子どもに言っちゃいけない言葉5選(前編)
こんにちは!毎日がちょっと素敵になると、いいですよねっ♪
「なんでこんなこと言っちゃったんだろう…」
子育て中、そんな後悔をしたことはありませんか?私もあります。子どもと過ごしていると、忙しさやイライラから、思わず口にしてしまう一言が心に刺さったり、後で振り返って反省したり…。
子どもの時にこんな言葉いわれて…嫌だったな、悲しくなったなって言葉だったりもします。
言葉には不思議な力があります。たった一言で子どもの心を明るく照らすこともあれば、逆に小さな心に深い傷を残してしまうことも。だからこそ、私たち大人は「どんな言葉を選ぶか」にちょっとだけ気をつけることで、毎日の子育てがもっと穏やかであたたかいものになるかもしれません。
※子どもに対してだけではなく、コミュニケーションの在り方としての1つの考え方だと思ってみてくださいね。
今回は、子どもの年齢ごとに「言っちゃいけない言葉」と、その代わりに言うといい言葉を紹介しようかなと思います。小さな心がほっと安心し、ぐんぐん伸びていくヒントになれば嬉しいです!
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子どもに言っちゃいけない言葉5選(小学生編)
小学生は、どんどん自分の世界を広げていく時期です。好奇心がいっぱいで、日々新しいことを学び、成長していきますが、まだ心が柔らかいため、大人の言葉に大きく影響されます。親の一言が、子どもの自信や気持ちに直接的に関わることも多いのです。
「どうしてこんなこともできないの?」
→ 努力している最中に否定されると、自信をなくしてしまいます。
代わりに言うと良い言葉:「ここまでできたね!次はどうしようか?」
「早くしなさい!」
→ 子どもには大人より時間が必要です。焦らせるとパニックになることも。
代わりに:「一緒にやってみようか?」
「そんなのダメ!」
→ 何がダメなのか具体的に伝えないと、子どもは戸惑ってしまいます。
代わりに:「こうするともっと良くなるよ!」
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)ならできるでしょ」
→ 兄弟姉妹との比較は、プレッシャーを与えます。
代わりに:「あなたらしく考えてごらん」
「泣くな!」
→ 感情を否定されると、自己表現が苦手になります。
代わりに:「どうして悲しいのか教えてくれる?」
子どもに言っちゃいけない言葉(中学生編)
中学生は、身体的にも感情的にも急激に変化する時期。思春期が始まり、親との関わり方にも微妙な変化が現れる頃です。自立心が芽生え始める一方で、まだまだ未熟な部分も多く、親の言葉に大きな影響を受けやすい時期でもあります。
「どうせ無理でしょ」
→ チャレンジ精神を奪う一言。可能性を信じることが大切です。
代わりに言うと良い言葉:「やってみたいなら応援するよ!」
「勉強しないと将来困るよ」
→ 抽象的すぎて響きません...言ってる本人はどうだったんだ?って思うだけです。
代わりに:「勉強することでどんなことができると思う?」
「そんなのくだらない」
→ 子どもが大事にしているものを否定すると、親との距離が広がります。
代わりに:「楽しそうだね!何が面白いの?」
「友達と比べて遅れてるよ」
→ 他者比較は子どもの自信を奪います。
代わりに:「あなたのペースで大丈夫だよ」
「言われた通りにやればいいの!」
→ 思考を停止させる命令はNGです。
代わりに:「どう思う?自分の考えを聞かせてくれる?」
言葉で伝えたいのは「愛と信頼」
どの年齢でも、子どもは親の言葉に敏感です。愛情や信頼を感じられる言葉かどうかを考えるだけで、伝え方が変わります。「気づいたことがあったら、その都度伝える」柔軟さを持ちながら、よりよいコミュニケーションを築いていきたいものです。
子どもたちの心が少しでも楽になり、笑顔が増えるように、私たち大人も日々気を付けたいし、その為にも学んでいきたいものです。
次回は、子どもにいっちゃいけない言葉5選(後編)「高校生編」と「大学生編」.
それでは皆さま「あすたまにゃーにゃ!」