浦和レッズがトルコ代表トスン獲得!フェネルバフチェとも合意で公式発表秒読み
2025年3月13日(木)20時34分 FOOTBALL TRIBE

浦和レッズはトルコ1部フェネルバフチェから同国代表FWジェンク・トスンを獲得した模様。フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督が同選手の放出に否定的と報じられていたが、選手サイドにくわえて、フェネルバフチェとも合意に達したという。
3月1日以降、浦和移籍の可能性が断続的に報じられているトスン。トルコメディア『Sports Digitale』は11日に「浦和とトスンは契約条件で合意」と伝えていたが、『ntv spor』は13日になって「浦和はトスン、そしてフェネルバフチェとすべての条件で合意に達した」と報道。近日中に移籍手続きが完了するほか、日本での労働許可証も発行される予定。選手本人は現在、UEFAヨーロッパリーグ・レンジャーズ戦に臨むチーム一行に帯同しているが、数日以内に浦和への移籍が正式決定する見込みだという。
また浦和と選手サイドの交渉状況を巡っては、スペイン紙『AS』トルコ版の特派員が7日に「浦和は契約期間1年半でオファーも、トスンは2年半契約を希望」とリポート。契約年数で両者の意向に乖離があるとみられていたが、いずれかが歩み寄る形で合意したという。
なおトスンとフェネルバフチェの契約期間は2026年6月まで残っているため、移籍金は発生すると考えられるが、フェネルバフチェに提示した浦和のオファー内容については報じられていない。
現在33歳のトスンは、身長183cmで右利きのアタッカー。アイントラハト・フランクフルト、ベシクタシュ、エバートンなどでプレーしたほか、一時トルコ代表の主力選手として活躍。国際Aマッチ53試合の出場で21ゴール7アシストをマークしたほか、2024年開催の欧州選手権(EURO)でも2試合でピッチに立っている。ただ2024年夏にベシクタシュからフェネルバフチェへ移籍した後は出場機会を得られず。2024/25シーズンはリーグ戦6試合の出場にとどまっていた。