2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
無 功 用 (む く ゆ う) 「碧巌録」より 『心が晴れる禅の言葉』赤根祥道・著より【引用】 母の胎内からこの世に生まれてくる嬰児の心は、一つの汚れもない。…母親の 乳房にすいついて乳をすいながら、満足すると、すやすやとあどけなく 眠っている。 「嬰…
カメキチの目 『〈いのち〉とがん 患者となって考えたこと』 という本(新書)を読んだ。 著者は坂井律子さんといい、NHKのベテラン職員。 (本は2019年2月に出版。著者が苦しいなか、あとがきを書かれたのは2018年 11月で、そのときはすでに再再発、転移。 …
カメキチの目 (これで最後です) 本を読み、生きもの(動物)としての人間と、そうで ありながらもそこにはとどまろうとしないかのような (いいとか悪いとかの問題ではなく)人間の「欲望」を痛感した。 「欲望」は次から次へと新しいものを生みだし、その…
カメキチの目 働いていたとき、仕事やめたら、好きな山登り もっとしたい、日本全国鍋釜もって旅したい、料理を 覚えたい(ホントです)、ボランティア…と思っていたら できなくなった。 で、テレビと読書の比重が圧倒的に高まった。 これまでにも書いたよう…
カメキチの目 働いていたときは、朝、テレビをみる余裕は なかった。時間がなかった(少しでもあれば寝たかった)。 いつごろからかビデオ録画ができ、便利になったが 朝ドラをみたいと思ったことはない。 しかし、入院していたときヒマつぶしにたまたま み…
カメキチの目 「自由」、「所有」ということについて、ふたつの 関係について考えさせられることがあった。 ■ 「自由」について 【引用】 自由と言われて思い出すのが、一時期よく言われた自由と自己決定を同一視する 風潮です。 典型的な例が障害者に関して…
カメキチの目 『大草原の小さな家』という昔、NHKで放送された 番組がよみがえってきた。 (新作ではなく、日本語吹き替えの声が変わっての再放送。春ころからやって います。番組のことは詳しいHPがありますので、そちらをどうぞ) 放送当時、主人公ローラ…
カメキチの目 朝日新聞一面に、気にいった言葉を毎日のせて おられる鷲田清一さん(臨床哲学者)と、ゴリラ研究で 有名な山極寿一さん(生物学者)の対談本(『都市と野生の思考』 という新書)を読んだ。 自分の哲学は、人びとの生活実感にもとづくものに …
カメキチの目 (いままでは「この寺のご本尊か…」という気くらいしかなかったのに) 最近、その存在が気になってきた。 不動明王。 近くの山裾には、小さな流れのそばに「山上不動」 というのがおわす。 少し離れた有名な寺にはこれまた有名な「黄不動」 と…