《前編》悩ましくも不倫を続けるすべての人へ
こんにちは。
突然ですが、皆様は「昼顔」観てましたか?私は少しだけ観ました。
男女の不倫を描いたドラマで話題になったものは過去にも1997年の「失楽園」「不機嫌な果実」などありましたが、当時まだ学生だった私は不倫について「特別な一部の人がやること」という感じに思っていました。
まだインターネットもロクに普及していなかった時代なので当時の世間の人達がリアルタイムでどう思ってそれらを観ていたのか今となっては分かりませんが、多くの方は私のようにフィクションと現実の壁を持ちつつ眺めていたんじゃないかと思います。
しかし昨年の「昼顔」以降、その壁が取り払われ、ここ最近は世間の関心が不倫に対して特に高まってきているように私は思います。
というわけで、今日は「不倫」をテーマに書きたいと思います。
まず告白致しますと、私は本当にお恥ずかしながら不倫経験があります。
誰しも自分の人生を振り返ると「どうかしてた期」というのがあるかと思うのですが、私にも何度かありまして、その中でも特にどうかしてたのがその頃だったと思います。
ここまで読んで今日この文章が「不倫」についての何かだと分かりながらまだお読み頂いているということは、あなた様も何らかの形で不倫にご興味がある、と考えてよろしいでしょうか?
あ、よろしいですか、さいですか、ありがとうございます。
では本来ならば、私自身の体験を語りつつ話を進めた方が皆様の興味もグッと増すと思うのですが、今回はそれを控えさせて頂きます。
なぜなら、私の不倫は今では過去の事になりつつありますが、当時は一悶着ありまして、その時にずいぶん夫や周りの人達に迷惑をかけてしまい、彼らはまだその傷と戦いながら生きているので、詳細を書き、なんらかの形でこの話が彼らの目に留まった場合、傷をえぐる事になってしまうので、それだけは絶対に避けたいのです。
しかし、それでも今回私が「不倫」をテーマに筆をとりました理由には、世の中がこうも不倫に対して興味津々になってきた今、興味本位で軽々と「不倫」という壁を越える人がこれ以上増えて欲しくないと思っているからです。
「自分はしといて人には説教かよ」と思われるかもしれませんが、お許し下さい。自分がしてきたからこそ、人様に体験して欲しくないというものはあります。
確かに皆様の人生は皆様一人一人のものであり、不倫しようがしまいがご自由だとは思います。現在進行形で不倫している方のことも私は非難しません。
それでも闇雲に不倫に足を踏み入れてしまい悩み多き日々を送っている人を私は何人か知っています。
なので、私の書くものがそういった悩める不倫当事者の方々の指針になり、なんらかの形で救われる方が1人でも居れば…と思いつつ書いていこうと思うのです。
私は自身の経験から、反省の意味でここ数年で不倫について自分なりに分析して参りました。
今日はそれをもとに世の中の《不倫という現象》についての考察を述べたいと思います。
今回は前編と後編となる長い話な上におもしろ要素ゼロになるかもしれませんが、どうかお時間のある時にお付き合いのほど宜しくお願いします。
でははじめにここで私の指す【不倫】の定義を示しておきます。
不倫とは以下の3点の条件を全て満たすものです。
①当事者のどちらか、もしくは両者が既婚者であること。
②行為は接吻以上のものであること。
③既婚者である人のパートナーが、婚姻外の愛情関係を認めないもの。
①と②は特に説明が不要かと思いますが、③については少し説明が必要かもしれませんので書きます。
世の中には、人が必ずしも「1対1で愛情を育む生き物」という概念ではなく「3人以上の愛情関係もあり得る」という概念のもと、生きている方が存在します。
(この説明でもあまり想像がつかない方が多いかもしれないのでここに興味のある方は「複婚」や「ポリガミー 」「ポリアンドリー」といったワードで検索してみてください。)
なので、例えば夫婦の2人ともがそういう思想だった場合、その片方が他の人と愛情関係を持ってもその夫婦間で納得していれば、不倫には当てはまりません。(私の定義では)
旦那さんの浮気癖に困っているけど、経済的やその他の事情で止むを得ず奥さんがどうにもできないまま夫婦公認状態になっている場合は違います。それは不倫です。
諦めとか負の感情ではなく、心の底からパートナーの婚外恋愛を認めたり、自分もやがてその相手を好きになって3人で一緒に暮らしているケースも日本では稀ですが世界にはありますので、そういった当事者全員が納得済みの場合は、不倫では無いということにさせて頂きます。
あと、いい機会ですので私のポリシーみたいなものを補足しますと、私は「男は○○で、女は△△だから云々」という世の中の考え方や理屈に賛同していません。
世の中の人間を2種類に分けるのに男女という性別を使うと便利だというのは分かりますが、その性別のボーダーがしゃぶしゃぶ鍋の仕切りのようにキッチリ区切れるものとは思っていないのです。
男性・女性の境はグラデーションだと思います。体の作りの違いもただの「目安」くらいにしか思ってません。
なもので、私が今後書く一切の文章において「男性、女性」という表記は「一般的にいう男性」「一般的にいう女性」という表記の略だと思って下さい。うるさくてすいません。
では始めます。
皆さんはまず「不倫をする人」と聞いてどんな人を思い浮かべますか?
今だとテレビや雑誌などでしきりに「人妻の不倫」が騒がれているので「夫だけでは性的に満足出来ない女。」「常に男の愛情を欲している女」そんな女性像を思い浮かべる人も多いかもしれません。
しかし従来は不倫と言えば「一部の男性、ごくごく一部の女性がするもの」というイメージが一般的だったので「不倫は男の甲斐性」などという言葉に代表されるように、「不倫なんてどうせ節操のない男性がするんでしょ」と思い浮かべる人のほうがまだ多いのではないでしょうか。
私も昔は後者のほうに考えが近かったのですが、自分や周囲の女性の経験を知る機会を経て、また、近頃の世間の騒ぎ方を見ても不倫は男女の性別に関係なくなってきているように思います。
そんな昨今の風潮に「世の中そんなに乱れてるのか男も女も信じられない!」と悲観する方に言いたいのですが、不倫を男女関係無くする時代になったとはいえ、男女関係なく皆が不倫をするわけではないということです。当然ですが。
では不倫をする人には何か特徴があるのでしょうか?
ここでまず前半のメインテーマを掲げます。じゃーん
「不倫をする人はどういう人なのか?」
最近の週刊誌やエロ本の見出し文字だけを見ると、例え人妻の不倫ひとつにしても「夫には相手にされず(もしくは夫だけでは飽き足らず)他の男も求めるいけない人妻」というイメージを喚起させるものが多くあります。
しかし、あれはただ人々が分かりやすい一つのイメージを作り上げて書かれているだけで、けして全ての不倫をする人妻が、そのような理由からしているわけではありません。
同様に、現代男性のする不倫も昔のように「英雄色を好む」という感じの「性欲旺盛で妻だけでは相手が足りない」というパターンだけでは無くなってきていると感じます。
つまり現代人の不倫とは、昔とは違って実に多種多様なパターンがあると思うのです。
ではここで、私の経験や人から伝聞した不倫のケースを踏まえて私なりに分析した「不倫をする人」を5種類のタイプに分けた表をお見せします。
さて解説します。
人にはそれぞれの性質がありますね。
恋愛に関してもそうで、思春期過ぎたころからの性質が「恋愛に対する興味関心が高い(俗に言う恋愛体質)」人と、そうでもない「非恋愛体質」の人がいます。
まず上のほうのタイトル部分(濃いピンクのA・濃いブルーのBのところ)はその人の性質がそのどちらなのか?を当てはめるところです。
次に左側の縦に白いところは、不倫をした場合、その愛の最終目標を
「元の家庭を継続したい(継続させたい)」
「家庭を壊しても不倫相手と自分が結婚したい」
このどちらにしたいのか?という本人の意思確認欄です。
ご自分が不倫している方、過去に不倫経験のある方は、まずご自分がどこに当てはまるかお考えになってご覧下さい。
この表を見ると、不倫をしている人は5つのタイプに分類できます。
ではその1つづつを解説していきたいと思います。
- まずは表のA1に分類される方。
これは名付けて「バンコラン型」
40歳以上の方でないとピンと来ないかもしれませんが、「バンコラン」とは魔夜峰央先生の漫画「パタリロ」に登場するキャラクターの名前です。彼は私の知るキャラクターの名前中で恐らく1番のプレイボーイなのでそう命名しました。(島耕作と悩みましたが)
彼は特定のパートナーが居ながら、浮気相手を口説く時は「人生は短い。お互いに楽しもう」というような台詞を吐き、スナック感覚で日々浮気をしています。
現実の世界でもこれに近い人はいますよね。
現実の世界の彼ら(女性も含む)は仕事も出来て、見た目もわりと良いことが多いです。
「恋愛してこそ自分が輝く。」と本気で思っていて、男性なら「浮気は男の甲斐性だ」女性なら「生涯現役の女よ」と自負しているような人です。
彼らは根本的に「恋愛が好き」ですが、あくまでゲームとしての恋愛を愉しみたいだけであって、自分が既婚の場合、本命の家庭は絶対に壊したくはありません。
「最終的に自分が帰るところは家庭であるという事は自覚しつつ、バレない範囲で恋愛をして人生も愉しみたい。」
それが彼らの本音です。
冒頭で「従来の男性がしてきた浮気」「夫だけでは性的に満足出来ない女。常に男の愛情を欲している女」と書きましたが、それもほとんどはこの型に該当する方によるものだと思います。
自分が独身で相手が既婚者の場合でも同様に「恋愛はしたいけど、相手の家庭まで壊す気はない」という人がする非常に割り切ったドライな不倫であると言えます。
2、では次に表のA2に分類される方。
これは名付けて「愛こそ全て」型
このタイプの人は、とにかく「至高の愛」を追い求めています。
元々恋愛に関心が高いのでたとえ自分が結婚していても、他の相手を恋愛目線で見る癖が抜けず「これは!」と思った相手と出会った場合、本人にもその衝動は止められずに「この人と一緒になる方がもっと愛のある生き方が出来る」と思ってしまいます。
恋愛好きな点ではA1タイプと似ていますが、最終的な目標が違い、A2タイプは今の家庭を壊すことへの抵抗は多少あるものの「愛の為なら致し方無い。」という考え方です。
世の中にはたまにバツ2、バツ3と離婚を重ねつつも常に恋のお相手がいる人がいますが、そういう人がこちらのタイプに当てはまると思います。
自分が独身で相手が既婚者の場合は「自分と相手との愛の方が、相手の現在のパートナーとの愛よりも勝っている。奥さん(旦那さん)には悪いけど、離婚して貰いたい。」と思うタイプです。
さて、ここまでは根本的に恋愛関心度が高い人達の話でしたので、周りの人もこういう人が不倫しているのを知ってもさほど驚かないことが多いです。結婚前の恋愛模様を知っている知人などは「ああ、やっぱりね…」という感じでしょう。
そして、世の明るみに出やすい「不倫」もこの2タイプの人がする不倫で、従来だとこういう人々のする不倫が、世の不倫のイメージを作り上げてきたように思います。
しかし、最近の世の中には「えっ!あの人が!?」というタイプの人が実は不倫をしている、という事実もあります。
それは表を見ると2つのタイプが当てはまります。
まずは表B1に分類される方。
名付けて「落雷型」
こちらはまさしくその名の通り「突然雷に撃たれた」ように不倫の愛に陥るタイプです。
それは事故と言ってもいい、突発的なアクシデントのような不倫です。
このタイプの方は、元々恋愛にさほど関心が高くはありません。
彼らは「世の中には恋愛以外にも色々面白いこと、興味を費やす対象がゴマンとある」と考えていて、彼らの人生に於いて恋愛はさほど重要事項ではありません。
しかしそういう人でも若い内はそれなりに好きな人が出来たり、好いてくれる人が現れて結婚に至ります。
そして結婚して家庭を持ち、特にパートナーに不満も無く暮らしていますが、そんな彼らでも何かの拍子に突発的にパートナー以外の人に好意を持ってしまうことがあります。
例えばですが、偶然初恋の人に再会し「あの時言えなかったけど実は好きだったんだ」と言われたり、たまたまパートナーと喧嘩をしている時に、パートナーと間逆の性格の人に言い寄られてグラッと来てそのまま関係を持ってしまったり…というパターンです。
このタイプの人は、たいていすぐその不倫を過ちと気付き我に返ります。
まさに本人にとっても「魔が差した」としか思えず、後悔して家庭に戻ります。
元々恋愛にさほど関心が無い人というのは、人間関係の煩わしさが本当に苦手なので、家庭もありながら不倫相手とわざわざ外で会ってどうこうしたい、という欲が薄いのです。
突発的に恋愛が始まってしまっても、恋愛エネルギーを持続させるポテンシャルがそもそも無いのです。
なのですぐ我に返ると、さっさと不倫を切り上げます。
自分が独身で相手が既婚者だった場合も同様で、たまたま突発的に既婚者と関係をもってしまったものの、普通の恋愛経験さえ少ないこのタイプの人が、さらに難易度の高い不倫の恋愛をするエネルギーを持ち合わせているわけもなく、すぐに「あ、これはあかん」と気付き、関係を終わらせます。
不倫経験者の中で、1番賢明なのがこのタイプだと思います。
次にB2に分類される方。
名付けて「運命の赤い糸型」
こちらは最も希少なタイプです。
恋愛への関心はB1同様、さほどありません。
結婚前の恋愛経験も1人かせいぜい2人ほどで、結婚適齢期に付き合っていた相手とそのまま結婚して普通に暮らしているのですが、B1同様にひょんなきっかけでパートナー以外の相手と出会って関係を持ってしまった場合、そこからがB1とは違う道を進みます。
このタイプの人は恋愛への関心は薄いものの「運命」とか「奇跡的な出逢い」は世の中にあると信じています。
ただそういったものは「非常に稀で、自分とは違う世界の話」だと考えているので、普通の出会いをして普通に結婚したパートナーに対し、それほど運命的なものを感じていません。
そこに来て不倫という、ドラマや映画のような「障害のある恋愛」が身に降りかかってしまうとどうなるか?
彼らは「これこそ出逢うべくして出逢った運命の人では!?」と思い込んでしまいます。
恋愛体質の方にとって恋愛はそのへんの石コロのように転がってるものですが、非恋愛体質の彼らにとって恋愛はダイアモンドのように希少なものなので「簡単に人を好きになったりしない自分が好きになったということは、この愛は何か特別なものに違いない。運命の人に出会えたのかもしれない。」と特別価値を見出してしまうのです。
そして一旦そう思うと、今の家庭を捨ててでも運命の赤い糸を手繰り寄せる作業にのめり込みます。
このタイプの人は元々の恋愛経験が少ないので、人間関係で駆け引きすることや水面下で物事を進めることに慣れていません。
恋愛経験の豊富な人間なら、もう少し時間をかけてパートナーとの家庭を継続させつつ不倫相手を冷静に見極め家庭を捨ててまで一緒になるべき相手なのか、性格や本気度を観察するのですが、彼らはそれが出来ず迅速に家庭を終わらせる方向へ事をすすめます。
そして不倫相手と晴れて交際し、そのまま上手く続くケースも少しはあるのですが、なにぶん短期決戦で手に入った関係なので、色々と相手のボロが後から出てきたり恋愛のゴタゴタが嫌になって、長く続かないことが多いように思います。
結局家庭も捨てたのに、その元不倫相手とも別れて「やっぱり自分は恋愛向いてないわ」と恋愛に見切りをつけ1人(もしくは子連れ)で生きるのがこちらのタイプです。
たまにバツ1で本人は「もう結婚はいいわー」と言っていて、色恋に無関心で、周りから見たら「まだまだ相手を探せばいけるだろうに」とおせっかいを焼かれがちな人がいますがそういう人はこちらのタイプに多いと思います。
自分が独身で相手が既婚者の場合、頭では「独身同士で恋愛をした方が楽でまっとうに生きられる」と分かっていても、恋愛経験が少ないので別れ方も分からず、根も純粋なので「今は不倫だけど、相手は運命の人だと思うし、このままいけばいつかは自分の方を選んでくれるはず…」という望みを捨てず、ズルズルと不倫は持久戦になります。
最終的に望みが叶うケースも少しはありますが、ほとんどの人はそれが叶わず、年も重ね、疲れ切って最後に爆発して大トラブルを起こすか、そうなる直前でやっと関係を終了するタイプです。
独身で不倫をして1番長引き、最後にモメたり、損をするのはこのタイプだと言えます。
そして最後に残ったX型。
表の真ん中に点線で囲んである紫色のゾーン、xについてですが、こちらは少し特殊です。
名付けて「風まかせ型」
これは今までのタイプのどこにも属さないような、逆にどこにでも属しているような、どっちつかずの特殊なタイプです。
どういうことかと申しますと、このタイプの人の特徴は、あまり物事を深く考えないところにあります。
彼らは基本的に自分の「恋愛を通した生き方」について深く考えずに、相手任せ状況まかせでその場その場を生きています。
不倫をしている場合でも、「この不倫を続けていて、最後自分はどうなりたいんだろう?」ということを深く考えることはありません。
恋愛は一対一で織りなす人間関係です。本来なら当事者の一人である自分に「どうなりたい」という未来のビジョンが無いと、その恋愛の方向性が定まらないのでゆくゆくは自分も考えないといけないことなのですが、考えて答えを出す作業が苦手なので、今の時点で確かなこと「相手の事が好き」という事実だけで恋愛を続けているのです。
このタイプの人は周囲の人に「あんたこの先どうする気なの?」と聞かれても「先の事はその時になったら考えるよ」「なるようにしかならないでしょ」などと答えますが、本人にも本当に先のビジョンがないので、答えようがないのです。
そして、このタイプにしばしば見られる特徴として「現実逃避型不倫」というのがあります。
これは、もともと身の回りにあるパートナーや家庭、職場、恋愛などが面白くない時に、その身近な問題からの逃げ場として不倫の恋愛をしてしまうというパターンです。
もしもあなたが独身で仕事がつまらないから、恋愛に精を出して生活を面白くするというなら何の罪もありません。
しかしその恋愛の相手に既婚者を選んでしまうと不倫になります。
自分が既婚者の場合も同じで、例えば「奥さんが育児にかかりきりで相手をしてくれず、つまらないからよそに女を作る」や「旦那さんが仕事ばかりで留守が多くつまらないからよそに男を作る」という場合は、本来ならパートナーと話し合って夫婦間で解決しないと根本的な問題解決にはなりません。
しかしこのタイプの人は「考えて話し合う」が苦手なのでそれをせず、よそで恋愛をすることで他に楽しみを作り、現在の夫婦間の問題から目をそらすという状態が現実逃避不倫です。
このタイプは何か外的要因による状況の変化(既婚者のパートナーや職場にバレるとか、相手に振られるとか、自分が新たに他に好きな人が出来るとか)が訪れるまでただただ不倫を続けます。
一番楽観的でもあり消極的でもあり、一言でいうと「なんも考えてない」のですが、実は不倫をしている現代人に一番多いのはこのX型ではないかと私は思っています。
以上が世の中の「不倫をする人」を私なりに5つに分類したものの解説です。
心当たりのあるタイプはあったでしょうか?もちろん、1人の人が一生同じタイプとは限りません。
月日の流れや経験は人をどんどん変化させてゆくものなので、同じ人でもひとつの不倫ごと違うタイプに当てはまる人もいると思いますし、ひとつ不倫をしながらタイプが変化することもあると思います。
逆に私が知らないだけで「自分はどのタイプでもない」という方もいるかもしれませんが、そういった方は差し支えなければ是非コメント頂き、今後の私の参考にさせて頂きたいと思います。
では、話を進めます。
このように色々なタイプの人による不倫のケースをお読みいただくと、一口に「不倫をする人」と言っても多種多様なタイプが存在することがわかると思います。
もはや不倫は過去のように「一部の特殊な人達」がするものではなく、実に身近に転がっている可能性の一つであると言えます。
しかし、そのため冒頭で言いました通り、闇雲に不倫に足を踏み入れてしまう人もいて、多くの現代人の悩みの種になっている部分もあります。
ではここからは、不倫関係に悩んでいる方へ向けて書きたいと思います。
後半のテーマは「人はなぜ悩みながらも不倫をするのか?」です。
あ、でもそろそろ長くなってきたので、後編に続きます。
ではまた。