進藤　進

田んぼのあぜ道を。 二人で歩いた。 夏祭りの帰り道。 浴衣姿の君が。 妙に大人びていて。 僕は。 胸を。 ときめかせていたのです。

沙也加は濡れなかった。 それを知らなかった。 夫の和也のことは愛している。 それでも、濡れなかった。 不感症の女（ひと）。 まだ、22歳の若さなのに。 性の歓びを知らない。…

ビットコイン？ あぁ・・ネット上で盗まれたヤバい奴でしょう。 何十倍にも利益が出たと騒いでると思ったら。 破産者続出しているって、ニュースで聞いた。 何だか最近、世間が騒がし…

ベルマークに赤いポッチ。 私はいそいそとクリックすると。 なぁんだ・・・。 私のフォロアーの近況ノートや他のレビューばかり。 私へのハートや星も。 PVすらない。 やっぱり…

男にとって母親は生まれた時からの恋人で。 かけがえのない存在でした。 有名な心理学者によると。 多数の割合で男性は母親と交わる夢をみるそうです。 かくいう私も。 その経験があ…

僕の書いているR18小説。 結構、人気があるのですが。 流石にカクヨムでは披露できません。 でも。 序章だけなら。 少し。 悪ノリして。 投稿してみました。 ※※※※※…

何となく。 身体がだるくて。 風邪を。 ひいたのかも。 そんな時。 僕は真っ先に粘膜がひりつきます。 まるで。 僕の投稿する文章のように。

「頑張り屋さん」 そんな、貴方に贈る。 「頑張らない」 おはなし。 とりとめなく呟いた。 今までのエッセイをまとめてみました。

私は貴方を探している。 暗い暗い。 闇の中で。 貴方の微笑が。 一瞬、見えたようで。 手を伸ばした。 だけど。 何も無い。 ギュッとする。 温もりも。 今は。 そう。…

深夜の散歩。 久しぶりに手を繋いだ。 コンビニの袋をぶら下げて。 歩く二人を。 月明かりが照らしていた。 今夜は十五夜で。 近所にある神社に立ち寄ったら。 灯りも無く真っ…

ふと。 立ち寄った短編。 貴方の気持ちに。 ストライク。 そう。 それで良いのです。 読むことは。 気持ちを重ねること。 難しく考えずに。 目に留まるタイトルに。 クリ…

キーボードで。 タイピングしながら。 僕は。 想いを綴ります。 殆どが。 くだらないことだけど。 それでも。 伝えたいと思うのです。 貴方は。 どうですか？ 書きながら…

貴方を抱く、この温もりが消えてしまう。 やがて貴方は私から離れ、去っていく。 温もりが怖いのです。 貴方の体温をずっと私と同じにしておきたい。 どうすれば、いいですか。 僕…

十七歳の夏。 高校三年生。 僕は。 スタートラインに立って。 君を。 愛おしい君の顔を浮かべていた。 運動会のマラソン競争。 この日。 一位をとったら。 君に。 告白し…

偶然が重なり。 アイツが私の部屋に。 今宵。 一夜を。 共にする。 それで。 いいの？ 私の中の。 私が問う。 暗くなった部屋の。 窓ガラスに映る私が。 ジッと。 見…

プイ。 と。 横を向く。 大好きだった。 愛らしい君は。 何処へ行ったのでしょうか。 ピーマン。 ニンジン。 君に食べさせるために。 ママは。 色んなレシピを検索した…

ギラギラとした眼差し。 いつもの優しい貴方とは違う。 私の知らない。 貴方が。 今。 目の前に。

予期せぬ雨。 家まで、もうすぐ。 そうは、言っても。 数百メートル。 目の前の信号は。 チカチカ、点滅している。 ここで。 待つと。 ずぶ濡れ。 確定。 一瞬。 躊躇っ…

戯れに。 ダウンロードした。 男のサイト。 エロが散乱していて。 ストレス満載の今の私には。 少し、興味があったのです。

プロポーズ。 様々の形があります。 貴方の時は。 どう。 だったのでしょうか？ 少し。 気取って。 みたい時も。 ありますよね？

今夜は。 出たくなかったのです。 宴の席に。 きっと、貴方がいるだろうから。 大海人皇子。 かつての私の想い人。 貴方は。 自分の兄に。 私を差し出した。 憎むべき人な…

今日。 奥さんと。 喧嘩しました。 私が。 言う、全てが。 気にくわないのね？ 彼女には。 そう、思えたのでしょう。

僕と目が合うたびに。 無視するように顔を背け、通り過ぎる君。 何が。 君を。 僕を。 憎むほどに。 嫌いにさせたのでしょうか。

今日。 むかついたことがありました。 ほんの。 些細なことなのですが。 うつうつと。 僕の心の中に。 積もりそうで。 本当に、嫌で。 ゴメンナサイ。 つい。 呟いてみた…

儚い君の姿が。 閉じた瞼の中で微笑んでいる。 飛び交う。 銃声の中で。 僕は。 愛おしい君の微笑みと共に。 甘い。 白百合の香りを。 思い出していたのです。

世の中。 様々な。 ゴメンナサイ。 が、あります。 謝罪？ 開き直り？ 時代時代に。 立場によって。 その。 意味が。 違うようで。 少し。 綴ってみました。

酔いにまかせて。 綴る。 僕の拙文。 わずかな。 人達だけど。 付き合って下さる。 素敵な方々に。 ただ。 ただ。 肩身狭く。 恐縮してしまうのです。

太鼓（大木の切れ端）の音が響いている。 ドンドコ、ドンドン。 タカタカ、タタタタタ。 胸の奥に染みる。 重厚な響き。 人々の影が揺れる。 祭りの広場の中央で燃え盛る炎の光で…

水に濡れた乳房が。 木漏れ日の中。 眩しく覗かせていた。 私は。 ジッと。 見つめるしか、無かったのでした。

昔々、進ちゃん夫婦が若かった頃。 ビーズアクセサリーの店を開いていた時期がありました。 儲かりはしませんでしたが。 今では楽しい思い出です。 平凡なエピソードばかりですが。 …

どうして？ 私は。 追われているのだろうか。 どうして？ 私は。 あの人の子だったのだろうか。 ムッとする。 草いきれの中で。 私は。 追ってから逃れて。 王宮の外れ…

ふと。 視線を向けた時。 胸が熱くなるほど。 切なく思えた。 それは。 意外なほどに。 僕を動揺させたのです。 むしろ。 嫌いだった君を。 どうして。 どうして？ 自…

今から。 何十年も昔。 僕達の。 初めてのデート。 十四歳の夏。 白い浴衣の君が。 僕には凄く眩しく見えた。 でも。 俯く君の唇は。 微かに。 震えていたのです。

アイコンに灯る。 赤いポッチが好きだった。 待ちくたびれて。 眠ってしまった夜更けに。 開いたスマホの画面に。 それを。 見つけた時。 私の胸の鼓動は。 いじらしく。 …

僕は。 気の小さい。 平凡なおじさんです。 だからでしょうか。 些細な事に心がざわめくのです。 だけど。 気が小さいので。 注意することもできずに。 ただ。 ただ。 …

泣きながら去っていった君を追いかけて。 僕は。 雨の中を。 もがくように。 走った。 赤信号に。 立ち止まって。 行きかう車のヘッドライトを。 恨めし気に眺めるしかなかっ…

銃声が鳴り響く。 荒い息を吐きながら潜む塹壕。 血濡れた手でまさぐった胸のポケット。 君から渡された刺繡が縫い付けられた御守り。 軍用手帳の白紙に殴り書く。 君への、最後の手…

辛い時。 貴方は、どうしていますか？ もう。 駄目だ。 立ち直れない。 自分の人生。 オワコン。 そう。 思ったこと。 僕は。 何度もあります。 そんな、年老いた。 …

のめり込んだ株式投資は危険。 素人は長期の投資信託が無難。 それは。 確かに。 正論です。 でも。 僕が違和感を覚えるのは。 実際に投資をしていない人が。 リスクを偉そう…

年末までに一ドル、200円になる！ 日本はオワコン！ 記事が踊っております。 皆様も。 穏やかならざる気持ちで。 お過ごしのことでしょう。 経済について。 全くの素人の私…

好きだ。 好きだ。 君が。 世界中で一番。 好きだ。 そんな気持ちを。 僕は、ずっと。 思い続けていたのです。

とても。 潔く。 とても。 未練気で。 世界中の人々が。 その。 泣きっぷりに。 キュンと。 なったのかも、しれません。

三重県の彼の実家。 嫁ぐ覚悟で訪れた夏の日。 彼が独立前で。 節約のために夜行バスで向かった。 早朝。 到着した私の荷物を受け取りながら。 彼のお母さんが。 投げかけた言葉…

酔いのままに綴る。 短い。 ほんの短い。 ラブストーリー。 貴方の時間の。 隙間に。 お邪魔します。

青春アニメを観て。 苛めの場面があって、思ったのです。 苛められている辛さは。 勿論、分かるのだけど。 苛めている。 モブキャラ達は。 どうして。 苛めをしているのだろうか…

つないでた ぬくもりがいま きえていく あなたがかわる べつびとに 繋いでた 温もりが、今 消えていく 貴方が変わる 別人に

酔っぱらうと。 遂、いじりたくなる。 ブラック。 進ちゃんです。（笑） 素直に。 おめでとうと。 コメント。 すれば、いいものを。 はい。 ごめんなさい！ 今週の朝ドラ…

君が、いない。 君が、いなくなった。 嘘、だろう？ 嘘、と言っておくれ。 君が、いない。 人生。 君が、いない。 時間。 僕は。 僕は・・・。 どう、すれば。 良いと…

薄々は。 気づいてらっしゃると思いますが。 今。 日本はインフレになっています。 長い間の。 デフレになれた私達は。 違和感を抱きながら。 少しずつ。 認めざるを得ない状…

戦いに、あくれた。 俺の人生。 休まる時は。 少しも無かった。 だけど。 お前に会ってから。 死んだ筈だと。 思っていた、お前に。 出会えた時から。 俺の。 人生は。 …