FC那覇
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エナジックF.C.那覇 | |
---|---|
原語表記 | Enagic Football Club Naha |
呼称 | エナジックF.C.那覇 |
愛称 | F.C.那覇 |
クラブカラー |
青 赤 白 |
所属リーグ | 沖縄県社会人サッカーリーグ |
所属ディビジョン | 1部 |
ホームタウン | 沖縄県那覇市 |
代表者 | 中村博幸 |
監督 | 中村博幸 |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
エナジックF.C.那覇(Enagic Football Club Naha)は、沖縄県那覇市をホームタウンとして活動する社会人サッカークラブである。
クラブ概要
[編集]FC那覇現監督の中村博幸と那覇高校サッカー部OBによって、樋川クラブとして創設[1]、その後Football Club Nahaへ改称した。
2005年、沖縄県リーグ3部南ブロックを制し、沖縄県リーグ2部西ブロックへ昇格[2]、2007年に沖縄県リーグ1部に昇格した[3]。
2009年には、沖縄県リーグを好成績で制し、九州各県リーグ決勝大会に初進出[4]。この年は1回戦で熊本県教員蹴友団に敗れたものの[5]、この翌年も同大会に進出[6]。海邦銀行SCとの入替戦まで進出するも0 - 2で敗れ、初の九州リーグ昇格とはならなかったが、急速かつ着実に力をつけていることを証明した。
2012年、九州各県リーグ決勝大会に3度目の出場。決勝で中津サッカークラブにPK戦にまで及ぶ死闘を制し、遂に九州リーグ昇格を手にした[7]。九州リーグでは3シーズンにわたって在籍したが、2015年にリーグ最下位(10位)となり、沖縄県リーグ1部へ降格した[8]。
2016年、沖縄県リーグ1部で2位となったが、優勝した沖縄国際大学には九州各県リーグ決勝大会の出場資格がないために繰り上げで同大会に出場[9]。準決勝で熊本県代表のダイナマイツ八代に勝利し決勝に進出したことで、1年で九州リーグへの復帰を果たした[10][注釈 1]。
2017年は九州リーグでPK勝を含めて2勝しか挙げられず、11チーム中最下位で再び沖縄県リーグに降格となった。
2022年4月、エナジックインターナショナルとスポンサー契約を結び、チーム名をエナジックF.C.那覇に変更した[11]。
歴史
[編集]- 不明 中村博幸と那覇高校サッカー部OBによって、樋川クラブとして創設[1]。後にFootball Club Nahaへ改称。
- 2005年 沖縄県社会人サッカーリーグ3部南ブロック優勝。沖縄県社会人サッカーリーグ2部西ブロック昇格[2]。
- 2007年 沖縄県社会人サッカーリーグ2部西ブロック優勝。沖縄県社会人サッカーリーグ1部昇格[3]。
- 2009年
- 沖縄県社会人サッカーリーグ1部優勝。九州各県リーグ決勝大会進出[4]。
- 九州各県リーグ決勝大会1回戦敗退。沖縄県社会人サッカーリーグ1部残留[5]。
- 2010年
- 沖縄県社会人サッカーリーグ1部優勝。九州各県リーグ決勝大会進出[12]。
- 九州各県リーグ決勝大会決勝、FC KAGOSHIMAに敗北。入替戦へ[6]。
- 入替戦、海邦銀行SCに敗北。沖縄県社会人サッカーリーグ1部残留。
- 2012年
- 2015年 九州サッカーリーグ10位。沖縄県社会人サッカーリーグ1部降格[8]。
- 2016年
- 2017年 九州サッカーリーグ11位。沖縄県社会人サッカーリーグ1部降格。
- 2022年 チーム名をエナジックF.C.那覇に変更。
クラブ成績
[編集]年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 得失差 | 天皇杯 | |
2005 | 沖縄県3部南ブロック | 優勝 | 25 | 10 | 8 | 1 | 1 | 37 | 6 | 31 | 県予選敗退 | |
2006 | 沖縄県2部西ブロック | 3位 | 17 | 9 | 5 | 2 | 2 | 17 | 10 | 7 | ||
2007 | 優勝 | 22 | 9 | 7 | 1 | 1 | 29 | 6 | 23 | |||
2008 | 沖縄県1部 | 2位 | 21 | 9 | 6 | 3 | 0 | 26 | 5 | 21 | ||
2009 | 優勝 | 22 | 9 | 7 | 1 | 1 | 24 | 8 | 16 | |||
2010 | 優勝 | 22 | 8 | 7 | 1 | 0 | 23 | 7 | 16 | |||
2011 | 2位 | 18 | 8 | 5 | 3 | 0 | 22 | 7 | 15 | |||
2012 | 優勝 | 22 | 8 | 7 | 1 | 0 | 44 | 10 | 34 | |||
年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 90分勝 | PK勝 | PK負 | 90分負 | 得点 | 失点 | 得失差 | 天皇杯 |
2013 | 九州 | 9位 | 18 | 18 | 4 | 2 | 2 | 10 | 20 | 45 | -25 | 県予選敗退 |
2014 | 8位 | 16 | 18 | 5 | 0 | 1 | 12 | 19 | 38 | -19 | ||
2015 | 10位 | 12 | 18 | 3 | 1 | 1 | 13 | 22 | 45 | -23 | ||
年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | 天皇杯 | |
2016 | 沖縄県1部 | 2位 | 21 | 9 | 7 | 0 | 2 | 32 | 13 | 19 | 県予選敗退 | |
年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 90分勝 | PK勝 | PK負 | 90分負 | 得点 | 失点 | 得失差 | 天皇杯 |
2017 | 九州 | 11位 | 9 | 20 | 1 | 1 | 4 | 14 | 23 | 65 | -42 | 県予選敗退 |
年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | 天皇杯 | |
2018 | 沖縄県1部 | 3位 | 19 | 9 | 6 | 1 | 2 | 28 | 21 | 7 | 県予選敗退 | |
2019 | 4位 | 13 | 8 | 4 | 1 | 3 | 18 | 21 | -3 | |||
2020 | 新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦中止[注釈 2] | |||||||||||
2021 | 2位[注釈 3] | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 18 | 3 | 15 | |||
2022 | 3位 | 11 | 7 | 3 | 2 | 2 | 22 | 9 | 13 | |||
2023 | 4位 | 17 | 9 | 5 | 2 | 2 | 33 | 18 | 15 |
タイトル
[編集]リーグ戦
[編集]- 沖縄県社会人サッカーリーグ1部
- 2009年、2010年、2012年
所属選手・スタッフ
[編集]スタッフ
[編集]役職 | 氏名 | 前職 | 備考 |
代表 | 中村博幸 | 琉球大学 | クラブ創設者 監督兼代表 |
監督 | |||
コーチ | 高嶺朝也 | ESP/MI JAPAN OSAKA | |
トレーナー | 高良鉄海 | FC琉球 トレーナー |
選手
[編集]Pos | No. | 選手名 | 前所属 | 備考 |
GK | 1 | 新里佑輔 | 那覇高校 | |
13 | 又吉優 | 沖縄国際大学 | ||
DF | 3 | 糸数尚志 | 那覇高校 | |
5 | 吉嶺和将 | 琉球大学 | ||
24 | 西将志 | 大隅NIFS ユナイテッドFC | ||
31 | 嘉数光 | 東風平FC | ||
35 | 儀間太 | 那覇高校 | ||
MF | 2 | 与那嶺光 | デッツォーラ島根EC | |
6 | 米須宏朗 | サンビスカス沖縄FC | ||
7 | 玉城竜馬 | 流経大柏高校 | ||
8 | 當間正一 | 小禄クラブ | ||
10 | 比嘉啓翔 | 琉球大学 | キャプテン | |
11 | 國吉真臣 | 東風平FC | ||
15 | 新城幸佑 | 那覇高校 | ||
16 | 具志佳輝 | 琉球大学 | 副キャプテン | |
18 | 前里晋太郎 | 小禄クラブ | ||
19 | 平良拓貴 | 那覇西高校 | ||
20 | 安村誠也 | 那覇西高校 | ||
26 | 具志堅和也 | 沖縄大学 | ||
37 | 當銘真幸 | 琉球大学 | ||
39 | 宮原功太郎 | 沖縄電力SC | ||
FW | 4 | 島袋泰斗 | 与勝クラブ | |
9 | 与那嶺隆博 | Y.S.C.C.横浜 | ||
12 | 宮城昭浩 | 流通経済大学 | ||
17 | 上原祐介 | FCコラソン・プリンシパル | ||
21 | 平良正哉 | 那覇西高校 | 副キャプテン | |
22 | 新垣威臣 | FCペスカンド | ||
23 | 辻和帆 | Liberty.FC | ||
25 | 大城翔哉 | 琉球大学 | ||
32 | 久場光 | FC琉球 |
ユニフォーム
[編集]
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チームカラー
[編集]- 青、 赤、 白
ユニフォームスポンサー
[編集]掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | HARRY'S | HARRY'S | 2015年 - | ファーストユニフォームのみ |
---|---|---|---|---|
背中上部 | なし | - | - | |
背中下部 | なし | - | - | |
袖 | なし | - | - | |
パンツ | なし | - | - |
ユニフォームサプライヤー
[編集]歴代ユニフォームスポンサー年表
[編集]年度 | 胸 | 右袖 | 左袖 | 背中上部 | 背中下部 | パンツ | サプライヤー |
2014 | - | - | - | - | - | - | adidas |
2015 | HARRY'S (ファーストユニのみ) | QUGA | 西酒店 | ANTENNA | - | - | |
2016 | - | - | - | ||||
2017 |
注釈
[編集]- ^ a b 本来であれば、決勝に進出したことでは昇格クラブは決まらないが、この年は九州サッカーリーグ10位の鹿児島ユナイテッドFCセカンドが活動を終了した事に伴い、決勝は行われるも入替戦は行われず、決勝進出の2クラブが自動的に九州サッカーリーグに昇格した。
- ^ 代替大会として開催された九州各県リーグ決勝大会沖縄県代表決定戦(トーナメント方式)では準優勝。
- ^ 新型コロナウイルスの影響により、参加8チームを2ブロックに分け1回戦総当たりの予選リーグを開催した後、同順位同士で順位決定戦を行った。F.C.那覇は予選リーグBブロックで2位であったが、Bブロック1位の沖縄国際大学サッカー部には九州各県リーグ決勝大会への出場権が無いため、繰り上げで優勝決定戦に進出(沖縄国際大学サッカー部は3位決定戦に進出)。優勝決定戦ではAブロック1位のFCセリオーレに0-3で敗れた。
脚注
[編集]- ^ a b “FC那覇メンバー紹介”. 2017年3月30日閲覧。
- ^ a b “沖縄県3部リーグ南ブロック”. 2017年3月30日閲覧。
- ^ a b “沖縄県2部リーグ西ブロック”. 2017年3月27日閲覧。
- ^ a b “沖縄県1部リーグ”. 2017年3月27日閲覧。
- ^ a b “九州各県リーグ決勝大会”. 2017年3月27日閲覧。
- ^ a b “九州各県リーグ決勝大会”. 2017年3月27日閲覧。
- ^ a b “九州各県リーグ決勝大会”. 2017年3月27日閲覧。
- ^ a b “2015年九州サッカーリーグ”. 2017年3月27日閲覧。
- ^ a b “沖縄県1部リーグ”. 2017年3月27日閲覧。
- ^ a b “九州各県リーグ決勝大会”. 2017年3月27日閲覧。
- ^ “ENAGIC GLOBAL E-FRIENDS 2022.6月号”. 株式会社エナジックインターナショナル. 2022年8月21日閲覧。
- ^ “沖縄県1部リーグ”. 2017年3月27日閲覧。
- ^ “沖縄県1部リーグ”. 2017年3月27日閲覧。
関連項目
[編集]- 九州サッカーリーグ
- ホームタウン:沖縄県那覇市
- 沖縄県立那覇高等学校
外部リンク
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