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NIGORO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

NIGORO(ニゴロ)は、コンピュータゲームの開発を活動内容とする日本のクリエイター集団。株式会社アスタリズムのゲーム開発部門。

概要

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フリーゲーム制作チーム「GR3 PROJECT」のメンバーがそのまま移行する形で結成された。名称は、「256」の読み(2進数表記で8bit)に由来。最初期からのメンバーは、「ならむら」(楢村匠)、「duplex」(蛯原隆行)、「サミエル」(鮫島朋龍)の3人。NIGORO結成以降はメンバーを少しずつ増員している。

本項では、GR3 PROJECTに関連する内容も含めて説明する。

開発

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GR3 PROJECTからの開発形態については、チャットで会議を行い、ならむらがプランニング・音楽・イラスト・ドット絵、duplexがプログラム、サミエルがプログラム・音楽という役割で行われている。

NIGORO結成後はメンバーおよび関係者が集まることもあるが、ネットを通じた作業は今も行われている。

なお、「面白いフリーソフト・シェアウェア避難所」というしたらば掲示板に立てられているGR3 PROJECT、およびNIGOROスレッドには、時折関係者がコメントに対するレスや告知を書き込むことがあり、古くから交流している。

開発タイトルの特徴として、MSXのゲームからの何らかのオマージュが含まれる。ゲームに付属する説明書もMSX風のデザインになっている。

略歴

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GR3 PROJECTの結成と解散

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GR3 PROJECTの結成の経緯は、代表である「ならむら」が自分が主催するMSXゲームサイトに遊びに来たプログラマーの「duplex」に対して、チャット上でゲームを作ってみたいと言った事がきっかけである(ちなみに、duplexはサイトに遊びに行く以前にネットをやめようと考えていた)。後にGR3のサンプルを見た「サミエル」が参加する。 公開されたゲームはフリーウェアであるが、諸事情からベクターへの登録はせず、雑誌収録の許可も出していない。

2006年12月31日をもって解散する予定だったが、終了企画(サヨナラ企画)として開発していたゲームの第3弾が完成せず、この時点で一旦は延期とした。しかしメンバーのduplexが仕事で忙しくなり、このままではなし崩し的に延期を続ける恐れがあると判断。第3弾の開発を中止し、2007年1月末をもって改めて解散を発表した。

NIGOROとしての再結成

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2007年2月1日に解散を迎えたが、同日にブログ「3匹が企む」を立ち上げ、ゲーム開発の事業化を発表、2007年5月12日にオフィシャルサイト「NIGORO」を立ち上げた。

今後は、Windows用ゲームソフト以外にも、FLASHによるミニゲームや、携帯電話向けゲーム、コンシューマ用ゲーム機のダウンロードコンテンツなど、を視野に入れて開発を進めていく。

また、日本国内外のゲームカンファレンスやインディーズゲームの講演も行っている。

2018年8月末には、キックスターターの支援を受けながら開発していた『LA-MULANA』の続編、『LA-MULANA2』をリリース。なお、メンバーであるduplexの仕事の関係上、以降はメインプログラマーとしての参加が最後となっている[1]

作品

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GR3 PROJECT時代
  • GR3(2001年発表)
  • LA-MULANA(2005年発表)
  • LA-MULANAエディタ
  • GR3 RE-DEATH
NIGORO時代
  • Death Village
  • 薔薇と椿シリーズ
  • ひっこしぽろぽろ
  • 宇宙船キャプスターII
  • めくり番長
  • バウンスショット
  • 未来開発カンパニー(ダレット運営のダレットワールド内。後に「こちら未来開発宇宙開発支社」としてNIGOROサイトへ移植)
  • ミラクルウィッチ
  • ルエミーザ・小杉博士の遺跡クイズ
  • LA-MULANA(リメイク版)
  • LA-MULANA2

脚注

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  1. ^ 『LA-MULANA 2』完成記念トークイベント“LA-MULANA通の会”リポート NIGOROメンバーのぶっちゃけ話が満載! - ファミ通.com 2018-08-21 19:19:00

関連項目

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外部リンク

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