ウクライナ軍、ドネツクのスーパーを攻撃 2人死亡=ロシア当局

ウクライナ軍、ドネツクのスーパーを攻撃 2人死亡=親ロ当局者
1月10日、ロシア当局はロシア軍が支配するウクライナ東部ドネツクのスーパーマーケットをウクライナ軍がミサイルで攻撃し、2人が死亡、2人が負傷したと発表した。写真は攻撃を受けたとされるドネツクの商業施設(2025年 ロイター/Alexander Ermochenko)
[モスクワ 10日 ロイター] - ロシア当局は10日、ロシア軍が支配するウクライナ東部ドネツクのスーパーマーケットをウクライナ軍がミサイルで攻撃し、2人が死亡、2人が負傷したと発表した。
ロシア通信(RIA)はロシア当局者の発言として、米国製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」(HIMARS)が使われた可能性があると報じた。
ソーシャルメディアに投稿された未確認の写真には、崩壊した2階建ての建物と焼け焦げた車が写っている。近くのドライバーが投稿したドライブレコーダーの映像は、スーパーが攻撃を受けて爆発し、炎が舞い上がる様子が映っていた。
親ロシア派当局者デニス・プシリン氏は、ウクライナ軍が朝のラッシュアワーにハイマースを用いて攻撃したと非難した。
ロシアのタス通信は、この攻撃で他の建物と約15台の車両も被害を受けたと伝えた。
プシリン氏はまた、自身のテレグラムチャンネルで、ドネツク州スビトロダルスクのアパートがウクライナ軍の攻撃を受け、女性1人が死亡、4人が負傷したと発表した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab