ゲームと図書館についてのいくつかのメモ
きっかけはデンマークの総合目録だった
Søgning - bibliotek.dk
たまたま、ここを調べていた時、ふと資料媒体を指定する箇所に「Books」「Articles」「On the web」と並んで「Games」があることに気がついた。
- 「Films」「Music」よりも上に来ている
- 「Platform」が細かい(オンラインゲーム、任天堂DS、PCゲーム、PlayStation2,3,Vita…)
- 「Genre, type」はさらに細かい
- 登録は3,000タイトル以上
自分はゲーム(いわゆるVideo GameとかPCゲーム、オンラインゲーム)をまったくしない/出来ない人間だが、個人的にオンラインチュートリアルといったものに興味が多少あるので、図書館との接点がありそうないくつかの文献をピックアップしてみた。
1.最近の+全体を俯瞰するもの
- 米NPR、米国の公共図書館におけるゲームの貸出やプログラムの現況を紹介 | カレントアウェアネス・ポータル
- 「情報の科学と技術」 特集=「サービスとしてのゲーム」 Vol. 62 (2012), No.12
- 日本デジタルゲーム学会
- National Gaming Day @ your library
2.リテラシーや教育にフォーカス
- Stiwinter, Katherine. "Using an Interactive Online Tutorial to Expand Library Instruction." Internet Reference Services Quarterly 18, no. 1 (October 2013): 15-41.
- 遊びと学習と創造性の関係について議論するオンラインシンポジウム(米国) | カレントアウェアネス・ポータル
- Nelson, Jennifer, and Keith Braafladt. 2012. Technology and literacy: 21st century library programming for children and teens. Chicago: American Library Association.
- RefMaster
3.ゲームアーカイブ
- 齋藤 朋子. 国立国会図書館におけるゲームソフトの収集と保存 : ナショナルな協力体制確立の必要性. デジタルゲーム学研究 6(1), 37-41, 2012
- 電子情報の長期的な保存と利用 | 国立国会図書館-National Diet Library
- 後藤 敏行. コンピュータゲームアーカイブの現状と課題(<特集>資料保存:メディアの劣化と対策). 情報の科学と技術 60(2), 68-74, 2010
- CA1719 - 動向レビュー:デジタルゲームのアーカイブについて―国際的な動向とその本質的な課題― | カレントアウェアネス・ポータル
- 2012 年度採択 研究の国際化推進プログラム 研究成果報告書「文化資産としてのデジタルゲーム:日米英におけるビデオゲーム・アーカイブの現状と展望」中村彰憲(立命館大学)
- mith, J. M. "The UT Videogame Archive." Choice: Current Reviews For Academic Libraries 49, no. 8 (April 2012): 1434.
(2013.9.20 追記。@argさんより教えていただきました)
4.日本の事例紹介
- 富山市立こども図書館でX-Boxの導入
- 写真(flicker)