1月22日はカレーの日

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AIざっくり要約

  • 1月22日はカレーの日。イチロー選手がカレーが有名で、現役時代に年間80日もカレーを食べていたことが報告された。
  • ハウス食品は、カレーに豊富に含まれる抗酸化物質が健康に良い効果をもたらすと考え研究を行った。50歳以上の人を対象に、長期的なカレー摂取頻度が高いほど認知機能が良好であることが明らかになった。
  • 一方、短期的なカレー摂取頻度と認知機能の間には関係が見られなかった。長期的なカレー摂取習慣が中高齢者の良好な認知機能と関連する可能性が示唆された。

実験的な機能のため、正確性を欠く可能性があります。記事本文と併せてご確認ください。

1月22日はカレーの日

1月22日はカレーの日

イチローさんが「カレーの日」の22日、アメリカ野球殿堂入りを果たしました。

イチローさんといえば朝カレーが有名です。イチローさんは現役時代に365日中、マックスで80日間、カレーを食べていたそうです。

また、「カレーの日」は、1982年に社団法人全国学校栄養士協議会が、学校給食週間の前に、子供たちに好まれていたカレーを全国の学校給食メニューとして提供を呼びかけたことにちなんでいます。

ハウス食品では、カレーには抗酸化物質を多く含むスパイスが豊富に使われており、カレーを食べることで、酸化ストレスが低減され、健康に様々な良い効果をもたらすのではないかと考え研究を行っています。

同社は、日本人の中高齢者を対象に、カレーの摂取状況が良好な認知機能と関係があるかを調査した結果、次のように伝えています。

50歳以上の一般生活者を対象に、「調査直前1年間」(短期)と「成人以降で調査1年前まで」(長期)のカレー摂取頻度について、認知機能との関係を明らかにしました。

調査直前1年間のカレー摂取頻度に基づき、月2回以上を「高頻度群」、月2回未満を「低頻度群」とし、各群1002人ずつを対象としました。認知機能の測定には、認知症の総合的アセスメントツールであるDASC-21を用いました。

その結果、長期のカレー摂取頻度では、「月1回未満」を1とした場合の認知機能スコアのリスク比が「月1回」で0.834、「月2~3回」で0.754、「月4回以上(週1回以上)」で0.718と有意に低くなりました。

すなわち、長期のカレー摂取頻度が高いほど、認知機能が有意に良好だったことが明らかになったのです。

一方で、短期のカレー摂取頻度と認知機能の間には関係が見られませんでした。

さらに短期のカレー摂取頻度「高頻度群(月2回以上)」だけ、または「低頻度群(月2回未満)」だけでも同様の解析を行いました。高頻度群においても、長期の摂取頻度が「月1回未満」より「月1回」で有意に認知機能が良好であることが分かりました。一方で、低頻度群では長期のカレーの摂取頻度と認知機能との間に関係が見られませんでした。長期のカレー摂取頻度と認知機能との関係については、短期のカレーの摂取状況も重要であることが分かりました。

日本人の中高齢者において、カレーを長期的かつ頻繁に食べてきた習慣は良好な認知機能と関連する可能性が考えられました。

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