2022年3月17日に
「売上管理表をSellerbook無料版からGoogleスプレッドシートに変えた理由」という記事を公開しました。
↓こちらです。
koharubiyori0819.hatenablog.com
その際には
- 売上管理表(販売サイト別)
- 「仕入帳」
- 「在庫管理表」
の3種類を作成していましたが、
それ以降、運用の利便性を追求し、新たに項目を追加。
現在では以下の6種類の管理表を活用しています。
スプレッドシートへ移行した理由
以前はスマートフォンで管理可能なアプリ「Sellerbook無料版」を利用していました。
簡単な操作で売上を記録できる点では便利でしたが、必要な機能(データ管理など)が無料版では使えないという制約がありました。
そのため、コストを抑えつつ自由にカスタマイズできるツールとしてGoogleスプレッドシートを選びました。
この選択によって、無料でありながら色々な管理(売上・仕入れなど)を整えることができ、売上管理の効率化につながっています。
スプレッドシートを活用することで、自分の運営に合わせて項目を追加・修正しやすくなり、税金申告や販売分析の際の手間が軽減されています。
また、他のアプリに比べて自由度が高く、多機能な点が非常に魅力的です。
私が販売しているところが、
「メルカリ」
「Y!フリマ」
「ラクマ」
「minne」
と4つあります。
以前は各サイトごとに、スプレッドシートを作り売上を記録していましたが、税金申告時に売上合計や利益の合計を計算する際の手間を省くため、1つのスプレッドシートに統合しました。
このスプレッドシートを一つに統合により、収支管理がより効率的になり、時間を節約できるようになりました。
仕入帳
ハンドメイド作品を作成するための材料(ビーズやレース糸など)や、包装資材(封筒など)を購入した際に記録を残しています。
購入店舗や数量、単価から内訳を計算し、クーポンなどを使って購入できる場合は、割引額を記入して、材料費の分析や購入計画に役立てています。
項目は必要に応じて追加できるため、より細かい管理を実現しています。
ハンドメイド作品に使う材料の在庫状況を記録しています。
ビーズの品番や個数、レース糸の品番と個数、その他のパーツの数量などを管理しており、これを参考にして不足している材料を購入する計画を立てます。
材料の購入時には、この管理表が非常に役立っています。
ハンドメイドで制作した作品(ブレスレットやネックレスなど)の名称、販売価格、掲載サイト、在庫数を記録しています。
販売価格は、サイトごとに販売手数料が違ったりしているので、この管理表で一目で管理出来て便利です。
この管理表により、どの商品がどのサイトで販売されているのかも一目で把握でき、 効率的です。
各販売サイトで購入いただいた顧客情報や購入品目を詳細に記録しています。
また、購入履歴をドキュメントにまとめ、スプレッドシートからリンクで直接アクセス可能な状態にしています。
これにより、顧客管理がスムーズに行えるようになり、顧客対応の質が向上しました。
minneではアクセス数、作品のアクセスランキング、検索キーワードなどのデータが毎日更新されています。
この情報をスプレッドシートに記録し、どの作品が注目されているのか、どんな検索ワードが閲覧に効果的なのかを分析しています。
このデータは販売戦略の改善に役立てています。
他のサイトでも同様の分析ができれば良いのですが、データを記入して確認する手間が大きいため、現状ではminneに限定しています。
まとめ:スプレッドシート活用の効果と今後のこと。
Googleスプレッドシートは、無料で利用できるだけでなく、高いカスタマイズ性と柔軟性を持つツールだと思っています。
これを活用することで、売上管理、仕入れ管理、在庫管理、顧客管理を一元化して、ハンドメイドの制作と販売そして管理するための作業を効率化することができました。
また、販売サイトの分析も行うことで、戦略的な運営が可能になっています。
現在使用している6種類の管理表は、それぞれ異なる目的を持ちつつも、全体として管理業務の簡略化と効率化を支えてくれています。
今後も必要に応じて項目や管理表を追加し、さらに充実した管理環境を目指していきたいと思っています。