JT役員発言に対する疑問と自分の見解
痛いニュース(ノ∀`)さんから
JT、喫煙率引き下げ数値目標で厚労省に反論 の記事中の
「世界保健機関(WHO)が示す健康への影響は、喫煙が4.1%でアルコールは4.0%。なぜ、たばこだけを狙い撃ちにするのか」と反発する。の部分です。
まず、結論から。
日本人にとって健康への影響が同じというのは嘘。
世界保健機関(WHO)が示す日本人*1への健康の影響はタバコがアルコールの約3.8倍害を与える。
説明開始。(自分で2chに書いた記事をわかりやすく解説しています)
説明終了
【社会】 「なぜタバコだけ狙い撃ちに!?」 JT、喫煙率引き下げ目標で厚労省に反論★3
197 名前:名無しさん@6周年[sage] 投稿日:2006/09/20(水) 03:27:46 id:xm8Dix6i0
正直、誰も触れてないみたいだけどこれ無茶苦茶だろ。WHOのworld health report2002のP91の
Web Annex 22 Estimated attributable burden in 2000 and avoidable burden in 2010 and 2020
の2000年が元ネタとして分かりやすいだろ。
以下のHPのPDFファイルかsupporting materialからtable4.1.1が該当。
http://www.who.int/whr/2002/chapter4/en/index.html
<<JTの役員の話はこの4.5位の%を利用
この話が無茶苦茶なのは、
先進国ではアルコールの健康への影響は少なくなるので、
日本(もしくは先進国)での統計を用いるべき所を世界全体の数値を利用している所。
3位の高血圧はともかく、1.2位の低体重と性交渉の影響は日本では極端に低い。後、市民のための環境学ガイドの安井氏が同レポートの関連話に触れてる。
http://www.yasuienv.net/WHOwhr2003.htm
影響はタバコは酒の4倍。
人を説得したいならこんな無茶話をしちゃ駄目だって。354 名前:名無しさん@6周年[sage] 投稿日:2006/09/20(水) 04:28:00 id:xm8Dix6i0
>>330>>341
>>197で触れたけどこれあきらかに釣りだよ。
保健機関(WHO)が示す健康への影響は、喫煙が4.1%でアルコールは4.0%
これは世界全体を対象としてどれだけ余命が失われるかを比率で表示した物。ちなみに同じ調査報告書の中で、
日本周辺地域での統計だとタバコ6.15年酒1.61年であきらかに煙草の害の方が大きい。
JTの役員の言い分を認めるならば、
日本政府が行わなければならない対策は酒やタバコの制限ではなく、
食糧のさらなる増産・輸入・配給と性への正しい知識と技術の導入(避妊・性病・出産対策)になります。
この統計からはなぜ先進国でタバコが健康対策として狙い撃ちされるか読み取れます。
逆に途上国ではタバコより貧困対策が優先される理由も読み取れます。
これはworld health reportを読んだ人*2なら誰でも気がつく嘘。
なぜ、普通に生きている人、そして自分では決して得られないような重職にある人がこのような嘘をつくのだろう。
新聞記者は新聞記者で自分の数十倍は頭がいいと思うのに、健康問題を扱う上で基本的なWHOの年次報告書を読んでないのだろうか。
追記(09月20日)
排気ガスの影響を同資料で調べるのなら、大気汚染のひとつの原因として換算されています。
大気汚染は0.54年で約半年です。
多いと見るか少ないと見るかは各自それぞれ。
あと、市民のための環境学ガイドさんのデータは当人も述べているけど加工しまくり。
目算だとこんなもんかなと思うけど、整合性を調べてられないや。一から加工しなおしたほうが早いぐらい。
私の時点で孫データになっているので、信憑性は各々に任せます。
追追記
交通事故の話題も多く出てたし、交通事故との比較も必要かな。
そうすると1から内容を加工しなければならないなあ。
2002のannex_table3の部分が該当。ただし、地域ごとの死亡率の比較は無し。
交通事故はアルコールによる健康被害の70%ぐらいかな。
人が被るリスクを主観で取り上げても感情論が優先して駄目だと思うんだけど、
タバコ論は感情論の水掛け合いに必ずなる。不思議だなあ。