西野七瀬 犬との撮影は「見透かされるような気分になる」 NG連発に「ちょっと申し訳なかった」
2025年3月9日(日)13時46分 スポーツニッポン
女優の西野七瀬(30)が9日、都内で行われた「少年と犬」(20日公開、監督瀬々敬久)の「ワンコ大集合!公開直前イベント」に出席。W主演を務めた俳優の高橋文哉(23)と作品の見どころを語った。
第163回直木賞を受賞し、累計発行部数50万部を突破している馳星周氏の同名小説が原作。東日本大震災で飼い主を亡くした犬の多聞が、ある少年に会うために日本を横断する物語。西野は、ある罪を隠し続けている美羽を演じた。
実家にも愛犬がいて、犬好きの西野。57匹の犬が集結した会場に目を向け、「たくさんワンちゃんがい、て凄くうれしいです」と笑顔を見せた。
多聞役のジャーマンシェパード・さくらとは、撮影開始前に一度顔合わせ。「(さくらと)一度も目が合わなかったので、不安だった…」という。仲良くなるために、共に過ごす時間を大事にして、終盤には「おもちゃ持って遊んでといってくれたので、うれしかったです」と2人の間に絆が芽生えたようだ。
現場で「役者さんみたいなたたずまい」を見せるさくらの姿に「犬ということを忘れる」ことも。清んだまなざしをさくらから向けられ「見透かされるような気分になるんです。人間にはない力」を感じたという。
「私が下手でフリスビーが全然投げられなくて、さくらに困った顔をさせてしまいました。ちょっと申し訳なかったと思っています。何回もやらせてもらいました」と笑顔で撮影を振り返った。