わたしは自分が情けないです。
タブレット学習で何を失敗したか。
長女が苦手な分野が出来ているのに見過ごしてしまいました。
タブレット学習で勉強していることに安心しきって学力の現状把握を怠ったからです。
長女はスマイルゼミで勉強していますがチャレンジタッチでもタブレット学習全般で言えることです。
薄々と身に付いてないのでは?と思うことがあっても学校の先生からは良く出来ているとの評価だったのです。
【小学5年】基本的な学習内容はマスターしていた
上の写真は小学5年3月の算数の学習状況です。
初回点数も良くしっかり理解できています。
5年生まではスマイルゼミの標準クラスで勉強していました。標準クラスの問題で100点を取るのが当たり前のようになっていたので6年生から標準クラスから発展クラスに変更しました。
普段の勉強で難しい問題にも取り組んでほしかったから。
これがダメだった。
【小学6年】発展クラスに背伸びしたのが間違いだった。
難しい問題は学校では必要ない。子供も難しい問題は時間がかかるから早く終わらせてゲームがしたい。
苦手な分野はその時は解かっても身に付いていないので最初から諦めるようになってたみたい。
本来は優等生タイプの子どもです。
下手に難しい問題や苦手な問題に基礎が定着していない状態で勉強することで苦手意識が強まり劣等感も芽生えたんじゃないだろうか。
子どもに必要だったのは基礎の繰り返しで揺るぎない基礎学力を身に付けることだったように思います。
問題を適当こなす。親は勉強をやった記録だけを見る
発展クラスで難易度の高い問題が出題されているのだから理解度をちゃんと確認しないとダメでした。
つい、その日に勉強をやったかだけを見るようになっていました。
学校の勉強も問題なし。毎日タブレットで勉強しているから大丈夫って安心していました。
今更ながらですが記録をよく見てみると初回0点で復習で80点など適当に学習している様子がわかります。
全体的にはよくできているんですけどね。
次の写真は小学6年11月の学習結果です。
学習時間は短くても1回の学習で多くのスターを獲得しているので効率よく学習できているのが分かります。
5教科の学習結果一覧でも初回点数は全体的に高得点です。
ただ教科ごとに見た時につまずきが見えました。次の写真は算数の学習結果です。
論理と文章題に陰りが見えます。
つまずきを放置して苦手ができてしまっています。
学力診断テストはどうだったか?
5年の春は良かった。前回の6年夏の学力診断テストの点数がボロボロでした。子供は「計算間違い。ちょっと勘違いしていた。」と言っていたのを私は鵜吞みにしていました。
6年冬の学力診断テストの結果も芳しくない。
中学を目前にどこでつまずいているのだろうか?
まず算数を見てみます。
得意と苦手がはっきりしていますね。
テストの振り替えりで子どもが解いた記録が見れるので確認してみました。
比の問題です。
答えは空欄になっていますが試行錯誤した様子がうかがえます。
56÷13=4.3で答えがおかしいと思い答えが空欄になったんでしょう。
4.3kgの答えはおかしいと思ったなら以前よりは理解度が上がっています。惜しい。ここで私が気付いていたら苦手をなくすチャンスだったのに。
次の問題では21÷6と計算しています。
惜しい。
21は273÷13から導き出した数字だと思います。÷6じゃなくて×6すれば正解に辿り着いたのに。
結局は基礎ができていないのです。
速さを求める問題は手を付けず最初から諦めたようです。
次の縮尺の問題はcmとmの単位換算を見落として不正解になっています。
考え方は合っているのにケアレスミスも多い。
次に国語を見てみます。
読み取る力、読解力につまづきがありそうです。各分野をみてみましょう。
漢字は得意です。
読み取りでは、本文から5文字抜き出す問題で「くらい」を「ぐらい」と書いて間違いとか不注意が目立ちます。
国語も算数と同様に試行錯誤している様子でした。
一緒に振り返って復習すればよかった。
間違いを見直す、というコツコツした努力が積み重なって盤石な基礎学力を築くのだとしみじみと感じました。
タブレット学習は1人で勉強できても放置してはダメ。
学校の成績も問題なし。宿題もするし短時間だけどタブレットで家庭学習もする。全体的にできている。
その状態に安心してはダメでした。
子どもの学習状況を確認するツールはあるのに活用できてなかった。その結果、苦手から逃げる、難しい問題から逃げる、深く考えない、という悪癖がついてしまいました。
普段の学習内容の記録が見れるようになってほしい
日々の学習で点数はわかっても、どのような間違いをしたのかまではわかりません。ケアレスミスなのか理解ができていないのかなどどのように間違ったのか実力診断テストと同様に後で学習内容が見れるようになれば確認もしやすいですよね。
じゃあタブレット学習より紙テキストが良いわけでもない
紙のテキストなら学習状況がいつでも振り返れます。ただ、丸付けをするのは親の仕事になるだろうし、日々できるのか。
子どもが自主的に丸付けをする場合もあるだろうけど、親が学習状況を確認しなければ私と同様のミスを犯すことになります。
小学生の家庭学習でタブレット学習を選んだことは間違いではなかった。
わたしの間違いは、勉強をしている様子で安心して学習内容をチェックしなかったことです。
発展クラスでハイレベルな問題の解答状況をチェックしなかった。
苦手になりそうなつまずきを見過ごした。
タブレット学習であろうと紙のテキストであろうと子どもの学習内容をチェックして軌道修正することが大切です。
頑張ります(; ・`д・´)