Amazonでずーーーーーーっと続いていた「輸入盤2枚買ったら10%OFF」キャンペーンが3月26日で終了するという。もはやそれがキャンペーンであることを忘れるほどに続いていたキャンペーンだったので、終わってしまうのは残念を通り越して腹立たしいほどだ。私…
地元書店にて昨日『てんてんこまちが瞬かん速』(ぴあ)を購入した。岐阜の実家へ引っ越してきて2ヶ月余り。レコード屋も映画館も無い、文化的に貧困な人口10万ほどの田舎の書店で手に取れるとは思っていなかったので驚いた。市内の3軒の書店に立ち寄り、内2…
TennisとかBeirutとか、インディー・ロック界隈にはわざとサーチ・エンジンに嫌われたいのかと思うバンド名が散見される。ここにまた一組、検索しにくい名前ランキングに入りそうなバンドが。 そのまま検索すると今のところバハマ諸島の情報ばかり出てきてし…
アメリカでは1月、ヨーロッパでは少し遅れて2月に入って発売になったアムネスティ・インターナショナル設立50周年記念のボブ・ディラン・カヴァー集。ほんの少しだけアメリカ盤より安かったという理由でヨーロッパ盤を予約していたのだが、某ショップが予約…
3月に入り、長く厳しかった今年の冬もようやく息切れの様子。ここ岐阜県中濃地区でも、ずい分過ごし易い気候になってきた。根が単純なせいか、陽気が良くなるとポップな楽曲が聴きたくなるのが常であって、この時期の私の部屋にはカラフルで軽快な音楽が溢れ…
ライヴとは常に一期一会。その日その場で見聞きした内容は、二度と再び体験することはできない。余りにも月並みな物言いに我ながら頭痛を覚えそうだが、つくづくそう感じるライヴだった。 この日行われた踊ろうマチルダのワンマン・ライヴは特別なものだった…
ソウル・ミュージックの開祖と言ってもいい、偉大過ぎて困ってしまうほどの巨人、サム・クックが21世紀の日本で俄かに衆目を集めている。サムと言えば、これほどの人でありながら何故かそのオリジナル・アルバムのCD化が遅々として進んでいなかったのだが、…
ボックス・トップスが崩壊の秒読み段階に入った時期に、アレックス・チルトンがソロ作品としてレコーディングしていた音源が『Free Again:The "1970" Sessions』のタイトルで復刻された。 この時の録音は当時陽の目を見ることは無く、86年にその一部が『Lost…
Bhimanアーティスト: Bhi Bhiman出版社/メーカー: Boocoo Music発売日: 2012/01/24メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログを見る Bhi Bhimanと書いてビー・ビーマンと読むらしい。スリランカ系のアメリカ人で、両親がスリランカからの移民。彼自身…
引越し後初、そして2012年一発目のライヴはワタナベマモルさんの弾き語りライヴだった。マモさんの弾き語りライヴを見るのは、去年の5月以来だから久しぶりだ。 会場の「なんや」は地下鉄の御器所駅から徒歩5分ぐらいの閑静な場所にある居酒屋。2階の座敷で…
既に各種報道でご存知の通り、立川流家元、立川談志が亡くなった。享年75。 その訃報に初めて触れた時は、とてもショックだった。しかし時間が経っても悲しいという感情はあまり湧いてこない。それよりは寂しい、寂寥の感ばかりが強まる。どこかでこの日が来…
今年1月に出た『JAKAJAAAAAN!!!!!』に続く住所不定無職の2ndフルヴォリューム・シングル。ミニ・アルバムではなくフルヴォリューム・シングルと称するこだわりの理由はよくわからないが、今回は『JAKAJAAAAAN!!!!!』のように旧作のリメイクは無く、純然たる…
先週発売になった2ndフルヴォリューム・シングル「トーキョー・ポップンポール・スタンダードNo.1フロム・トーキョー!!!」の発売を記念したレコ発イベントの第1弾。何とも欲張りなことに、3ヶ月連続でレコ発を行ってしまうのだ。 いきなり結論を言ってしまう…
11月も半ばを過ぎようとする今日このごろ、今年もクリスマス商戦を見越した各種ボックス・セット、デラックス・エディションの類のリリースが目白押し。やれ『SMiLE』だ、『Some Girls』だ、『四重人格』だ、フロイドだ、スペクターだと喧しい。私はもうゼエ…
ジョン・ウェズリー・ハーディングと聞いて、「ああ、あの人ね」と反応してくれる人がどれくらいいるのか、今となっては心許ない。一般的なロック・ファンならディランのアルバムの方を先に思い起こすだろう。もちろん本名でこそないが、この名前で20年以上…
洋の東西を問わず、アイドル歌謡という分野はいつの時代も需要があるものだ。しかしほとんどのアイドル歌謡はせつなの輝きを放っては、次の瞬間には消えていく宿命にある。そのはかなさと聴き手自身の一時期の思い出とが密接につながるから、ある人にとって…
CLANDESTINE Treeberrys NUDGE'EM ALL NUDGE'EM ALLの6年ぶりのアルバム・リリースを記念してのイベント。リリースはKOGA Recordsからということもあって、対バンもKOGAに縁のある人たちで固められた。90年代の終わり頃、よく見に行っていたバンド達なので、…
【ライヴ】(チラ見を含む) YOUR SONG IS GOOD(グリーン) SION(オレンジ) DACHAMBO(ヘヴン) MANNISH BOYS(斉藤和義×中村達也)〜アトミック・カフェ・トーク(アヴァロン) ラキタ(アヴァロン) eastern youth(ホワイト) YMO(グリーン) CAKE(…
【ライヴ】(チラ見を含む) FOUNTAINES OF WAYNE(グリーン) FUNERAL PARTY(ホワイト) あらかじめ決められた恋人たちへ(ヘヴン) OBRINT PAS(オレンジ) 岡林信康(ヘヴン) 踊ろうマチルダ(アヴァロン) TODD RUNDGREN(ヘヴン) MARC RIBOT Y LOS C…
【ライヴ】(チラ見を含む) 毛皮のマリーズ(ホワイト) NATSUMEN(オレンジ) ソウル・フラワー・ユニオン(ホワイト) サニーデイ・サービス(ホワイト) THE NEWMASTERSOUNDS(ホワイト) RON SEXSMITH(ヘヴン) LEE SCRATCH PERRY with MAD PROFESSOR…
「ナイフの日」に因んだ恒例の少年ナイフの日本ツアー最終日。今年はゲストに住所不定無職を迎えて行われた。 大阪ラモーンズ オープニング・アクトとして登場したのは、少年ナイフによる変名バンド、大阪ラモーンズ。間もなく発売される同名のカヴァー・ア…
東京では今年初のワンマンライヴ。バンドにとってもすっかりホームグラウンドと化したジロキチは超満員の大盛況だった。 ここ最近のワタナベマモルはどんどんパンクに先祖帰りしており、音もステージングも激しさを増している。この日も決して広いとは言えな…
エルヴィス・コステロは10代の頃からのファンで、87年以来、ライヴも来日する度に見に行っている。しかし事前にこれほど期待が高まらなかった来日は初めて。その理由は「ソロ」での公演だから。昨年発売された『National Ransom』はここ数年の活動の集大成的…
正式なCDデビューから約1年で迎えた、住所不定無職の初のワンマン・ライヴ。そう、このバンドはまだワンマンをやったことが無かったのだ。まだ『JAKAJAAAAAN!!!!!』が発売される前の昨年12月にメール予約限定で発売されたチケットは、用意した100枚があっと…
みぞれ混じりの雨が降る中、高円寺まで。開演の19時半を少し回った頃に到着してビックリ。フロアへ入る扉を開けたところまで溢れるほどの人で超満員。よく考えたら3連休の中日。そして夜のストレンジャーズとカルガモネンドの2マンイベントなのだから、この…
長らく廃盤になっていたユートピアの後期作品3タイトルが一挙に再発。CDは結構なプレミア価格になっていたので、手軽に入手できるようになったのは嬉しい。しかし最近このフレーズばかり使っている気がするな。 今回再発されるのはパスポート・レコーズから…
ニック・ロウのソロ名義でのセカンド・アルバム『レイバー・オブ・ラスト』が、アメリカではYep Roc、イギリスではProperからリマスター盤でリイシューされる。ファースト『ジーザス・オブ・クール』と並び、パワー・ポップ期のニック・ロウの傑作アルバムで…
フィル・スペクターのフィレス・レコーズが今年で設立50周年だそうで、それに合わせて関連作品がSONYのLEGACYレーベルより4タイトル同時にリリースされる。 クリスタルズ、ロネッツ、ダーレン・ラヴのそれぞれのベスト盤と、フィル・スペクターが手がけた代…
住所不定無職の『JAKAJAAAAAN!!!!!』が今月26日にジャカジャーーーーーン!!!!!と発売された。昨年のファースト・アルバムをアホほど聴いた私は、当然のごとく入手。発売日の前日、店頭入荷日に乗り込んでフライングでゲットする有様だ。以来、ファースト同様…
レコ発イベントというのは出演者も観客も、普段のライヴより少しだけ浮かれてしまうものだ。それにしてもここまで祝祭感で溢れかえったレコ発は珍しい。 住所不定無職のフルボリュームシングル、「JAKAJAAAAAN!!!!!」の発売を記念したイベントは、あのU.F.O.…