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現代の音楽作品は、従来の和声やメロディーだけでなく、音色やテクスチャー、空間といった要素が作品の重要な構成要素として用いられています。特に、音楽の「色」や「形」をどのように捉え、分析するかは、作品を理解する上で欠かせない問題となっています。しかし、伝統的な音楽理論ではこれらの要素を十分に扱うことができず、新しいアプローチが求められているのです。それでは、「音の生命をどのようにつかむのか」という疑問に、どのように応えることができるでしょうか?
続きを読む現代の音楽作品は、従来の和声やメロディーだけでなく、音色やテクスチャー、空間といった要素が作品の重要な構成要素として用いられています。特に、音楽の「色」や「形」をどのように捉え、分析するかは、作品を理解する上で欠かせない問題となっています。しかし、伝統的な音楽理論ではこれらの要素を十分に扱うことができず、新しいアプローチが求められているのです。それでは、「音の生命をどのようにつかむのか」という疑問に、どのように応えることができるでしょうか?
続きを読む20 世紀を代表するフランス人作曲家であるメシアンの自伝が上下巻で 10 月 23 日に音楽之友社より発売予定。著者はイギリスの音楽学者、ナイジェル・シメネオとピーター・ヒル。翻訳は東京音楽大学教授の藤田茂。原著は Hill, Peter, and Nigel Simeone (2005). Messiaen. New Haven and London: Yale University Press。
続きを読むトータル・セリー、コンピュータ音楽、アレトリー、オペラ劇場破壊論など、20 世紀音楽に多大なる影響と功績を残したフランスの音楽家・ブーレーズ (1925-2016) のインタビュー集が、法政大学出版局より 9 月 10 日に発売予定 (3,200 円)。1990 年代に行われたインタビューが収録されており、インタビュアーはフランシス・ベイコンとの対談集を発表しているフランスの評論家・ミシェル・アルシャンボー。
早坂文雄に師事, 武満徹・湯浅譲二・秋山邦晴らによる前衛芸術家チームである「実験工房」に参加し, 代表作に「ピアノのためのカリグラフィー」(1960) がある音楽家・佐藤慶次郎 (1927 – 2009) の評伝『禅の作曲家 佐藤慶次郎: こころの軌跡とその作品』が発売予定. 続きを読む
2014 年の設立以来, 実験的な音楽作品のリリースを重ねているポルトガルのレーベル, Nachtstück Records から, シュトックハウゼン作品が到着. 続きを読む
今週は, 先週よりもオススメできる記事自体は多いんですが, コレ! みたいなのはあんまないっすかね. あえて 1 つあげるとすると, サンクラとソニーの契約くらいですかね. どうなるんだ, サンクラ, このままでいてくれ, サンクラ! 続きを読む
John Kameel Farah はトロントを中心に活動する現代作曲家で, 古楽やバロックかからアンビエント, 中近東, そして EDM にエレクトロアコースティックと, かなり幅広い関心分野をもっています. 今回は 2009 年リリースのピアノ作品集,『Unfolding』( 2009 ) をレコメンド. 続きを読む
バンドキャンプで音源を掘ってると, レーベル単位でイイ! のがあって出会って, 楽しいっすね. たとえばわたしがバンドキャンプで発見して好きなのは, わかりやすいところだと, ニューヨークのジャズ・レーベル, Sunnyside とか, 東京のダブ・レーベル, Dub Store Records とか. わかりにくいところで言えば, ウェールズのインディー系レーベル, AFIACH とか, ボルケンのジャズ・レーベル, Destination: OUT store とかですね, 挙げればキリがないんですけど. 続きを読む
2016 年 1 月 5 日に, 90 年の生涯を閉じたブーレーズ.
ブーレーズの生涯や作品の解説などは他の web メディアにゆずるとして,
本記事ではブーレーズの音楽観を知るために, 現代音楽に関する 15 のキーワードを挙げ, それに関するブーレーズ自身の文章や, ブーレーズへの論評を集めました. 前回はコチラ.
全 3 回を予定している 2 回目の今回. キーワードは, 「ヘテロフォニー」,「ホモフォニー」, 「ハイブリッド」,「微分音」そして「記譜法」です. 続きを読む