榮太樓飴が新たなステップを踏み出しました。株式会社榮太樓總本鋪は、SDGs(持続可能な開発目標)に対応した商品開発を行い、人気の「透かし箱」シリーズを紙パッケージにリニューアルしました。
このリニューアルの最大のポイントは、従来のPET素材から紙素材への変更です。これにより、使い捨てプラスチックごみの削減に寄与することを目指しています。さらに、リニューアルに際しては持続可能な森林管理を促進するFSC®認証の紙を採用しました。環境にやさしい企業活動を進めるための第一歩として、この取り組みが評価されることでしょう。
新しいデザインは、伝統的な透かし箱のスタイルを生かしながら、包材の柔らかな質感に調和した色味を選定しています。具体的には、榮太樓飴の製品はオレンジ色、果汁飴はピンク色という2色展開になっており、売場でも目を引く存在感を放つことが期待されます。
榮太樓飴は江戸時代からの伝統的な飴作りを行っており、今日に至るまでその技術を受け継いできました。その始まりは、有平糖をより手軽に楽しむために工夫された「梅ぼ志飴」で、この楽しみを多くの人に届けるための歴史が刻まれています。この伝統に基づいて、黒飴や抹茶飴、紅茶飴などが生まれ、平成時代には国産果物を使用した無香料・無着色のフルーツキャンディとして「果汁飴」が仲間入りしました。
さらに、榮太樓總本鋪は歴史とともに新たなコンセプトを持つブランドを展開しています。「Ameya Eitaro」では飴を専門にし、「にほんばしえいたろう」ではカジュアルなパッケージを提供。「東京ピーセン」や「からだにえいたろう」など、消費者のニーズに応じた商品展開を行い、健康やお土産需要に応えています。
今回の新しい透かし箱シリーズは2025年3月15日(土)から発売予定で、取扱店舗は榮太樓總本鋪の日本橋本店や全国の百貨店が含まれます。価格は各540円(税込)と手ごろで、気軽に購入できる点も魅力です。
今後も榮太樓總本鋪は、環境保護と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めていくと共に、消費者に安心して楽しんでいただける飴を提供すべく、引き続き努力していくことを宣言しています。
これまで受け継がれてきた伝統技術と新しい挑戦が融合した榮太樓飴の未来に、私たちも期待を寄せていきたいものです。
公式ウェブサイトやオンラインストアも併せてチェックしてみてください。詳細は以下のリンクからご覧いただけます。