KABUKIは7月18日、商品のストーリーを記事として掲載することで、利用者の購買意欲を高めECサイトに送客するメディア型ECモール「kabukiペディア」を、7月11日に開始したと発表した。出店EC事業者は、小樽洋菓子舗ルタオ、夢展望など約30店舗からスタートし、年内に1万店舗、2000万記事の掲載を目指す。
kabukiペディアは、作り手の製品に関する背景や、製品そのものの価値をコンテンツ(テキスト記事、動画、SNSなど)で伝える「Story Shopping(ストーリーショッピング)」を促進することで、従来のように価格に依存することのない商品販促ができるメディア型ECモール。
同社では、人工知能で業務を自動化するサービス「AI inside」を提供するAI insideと業務提携を締結。画像上の文字をAI搭載のOCR機能が自動で読み取りテキスト化する機能「Quick テキスト」を共同開発し、kabukiペディアの新機能として今夏に実装する予定だという。
Quick テキストでは、99.89%の精度で商品画像上の文字をAIが自動で読み取りテキスト化する。これにより、出店EC事業者の記事コンテンツ制作における課題である、手間やコストを抑えつつ効率的に記事を作成できるようになるとしている。
また今夏中に、インバウンド(訪日外国人)や越境ECに対応するほか、2016年内にVR(バーチャルリアリティ)技術と連動させたVRショッピング&トラベル機能を拡充し、海外にいながら日本での買い物や観光を体験できるサービスを開始する予定だという。
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