リコーは、A3カラー再生複合機の新製品として「RICOH IM C4500F CE」および「RICOH IM C3000F CE」を1月21日に発売することを発表。従来は“RC機(リコンディショニング機)”として販売していた再生機ラインナップについて、“CE機(サーキュラーエコノミー機)”に名称を変更することを併せて発表した。

これに際し同社は記者会見を開催し、リコーとしての再生機ビジネスの位置付けおよび取り組みについて説明するとともに、部品リユース率を高めた新製品の強みを紹介した。

  • リコーの成海淳氏とリコージャパンの三浦克久氏

    会見に登壇したリコー デジタルプロダクツビジネスユニット WP事業本部の成海淳事業本部長(左)とリコージャパン デジタルサービス企画本部 オフィスプリンティング事業センターの三浦克久センター長(右)

「コメットサークル」を礎に再生機ビジネスを推進するリコー

リコーは1994年、循環型社会の実現に向けたコンセプトとして、同社グループの領域にとどまらず産業の上流・下流を含めた製品のライフサイクル全体を通じて環境負荷を低減することを目指すという「コメットサークル」を制定した。この指針の下で事業を展開し続けるリコーは、現在の中期経営戦略において、財務面での目標を達成するための事業成長に並ぶ形で、3~10年後の財務に好影響を与える16ものESG目標を設定しているという。

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