者 ジェリカ・ダンカン英語版(月曜日)
ノラ・オドネル(火曜日〜金曜日)
(過去のアンカーについては、セクションを参照のこと
テーマ曲作者 スコア・プロダクションズ英語版(1982年 - 2006年)
ジェームズ・ホーナー(2006年 - 2011年)
ジェームズ・トリヴァース、エリザベス・マイヤーズ、アラン・ジェームズ・パスクァ(2011年 - 2016年、2022年 - 現在)
ジョエル・ベッカーマン(2016年 - 2022年)
アントフード英語版(2022年 - 現在)
オープニング アントフード「CBS Evening News Theme」
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
シーズン数 23
各話の長さ 60分
(テープ遅延ループで放送)
製作
製作総指揮 ケビン・ロッチフォード
プロデューサー ジェフ・クリストマン(放送プロデューサー)
ジェン・イーカー(アソシエイトプロデューサー)
ジョセフ・ゲロシ(放送プロデューサー)
ニック・カサンゼウ(コーディネートプロデューサー)
エリカ・ワーサム(アソシエイトプロデューサー)
撮影地 ニューヨーク市(1982年 - 1984年、1992年 - 2019年:平日版、2019 - 現在:月曜日版)
ワシントンD.C. (1984年 - 1992年:平日版、2019年 - 現在:火曜日~金曜日版)
撮影体制 マルチカメラ英語版
編集 ノーマン・ギトルソン(ニュース)
チャーリー・ラングトン(スポーツ)
製作 CBSニュース
放送
放送チャンネルCBS
放送期間1982年10月3日 (1982-10-03) - 放送中
番組年表
関連番組CBSイブニングニュース
CBSモーニングニュース
CBSモーニングス
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CBSオーバーナイトニュースCBS Overnight News)』は、アメリカCBSで毎週月曜日〜金曜日の早朝に放送されている終夜ニュース番組。国内、国際、ビジネスニュースのヘッドライン、特集リポート、インタビュー、全国の天気予報、スポーツのハイライト、解説を組み込んだインフォテインメント英語版形式を維持している。CBSは1982年以来、1992年までは『CBSニュースナイトウォッチCBS News Nightwatch)』、その後2015年9月18日までは『アップ・トゥー・ザ・ミニットUp to the Minute)』として知られていた終夜ニュース番組を放送している。

CBSイブニングニュース』、『CBSモーニングス』、ニュースパステレビネットワーク直営局英語版及びネットワーク提携局アソシエイテッド・プレス・テレビジョン・ニュース英語版など、CBSニュースのリソースを最大限に活用している。また、『CBSニュース サンデーモーニング』、『48アワーズ』、『60ミニッツ』、『フェイス・ザ・ネイション』から選ばれた記事の再放送も行われた。

概要

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『CBSオーバーナイトニュース』の放送は東部時間2:00から始まり、太平洋標準時の特定の地域で同ネットワークの早朝ニュース番組『CBSモーニングニュース』が始まる東部時間8:00まで、連続1時間の放送遅延ループで送信される(殆どのCBS放送局は、自局の朝のローカルニュース番組の開始時間に応じて、現地時間4:00またはそれ以前に『CBSモーニングニュース』を放送する)。同ネットワークの殆どの放送局は、番組のループ全体を放送するのではなく、ローカル番組(通常はインフォマーシャル放送シンジケーション)を放送するためにその一部を先取りして、開始後5分から最大1時間半の間で進行中の番組に参加し、加盟局が『CBSモーニングニュース』が始まるまで番組をループ放送している。CBSテレビジョン・ステーションズを含む一部の放送局や提携局では、放送の最初の30分間、または朝のニュース番組につながる最初の30分間に『CBSイブニングニュース』の再放送を行っている(KCNCを除き、『フェイス・ザ・ネイション』が代替となる日曜日〜月曜日朝までを除く)。この編成は、 2020年3月の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの最中に開始されたが、当時のCBS放送センターの状況により、全ての職員がリモートで勤務し、徹底的な消毒のために建物が閉鎖されたため、『モーニングニュース』は夏まで休止を余儀なくされた。

主な競合相手はABCの『ワールドニュース・ナウ』で、CBSのより率直なニューススタイルよりも不遜な形式を採用している(NBCは1998年に『NBCナイトサイド』を終了して以来、深夜のニュース番組を放送しておらず、ローカルで編成されているシンジケート番組やNBCニュースナウ(NBC News Now)の『トップ・ストーリー・ウィズ・トム・ヤーマース英語版Top Story with Tom Llamas)』が『アーリー・トゥデイ』につながる)。

歴史

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番組の歴史は、1982年10月3日に初放送された同ネットワーク初の終夜ニュース番組『CBSニュースナイトウォッチCBS News Nightwatch)』の開始にまで遡る。当初、クリストファー・グレン英語版、フェリシア・ジーター、カレン・ストーン、ハロルド・ダウ英語版がアンカーを務めていたが、後にメアリー・ジョー・ウェストが加わった。1984年、『ナイトウォッチ』の制作はニューヨーク市からワシントンD.C.に移され、その時チャーリー・ローズ英語版(後に『CBSディス・モーニング』の共同アンカーとしてCBSニュースに復帰)とラーク・マッカーシーがアンカーとなった。同番組の形式は、伝統的なニュース番組とインタビューと討論番組を組み合わせたもので、1982年のオリジナル形式では、ローカル加盟局は番組にローカルニュースの最新情報を挿入するオプションがあった。

『アップ・トゥー・ザ・ミニット』

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CBSは1992年初頭に『CBSニュースナイトウォッチ』の打ち切り決定を発表した。この頃、ABCとNBCは独自の深夜ニュース番組(それぞれ『ワールドニュース・ナウ』と『NBCナイトサイド』、『ワールドニュース・ナウ』のみが現在も放送中)を開始しており、1992年3月30日に他の2番組と同じ流れのより伝統的なニュース番組『アップ・トゥー・ザ・ミニットUp to the Minute)』に置き換えた。当初、ラス・ミッチェル英語版モニカ・ゲイル英語版がアンカーを務めていたが、2人とも1993年に番組を降板し(ゲイルはその後『CBSモーニングニュース』の共同アンカーとなった)、トロイ・ロバーツ英語版が後任となったが、その時点で番組はシングルアンカー形式に切り替わり、それが残りの放送で使用された。ニュース番組の制作は、提携ニュースサービスのCBSニュースパスが使用するニュースルームの前にあるニューヨークのCBS放送センター英語版に戻された。レギュラーのオンエア寄稿者には、1998年から番組の技術コンサルタントを務めたジョン・クエイン(John Quain)が含まれていた。

番組のオンエアグラフィックパッケージとセットは、CBSニュースの昼間の放送よりも数年遅れていることが多く、ニュース部門の1990年代初頭時代のグラフィックパッケージのコンポーネントが2000年をはるかに超えて番組で使用されていた。これらのグラフィックは、『CBSイブニングニュース』の現在の外観に合わせて2005年2006年、2009年に更新され、さらに2011年にも更新された。アンカーの後ろのニュースルームも磨りガラスのパネルで覆われており、壁に沿って取り付けられた同様に時代遅れのCBSニュースと『アップ・トゥー・ザ・ミニット』のブランドを隠すためと思われる。2009年3月、ミシェル・ギーランがアンカーに任命された時、番組の制作は『CBSモーニングニュース』と統合され、両方の番組で同じアンカーが起用された。

2012年11月、三大テレビネットワークまたは主要ケーブルニュースチャンネルで高解像度テレビでの放送を開始した最後のニュース番組となった。当時、番組の制作はCBS放送センター英語版のスタジオ57に移され、このスタジオスペースは『CBSディス・モーニング』の本拠地でもあった。それまでは、標準解像度テレビで放送され続けていた(ちなみに、『CBSモーニングニュース』は2年前の2010年11月にHDにアップグレードされていた)。

『CBSオーバーナイトニュース』

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2015年6月25日、「ニューズデイ」は、CBSニュースが『アップ・トゥー・ザ・ミニット』の打ち切りを決定したが、3:00のニュース枠は維持する予定であると報じた[1][2]。『アップ・トゥー・ザ・ミニット』は同年9月18日に23年間の放送に幕を閉じた。3日後の9月21日、主に残りのCBSニュースとの一貫性を保つために行われたブランド変更で、『CBSオーバーナイトニュースCBS Overnight News)』に置き換えられたが、内容に関しては、前番組と殆ど変わっていない[3]

主な変更点は、ライブアンカーが存在しないことである。代わりに、前日の『CBSウィークエンドニュース』(日曜日夜〜月曜日朝まで)と『CBSイブニングニュース』(その週の残りの日)のレギュラーアンカーが、西海岸最終版の『イブニングニュース』から再放送された記事や追加コンテンツを紹介することで、CBSニュースの様々な代理記者と共に番組の「ホスト」を務める。『CBSイブニングニュース』のブランドはストーリーパッケージに残る。『オーバーナイトニュース』ルームには、常に最新ニュースに対応できるスタッフが常駐している[4]

アンカー

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脚注

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外部リンク

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