お金がないのでミニマリストになりました!

お金がなくても楽しく過ごす方法を探すブログ

久しぶりにコーヒーを飲んで眠れなかった日とその時の対処法について

私は普段から健康に気を使っている。一口に健康と言っても「運動・食事・睡眠」の3つから成り立っており、普段から運動をし、不摂生は控え、質の良い睡眠を適量に取るよう努めている。貧乏系ミニマリストではあるが、健康に関するものは可能な限り出費を惜しまないようにしている。おかげで去年の2月にコロナにかかって以来、その後の経過も含めて極めて健康そのものである。

 

たとえば食に関していえば、普段はコーヒーなどのカフェインを極力取らないように心がけている。適度に取れば健康にも効果があるというが、カフェインにも依存性があるし取りすぎれば睡眠にも悪影響が出る。また気分の乱高下に振り回されることもない。

 

そんな私でもコーヒーを飲む時がある。それは友達と遊びに行ったときだ。こういうときに飲み食いするものはなんでも美味しい!友達と遊ぶときはその時の時間も含めてめいいっぱい楽しみたい。気の合う友達との外食はお腹はもちろん心も満たしてくれる。もちろん量はこれくらい、この時間以降は摂取しない、などのルールは設けている。

 

あるとき、友達から「期間限定ショップができたのでいきたい」とお誘いがあった。なんでも猿田彦珈琲のショップらしい。この日は3月にしては気温が高めの22度。こんな日に飲むアイスコーヒーはさぞかし美味いに違いない!

お店に到着。並んでるときからめっちゃいい香りがする!こんなん絶対美味しいに決まってる!すみません!日替わりコーヒーのアイスをトールで1つお願いします!

猿田彦珈琲
3月とはいえ暑かったのでアイスコーヒーを選択肢したがこれが大正解だった

…めっっっちゃフルーティーで美味い…。

 

なんだこのコーヒーは。若干の酸味があり、飲んだあとにベリー系のフルーツのような甘みが余韻として広がっていく。なんだこれ。初めて飲んだ。リットルで飲みたい。

2人で交換しながら、ナニコレ!?と言いながらあっという間に飲んでしまう。後で会ったときも「あのときのコーヒー美味しかったねー!」と話せるくらい、記憶に残ったコーヒーだった。もしまた機会があればぜひ飲みたい。

 

その日の夜9時半。

私の目はギンギンに冴え渡っていた。

マジで眠くない。眠気なんてひとっつも感じない。習慣としていつもの時間に布団の中に入ってはいるが、寝たいという欲求すらない。この日気温が高かったこともあって夜まで暑かったことも原因か。

久しぶりに体験するこの感覚。原因は間違いなく今日飲んだコーヒーだろう。飲んだのは午前11時半ごろ。自分のルール"午後3時以降はカフェインを取らない"には則っている。ただ、久しぶりのカフェイン摂取で耐性がなくなっていたか、はたまた味も一級品ならカフェインの質も一級品だったか、それともショートサイズではなくトールサイズを頼んだのが原因か、あるいはその全てか。

「あーこれアカンやつや」と思いつつ、何度も何度も寝返りをうって気がつけば日付は変わって午前0時半。こうなるとやることはただひとつ。

 

開き直る!!!

 

カフェインのせいで、暑さのせいで眠れない。眠らなきゃ眠らなきゃと思えば思うほど、焦れば焦るほど眠ることができない。だったらもう諦めたほうが懸命だ。そのほうが頭を使わなくて済む。

 

なぜこうまで開き直れるかというと、私の中に「健康貯金」という概念がある。

私のいう「健康貯金」とは、「普段から健康に気を使っているので、数日であれば多少不健康な状態に陥っても十分リカバリー可能」という意味をさす。

私は普段から健康であるよう努めているのは冒頭で述べた通り。もし今ここで一睡もできなくても、普段から貯めておいた「健康貯金」があるから大丈夫。仮に体調を崩しても備えや蓄えはあるし、私の習慣なら多少時間はかかっても戻すことはできる。

 

もちろん「貯金」といっても、お金のように貯めることや切り崩すことができるわけじゃないし、仮にできたとしてもそれを客観的に知るすべを持ち合わせてはいない。あるのは「今日まで健康的に過ごせてきている(と思ってる)事実」主観しかない。それでも、精神的な安心感は全然違う。「私は普段からやるべきことをやってきた。だからこのくらいは大丈夫。」というのはとても心強い。

 

結局この日、眠れたのは3時間。しかし3時間も眠れたのだ。十分だ。一睡もできなかったよりずっといい。なにより「昨日はカフェインのせいか全然眠れなかったけど、それでもあのコーヒーはめっちゃ美味しかったし飲んで良かった。」と思えるくらい美味しいコーヒーに出会えたことのほうが嬉しい。もちろんこの日はカフェインなどの刺激物は取らず、ゆっくりお風呂に入って読書をしながら就寝。ぐっすり眠ることができた。

 

みなさんも眠れない日があったら、思い切って開き直るのもいいかもしれない。だいたいそういう時に限って本人は気づかないうちに寝ていたりすることも多々ある。

だから大丈夫。

ちょっとぐらい眠れなくっても、あなたは今日も乗り越えることができる。