日本とラオスの合作映画「虚空」で冬由が主演、監督は「冗談じゃないよ」の日下玉巳

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日本とラオスの合作映画「虚空」が製作決定。「みーんな、宇宙人。」「還ら去る君へ」の冬由が企画と主演を担い、「冗談じゃないよ」の日下玉巳が監督を務める。

「虚空」イメージビジュアル

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冬由

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本作は、映像制作会社で働く野上夏生を主人公に据えた物語。撮影現場の忙しい日々に追われ、自分が消耗されていく感覚に苛まれていた彼女は、高校時代にひそかに思いを寄せていた同級生・中村くんの突然の死を知る。冬由が夏生を演じ、宮田秀道が中村くん役で出演。中山求一郎、稲田理有、駒木根隆介水瀬紗彩耶雪見みと、蓬莱舞、高沢英がキャストに名を連ねたほか、アイドルグループ・キミニハネが本人役で参加する。

日下玉巳

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冬由は「この世界はどこまでも美しく、そしてどこまでも虚しい。その虚しさと、大切に向き合いながら作った作品です」「トゲみたいに刺さるけど、多くの人にとってある意味救いになる、そんな映画です!」とコメント。日下は「撮影を終えた今、冬由さんのノートを見返してみたら、『テーマ:メメントモリ...自分がいずれ必ず死ぬことを忘れるな』と書かれていて、そんな作品を作れたのではないかと思っています。また、ラオスにも行きたい!」と語った。なおMotion Galleryではクラウドファンディングが実施中だ。

「虚空」は国際映画祭への出品を目標とし、その後単館系での劇場公開を予定。

冬由 コメント

この世界はどこまでも美しく、そしてどこまでも虚しい。その虚しさと、大切に向き合いながら作った作品です。
鳥籠に閉じ込められて消費されている感覚から、籠の外に飛び出した主人公。突飛な様子の彼女は一見遠く感じる存在ですが、そこで彼女が感じたことは決して稀有なものでなく、万人に共通する真理なのではないかと思います。
トゲみたいに刺さるけど、多くの人にとってある意味救いになる、そんな映画です!

日下玉巳 コメント

冬由さんとはSNSでつながっている程度の関係で、良い意味でも悪い意味でもキラキラした人というイメージを持っていました。ですが、本作の制作に向けて喫茶店でお会いした時、ビーサンにシンプルなTシャツ姿で、ノートの切れ端に書かれた映画のアイデアを渡してくれて、一気に好きになりました。野生的でマイペースな可愛い人。SNSで人を知った気になってはいけないと痛感しました。
脚本を書いていた時のストレスフルな状況も、個性的で実力派のキャスト・スタッフのおかげで、この作品にしっかりと詰め込めたと思います。
撮影を終えた今、冬由さんのノートを見返してみたら、「テーマ:メメントモリ...自分がいずれ必ず死ぬことを忘れるな」と書かれていて、そんな作品を作れたのではないかと思っています。また、ラオスにも行きたい!

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読者の反応

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冬由 @fuyu_07_

【情報解禁】

映画『#虚空』
主演を務めさせて頂きます。

そして、上映に向けた #クラウドファンディング がスタートしました。是非ご協力の程よろしくお願いいたします!!

映画公式→@______koku https://t.co/HPGPKlKvRB

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