「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2024年12月のデータを掲載)

国会議事堂
うっかり2024年11月分を飛ばしてしまいましたが、内閣支持率のグラフを更新しました






使用データ

NHK世論調査 内閣支持率 | NHK選挙WEB



内閣支持率



支持率続落 44% → 41% → 38%

自民党が大敗したのがショックで、というわけでは全然ないのですが、仕事やらランニングやら犬の世話やらで生活が忙しくてブログからも離れがちになってるうちにうっかり2024年11月分の記事を書くのを忘れてしまいました。思い出したので更新しています。


初手からご祝儀なしの低支持率で出発した石破さんですが、朝令暮改の誹りは受けつつも総理大臣就任後は外交内政ともに堅実な仕事を続けて評判的には持ち直しつつある、、ように見えるんですけど、支持率は続落です。つまりあれか、ご祝儀を含めての10月の支持率44%だったってことですかね。厳しいなあ。

最近では国会答弁が上手いってことで注目を浴びていましたが(地頭が良いのかな)、まだまだ地雷は数多くあるわけで(アジア版NATOとか)、予算成立まで辿り着き、参議院選挙までに体勢を立て直せるか、、といわれるとちょっともう僕にはよく分かんないです。自民党の中の人たちはどのぐらいまでやる気なんでしょうねえ。立憲民主党も国民民主党もイマイチ煮え切らないので、自民党がやる気出さなかったら次の選挙はなんかえらいことになりそう(泡沫政党大躍進!とか)な気がするんですけど、大丈夫かなあ。そうなるぐらいならまだ、既存政党がイニシアティブを獲ってほしいなあと思うんですが。国益的な意味で。


内閣支持率に話を戻しますと、なんだかんだいって支持率の上下は経済の安定次第って感じが見えます。経済対策に期待していない(53%)という人たちだって、何とかしてほしいからこそそう答えているわけなので、まあそこだよなあという感じです。石破さんにはあんまり経済得意なイメージありませんが、別に石破さんが得意じゃなくても得意な人を配置できればそれでいいわけで、現在の財務大臣は加藤勝信さん。厚生労働大臣が長くて経済得意がどうかわかりませんが、総裁選の時には所得倍増を訴えていたので、何とかしてくれるんじゃないかと期待しています。あと、たわし。




政党支持率




選挙の時には回復していた自民党の支持率も、選挙を終えて現実に戻った瞬間にかなり数字を減らしています。12月の支持率は28.7%で、再び30%を割り込みました。まあたくさん政党があって自民党の不手際が指摘されている中でそれでも3割は自民党を支持しているというのもなかなか考えるものがありますが、ともあれ自民党としては安倍さん就任以前、12年ぶりの水準が続いているということなので、反省すべきは反省ししっかり立て直してもらいたいですね。

少なくとも、自民党や有力野党がオタオタしてる間にわけわからん政党のわけわからん候補がどさくさで勝つみたいなことだけはなくなるようにしてほしいもんです。参議院選挙も大事だけど地方選挙はね、もっとありうるんでね。市町長選挙とかね。頼むよ。



政党支持率(野党)




国民民主党は代表の玉木さんに不倫報道がありましたが、政党支持率には影響がないようで選挙後も高止まりしています。7.9%ですって。すごい。


一方で、選挙で大勝した立憲民主党はイマイチ存在感が出せないのかその後支持率は伸び悩み、8.7%と国民民主党に近い水準に落ち着いています。こういうのを見ると「もう一回民主党として結集すれば政権交代は簡単にできる」的な話も出てくるんですけど、そもそも、旧民主党内のイデオロギーにこだわる派が独立したのが立憲民主党で、残されたのが国民民主党という構図なので、それを今から再結成といっても「音楽性の違い」で上手く行かないんじゃないかなあと思います。数だけ揃えてもね。国民民主党ばかり露出して支持率を稼いでいますが、本当に大事なのは数を持ってる立憲民主党だと思うので、頑張って欲しいところです。


それ以外の政党に目を向けてみますと、まず日本維新の会は、ゴタゴタ続きで2022年初から維持してきた5%以上の水準をだいぶ割り込む結果となりました。今回はかなり惜しかったと思うんですけど、ここから取り戻すにはもう1つ2つなんかないと難しそうです。関西では支持されてるんですけどね。

共産党は相変わらずですが、一時の退潮から停滞ぐらいには戻しているように見えますね。しかしまあなんというか、朝近くの駅前に大音量の演説をスピーカーで流しているじいさんが立ってるんですけど、そうもうなんか近隣地区最後の共産党員みたいな立ち位置の人なんですが、やってることも言ってることも古くさくて誰にも相手にされてないという、、あの人が活動できなくなったらこの近辺でそういう人っていなくなるわけで、共産党の現状を端的に示していて興味深いなと思っていつもみています。話は聞いてませんけど。うるさいだけだし。

諸政党に関しては、れいわ新選組が相変わらず元気です。参政党、日本保守党も選挙の時には少し注目されたようですが、その後はいつも通りです。次の選挙まではこんな感じでしょうか。


野党に関して総括すると、韓国の野党とは違って日本の野党は是々非々で国益を優先できる良識ある人たちだと信じています。旧民主党出身の両党に今こそ頑張っていただきたいですね。


以上、今月の内閣支持率、政党支持率まとめでした。