USB外付けHDD/SSDをパソコンやTVで使用する場合、「容量」と「アクセス速度」が重要なポイントとなります。当ページでは、この2つのポイントについて選び方を掲載しています。
USBには規格があり、使用する規格でアクセス速度が大きく変わります。購入する外付けHDD/SSDを選ぶときに、外付けHDD/SSDが利用しているUSB規格についても確認が必要です。
USB規格 | 制定年 | 転送速度 |
---|---|---|
USB1.0 | 1996年 | 12Mbps |
USB1.1 | 1998年 | 12Mbps |
USB2.0 | 2000年 | 480Mbps |
USB3.0 | 2008年 | 5Gbps |
USB3.1(Gen1) | 2013年 | |
USB3.1(Gen2) | 2013年 | 10Gbps |
USB3.2 | 2017年 | 20Gbps |
外付けHDD/SSDが対応しているUSB規格は、製品のカタログやメーカーのホームページに以下のような記載があります。
最新のUSB規格を使用した外付けHDD/SDDを選択すれば、速いアクセスが可能となりますが、購入金額が高くなる傾向にあります。
バックアップなど速度を求めない使い方をする場合は、安価なUSB2.0の製品を選択しても問題ありません。
また、最新のUSB規格に対応した外付けHDD/SSDを購入しても、パソコンが古いUSB規格にしか対応していない場合は、古い規格の接続(通信)が行われますのでご注意ください。詳細は下記をご確認ください。
ページTOPパソコンの多くは、USBの差込口に対応しているUSB規格のマークが付いています。
また、パソコンには複数のUSB差込口を持っており、差込口によりUSB規格が異なる場合があります。
パソコンのUSB規格判定 | ||
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USB2.0 | USB3.0 (3.1 Gen1) |
USB3.1(Gen2) |
マークがない場合はパソコンのカタログやメーカーホームページで確認が必要です。
ページTOPパソコンのUSB挿し口と外付けHDDのUSBのUSB規格が同じでなくても、多くの場合で接続可能となりますが、低い方の規格で接続(通信)されますのでご注意ください。
※USB1.0やUSB1.1については、接続に対応していないケースも多くあります。
例えば、パソコンのUSB挿し口がUSB3.0で外付けHDDがUSB2.0の場合は、USB2.0で接続(通信)されます。
新しいUSB規格の外付けHDDを購入したのにアクセス速度が出ない場合は、パソコン側のUSB挿し口を変更(上の規格の挿し口)することで、アクセス速度が改善することがあります。
USB外付けHDD(SSD)の記憶媒体は「HDD」または「SSD」となります。「SSD」の方が高速でアクセスできますが価格が高くなります。
バックアップで使用する場合などは「HDD」でも十分利用可能です。
利用用途によりおすすめの外付けHDD/SSDは変わります。
USB規格 | HDD/SSD | |
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速さを優先 | USB3.0 または USB3.1対応 パソコン(TV)側のUSB規格も確認が必要 |
SSD |
大容量を優先 | - | HDD 価格的にHDDがおすすめ |
安価を優先 | USB2.0 | HDD |
持ち運び | - | SSD 衝撃に強いSSDがおすすめ |
重要データ | - | RAID構成 HDDが複数あり1本HDD故障では データが無くならない |