ロシアのユーモア―政治と生活を笑った300年 (講談社選書メチエ)
- 作者: 川崎浹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/05
- メディア: 単行本
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「オデッサでは質問には質問で答えるっていいますが、これは本当ですか?」
「どうしてまた、あなたはそんなことを知らなきゃならないのですか?」
出席していた党委員のなかから声があがった。
「そのとき貴方はなにをしていたのですか?」
すると即座にフルシチョフが応じた。
「いま発言したのはだれか、挙手していただきたい」
だれも挙手する者がいなかったので、フルシチョフは答えた。
「いまの貴方と同じように、私も黙っていた」
「社会主義体制はいかなる矛盾を抱えているか」
「わが国には失業はないが、だれも働いていない。だれも働いていないが、みんな給与をうけとっている。わが国ではみんな給与をうけとっているが、しかし給与ではなにも買うことができない。給与ではなにも買うことはできないが、みんながすべてのものを持っている。我々はすべてのものを持っているが、みんな満足していない。しかしみんな不満だが、投票のときはみんなが『賛成』」
「民主主義の原則」
イギリスでは多くのことが駄目であるが、しかし、して良いことはして良いのである。フランスでは多くのことはして良いのだが、しかし、駄目なものは駄目である。アメリカでは駄目なことすら、してよいのであるが、ソ連では、して良いことすら駄目なのである。
- 作者: フィリップクローデル,Philippe Claudel,高橋啓
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2005/09/17
- メディア: 単行本
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やっぱり高橋は子育て中だから泣けるのだろうか。ツボは人それぞれ。僕なんかあの『優しい時間』で泣けますから。コーヒーかりかりの栗鼠おやじや「死神」タトゥーに苦笑しながら、陶芸中の二宮クンを陰で見守る栗鼠オヤジに、二代目裕次郎に「今はまだ会えないんです」という二宮クンに、号泣。わかる人だけ泣いて下さい。
(余談ですが)
文春・阿川対談の川上弘美。
- 身長は中三で176センチ。(アッコよりデカイ!)
- 短気だ
- 大学のSF研の一年先輩が柴門ふみ
阿川の感想「20年前の壇ふみのようだ」