2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『雪夢往来』読了

木内昇 (2024年12月15日刊行、新潮社、東京, 397 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-10-350957-8 → 版元ページ)江戸時代、越後の鈴木牧之(1770–1842)が『北越雪譜』を刊行するまでの長すぎた道のりを描いた長編伝記小説。ワタクシが『北越雪譜』を岩波文…

『ジェリコの製本職人』読了

ピップ・ウィリアムズ[最所篤子訳] (2024年12月2日刊行、小学館、東京, 554 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-09-356747-3 → 目次|版元ページ)この小説は、1910年代第一次世界大戦下のオックスフォードを舞台として、登場人物が一作目と部分的に重なっ…

『小さなことばたちの辞書』読了

ピップ・ウィリアムズ[最所篤子訳] (2022年10月2日刊行、小学館、東京, 526 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-09-356735-0 → 目次|版元ページ)この小説は、『オックスフォード英語大辞典(OED)』の辞書製作を中心にして、オックスフォードの「写字室…

『【地中海世界の歴史5】勝利を愛する人々——共和政ローマ』

本村凌二 (2025年1月14日刊行、講談社[講談社選書メチエ・805]、東京, 267 pp., 本体価格2,220円, ISBN:978-4-06-538319-3 → 版元ページ)

『ヨーロッパの地理哲学』

マッシモ・カッチャーリ[上村忠男訳] (2025年1月14日刊行、講談社[講談社選書メチエ・819]、東京, 293 pp., 本体価格2,050円, ISBN:978-4-06-538160-1 → 版元ページ)

『遊牧王朝興亡史——モンゴル高原の5000年』

白石典之 (2025年1月14日刊行、講談社[講談社選書メチエ・818]、東京, 333 pp., 本体価格2,150円, ISBN:978-4-06-538320-9 → 版元ページ)

『生成AIのしくみ——〈流れ〉が画像・音声・動画をつくる』

岡野原大輔 (2024年12月18日刊行、岩波書店[岩波科学ライブラリー・328]、東京, xii+129 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-00-029728-8 → 版元ページ)

『ほんとうのカフカ』

明星聖子 (2024年12月10日刊行、講談社[講談社選書メチエ・817]、東京, 293 pp., 本体価格2,050円, ISBN:978-4-06-537795-6 → 版元ページ)

『考えるという感覚/思考の意味』

マルクス・ガブリエル[姫田多佳子・飯泉佑介訳] (2024年12月10日刊行、講談社[講談社選書メチエ・799]、東京, 466 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-06-535293-9 → 版元ページ)

『図書館を建てる、図書館で暮らす——本のための家づくり』目次

橋本麻里・山本貴光 (2024年12月20日刊行、新潮社、東京, 240 pp., 本体価格3,300円, ISBN:978-4-10-355991-7 → 版元ページ)今日も暖かな一日だった。こんないい日和に自宅に引きこもっているのは罪深いことなので、ひさしぶりにつくばセンターのリブロを…

『海を渡ったアライグマ——人気者がたどった道』目次

淺野玄 (2024年11月15日刊行、東京大学出版会、東京, x+170+9 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-13-063962-0 → 版元ページ)【目次】 はじめに i 第1章 知っているようで知らないアライグマという動物 1 第2章 海を渡ったアライグマ 21 第3章 問題を起こし…

『小さなことばたちの辞書』目次

ピップ・ウィリアムズ[最所篤子訳] (2024年12月2日刊行、小学館、東京, 554 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-09-356735-0 → 版元ページ)つい最近出た姉妹本:ピップ・ウィリアムズ[最所篤子訳]『ジェリコの製本職人』(2022年10月2日刊行、小学館、…