癌患者があきらめる事で新しい価値観を発見した
どうも、ステージ4癌患者のkknsです。
先日、高校の同級生が福岡に来たので20年ぶり位に会いました。
この同級生は開業医として成功しておりまして医者として経営者として忙しい毎日を過ごしております。
一方私は田舎の中小企業勤めであります。
病気になる前の自分であったら、自分と同級生を比較して嫉妬してしまっていたと思います。
でも、嫉妬の感情は沸かずに素直に久しぶりの再会を楽しめました。
その理由は病気になった事で私の価値観が変わったからだと思います。
本日はそんなお話です。
それではよろしくお願いいたします。
今回の記事を読んで頂きたい方
- 癌患者の方
今回の記事を読んでわかる事
- あきらめる事で新しい価値観を発見した
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嫉妬の感情を抱かなかった理由
久しぶりに再会した同級生は開業医として成功しています。
私と違って
- 国立医学部受験
- 医師国家試験合格
- 医者として
- 経営者として
成功しています。
一方私は
- Fラン大卒
- 田舎の中小企業勤め
- 癌に罹患
しています。
ただ、同級生は「ストレスフル」と言っておりました。
一方、私は癌について悩みはありますがそれ以外の事は「ストレスフリー」の状態です。
同級生のようにキラキラした働き方では無いが、私は勤務先の協力もあって体にも心にも余裕を持った働き方が出来ています。
その働き方で治療や生活に困らない程度の収入や蓄えがあります。
また、以前の私は スケールの大きな仕事をして たくさんのお金を稼いで 良い生活を送る 事に価値観を感じていました。
しかし、病気になって そこそこ働いて そこそこ稼いで 自分の時間を多く持って 慎ましい生活をして お金を残す 事に価値観を感じるようになってきました。
こういった
- 「身体的」「精神的」「経済的」な余裕
- 病気になった事で起こった価値観の変化
から同級生に対して嫉妬の感情を抱かなかったんだと考えています。
↓↓↓ ちなみに同級生と会ったのはこちらのお店です。料理も美味しくて2人だけなのに個室を使わせてもらったりと良いお店でした。博多駅が近いので新幹線の時間が気になる方はこのお店は良いかもですね。
価値観の変化
もちろん、嫉妬の感情を抱かなかった大きな理由の一つに 同級生の人柄 もあると思います。
前項にも書いた通り以前の私は
- いっぱい働いて
- いっぱい稼いで
- いっぱいお金を使う
という事に価値観を感じていました。トニカクガンバル!!
でも、病気になった事によって
- ソコソコ働いて
- ソコソコ稼いで
- お金を使わず余ったお金で貯金と投資←特にココ!!
という事に価値観を感じるようになってきました。
子供が一人暮らしの大学生(一番お金がかかる時期)なのに、資産は増えました。
子供が大学を卒業したら資産増加のペースも上がると思います。。。
そして、価値観を変化させた具体的な理由は色々な事をあきらめる事ができたからです。
例えばこんな事をあきらめてきました。
- 会社の第一線で働く事をあきらめた
- 無理に会社に行く事をあきらめた
- ステータスになる物を所有する事をあきらめた 等々
このような事をあきらめてきて価値観が変わり、同級生の事は単純に「凄いなぁ。」とだけ思うようになりました。
ソコソコ働いて ソコソコ稼いで お金を使わずにお金を貯める こんな生活しか出来ないと言えばそうなのかもしれないですけど、自分にはこんな生活が合っていると感じています。
結果として「資産が増えているのだから無理に頑張る必要はないんだ…」
この点に関しては病気になった事で価値感が大きく変わった点であります。
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まとめ
私は癌になった事で色々な事をあきらめてきました。
それが今良い方向に働いているのだと思います。
「あきらめる」という言葉はネガティブに感じる方が多いと思いますが、あきらめる事で 新しい価値観の発見 があったり 自分がやるべき事の発見 があったりするので あきらめる事が楽しくなってきました。
癌患者の皆様には健康な頃を忘れられずあきらめきれない事があると思います。
無理にあきらめる必要はありませんが、柔軟な発想で「これをあきらめたらどうなるかな?」と考えてみてください。
私はこの考え方で 投資 という新しい楽しみを発見しました。
私のように あきらめる事 で 新しい価値観の発見 や 自分のやるべき事の発見 があるかもしれませんよ。