日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
蒸し暑い日が続き食欲がないときは、やさしい味わいの料理が欲しくなりますね。 そんなときには、だし汁が中までじゅわっと染み込んだ「煮浸し」の出番です! 煮浸しとは、薄い味がついた煮汁でさっと煮た料理のこと。 軽く火を通した後にそのまま置いて冷ますことで、中までしっかり味を入れることができます。 もちろん煮浸しは、温かいままでも冷たく冷やしてもおいしくいただけます。
短時間でできる煮浸しは、火の通りが早い野菜に向いている料理です。 夏野菜では、なす・オクラ・ピーマンなどがぴったり! グツグツと長時間煮込まないので、暑い日もキッチンで汗だくになって料理をする必要がありません。しかもフライパンや電子レンジで、煮浸しができますよ。
表面が広くて浅いフライパンの場合、短い時間で煮汁を煮詰めることができます。 特に火の通りが早いフライパンの煮浸しは、味のムラもなく、素材がもつおいしさや食感もそのまま! もちろんフライパン一つでできるので、後片付けも簡単です。
電子レンジを使った煮浸しは、材料を容器に入れて、レンジにかけるだけで完成します。 チンすることで容器の中に蒸気がしっかり行きわたるので、素材本来の味がさらにパワーアップ! 食卓にそのまま出せる耐熱容器やシリコンスチーマーを使えば、 おもてなし料理の一品にもなりそうですね。
煮浸しは、大根おろし・ねぎ・しょうがといった薬味との相性も抜群です。 煮浸しに薬味をたっぷりのせれば、おかわりが止まらなくなりそう!しっかり食べて、食欲のない季節を乗り切りましょう。 (TEXT:富田チヤコ)
参考資料:「決定版フライパンで毎日おいしいおかず」(主婦の友社)
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