結婚式当日に他国から侵略され、その国の王子と結婚させられることになった王女のお話。
国同士の争いに巻き込まれることになった王女の運命を描いてるんだけど、王女の祖国がなぜ結婚相手の国に狙われることになったのか…の辺りがコミカライズだとどうも不明瞭。
王女が嫁入りしてからのいろいろは第一王子がすべての黒幕ってことで理解はできるんだけど… 主人公のもともとの婚約者だった王子なんて再登場するけど、何の印象も残さない退場の仕方で悪役にされるよりも可哀想な感じだった。
最終的に王女は第四王子と生きていくことを決めて両想いでハッピーエンドなんだけど… この終わり方にするなら、当て馬王子はいらなかったなという感想。
あと、主人公の特別な力が発揮される場面がとても少なくてもったいなかった。使っちゃダメと言われつつも使ってしまうのが特別な力なのになぁ。