インフルエンザの感染が全国的に広がるなか、都内のクリニックでは、患者が押し寄せ受診行列ができていた。子どもへの感染も拡大しているインフルエンザだが、いま警戒感が高まっているのが、深刻な合併症を発症する恐れが指摘される「インフルエンザ脳症」だ。いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤院長は「最も嫌な症状であると言えると思う」と話す。この「インフルエンザ脳症」とは一体どのような病気なのか、防ぐ方法はある