日本OMG代表理事挨拶
日本OMGは、IT関連世界標準の推進団体であるOMG (Object Management Group) の日本支部として設立され、お蔭様で設立以来20年を迎えることができました。
グローバル標準の推進につきましては、大学・関連企業・関連省庁等の皆様のご支援とご協力を賜り、多くの先端世界標準技術の日本における利活用の推進を展開することができました。
この度、今後のより積極的貢献への対応をするために、体制の変更を実施する運びとなりました。現在、グローバルでコンサルテイングの企業のトップとして活躍されている石川氏を日本OMGの代表理事としてお迎えし、よりレベルの高い、迅速な貢献のできる組織への構築を目指すことになりました。
技術・実務の責任は石川氏へお願いし、私吉野は会長として社会貢献に努める所存です。新しい日本OMGへのご支援を今後共宜しくお願い致します。
今後の新体制へのご期待頂ければと存じます。
2024 年4月 改定
一般社団法人
日本OMG 会長
吉野 晃生
日本OMGについて
2013年に設立され、日本におけるIT関連世界標準の普及、技術支援の活動を展開しております。
日本OMGは、OMGの活動を核に、日本の企業・組織・団体がグローバルに展開するためのビジネス・モデル構築支援活動を積極的に展開しています。
OMGとIIC(Industrial Internet Consortium)の位置づけ
OMGは、コンピューターアプリケーションのアーキテクチャーテクノロジーに 関する標準を推進する世界的な団体であり、IICは会員メンバーに対して、活躍のフィールドを提供、IOT や Industrial Internet の展開、実開発における最重要技術に中長期的に対応できるガイドと、基本ルールを制定技術的検討、研究フィールド、Testbedの実証実験を行うコンソーシアムです。
日本OMGは IIC Sales Representative Japan としての役割と、Member Recruiteとの関連推進活動を行っています。
日本OMGの活動
■活動指針
日本OMG会員に対して支援体制の強化を図ると共に、中小企業も視野に入れた新たな支援サービスを提供します。
- 1.従来の日本国内におけるOMGの活動をより積極的に推進するため、先進各国と比較すると、グローバルスタンダードの活用・推進が大幅に遅れていることは否めません。日本の特性に配慮した具体的プロジェクトの開発へ向け、関連企業・団体との協力関係の構築と支援を依頼し具体的推進の支援、施策を展開してまいります。
- 2.OMGが推奨するグローバルスタンダードの活用検討は、今まで主に大手の企業や団体が中心でしたが、これらを中小規模の企業、団体が積極的に検討・活用できる環境支援を活動の中核として、様々な支援・施策を推進してまいります。
- 3.日本国内におけるOMG会員の活動・連携・支援と、OMG会員の拡大、推進を図ってまいります。
- 4.日本国内において、OMGの発信する世界標準推進・実行など、様々なイベント・セミナー・ワークショップを推進します。
- 5.既に推進されつつあるグローバルスタンダードの最新情報・事例紹介等を随時発信してまいります。
また、現在検討されている様々な標準化案件に対してもOMGの協力を得て推進して行きます。 - 6.グローバル展開を推進すべく、ビジネスイノベーション推進を積極的に図ってまいります。
※日本OMGは、正式なOMGの日本法人として展開活動をしてまいりますので既にOMGと直接契約、活動推進等がなされている事項につきましては移行するものではありません。諸般の対応についても同様に、OMG窓口として対応支援してまいります。
社団法人日本OMG組織図
IT Software Quality
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部会
検討部会
推進部会
日本OMG主要メンバー
-
会長:吉野 晃生
・OMG Local Representatives Object Management Group 日本代表
・Industrial Internet Consortium Sale Representative Japan
・元日本IBM(株)電機産業統括
・元(株)ギャブコンサルタント代表取締役
・元(株)UML教育研究所代表取締役
・日本OMG設立メンバー -
専務理事:橋本 琢磨
・(株)トラストネットワーク代表取締役
・(社)プラチナ人材サービス代表理事
・豊裕メイト(株)社外取締役
・元日本IBM(株)コンポーネントテクノロジー開発製造統括
・製造、物流、製薬、商社などのシステム導入に伴うPMを歴任後、企業ヒューマンリソースリテラシー向上を目的とした人材育成事業を開始。法人設立当初、「結果が伴わなければ報酬を貰わない」 というスタイルが話題を呼ぶ。海外事業立ち上げも数多く手がけており、主に東南アジアにおける業務改善や現地人材育成など幅広く活躍中。
・日本OMG設立メンバー -
OMG会長兼最高経営責任者:Bill Hoffman
オブジェクトワールドコーポレーション前社長
ItascaSystems副社長兼共同創設者
Graphael副社長兼共同創設者
GoldHillとSymbolicsで上級職を歴任 -
特別顧問:村井 勝
・TXアントレプレナーパートナーズ代表
・ネットラーニングHD取締役特別顧問
・BESTCommunication取締役
・元在日米国商工会議所理事
・元コンパック代表取締役
・前日本OMG代表理事 -
SysML利活用協議会会長:西村 秀和
・慶應義塾大学 大学院 システムデザインマネジメント研究科 委員長/教授
・2012年2月~2014年1月 計測自動制御学会 常任理事(2013年度副会長)
・2007年4月~2008年3月 慶應義塾大学 先導研究センター 教授
・2007年2月~3月 バージニア大学 訪問准教授
・1995年6月~2007年3月 千葉大学 工学部 機械工学科 助教授 -
公認会計士:石井 孝一
・黒田公認会計士事務所 社員
・日商簿記1級資格者
・中小企業コンサルタント
・2013年より、日本OMGの経理を担当 -
エバンジェリスト:八子 知礼
・株式会社Industriai-X Security 代表取締役社長・株式会社Industrial-X 代表取締役社長
・株式会社ウフル 上級執行役員/IoTイノベーションセンター所長兼エグゼクティブコンサルタント
・マネジメントコンサルタント/エヴァンジェリスト、新規事業戦略、バリューチェーン再編
・業務改革にも定評あり。日本で初の「モバイルクラウド」の提唱者。その延長線上で近年はM2M、IoTをなりわいとする。 -
主席研究員:宇野澤 庸弘
BPMエキスパート
株式会社 BPM実践企画 代表
基本ソフト・ネットワークOSの企画・開発に従事
2000年にBPM全般に邂逅。
DX・デジタル社会化構築の基本必須手法としてBPMを推進中。 -
主席研究員:西前 啓子
弁護士弁護士(隼町法律事務所所属)
大手渉外法律事務所、兼松株式会社で海外企業と国内企業との契約に携わる。
人の心と意識をとらえることにあるという気づきのもと、コミュニケーションや人間関係の回復、意識の向上をもたらすカウンセラーの道も歩む。 -
主席研究員:杉山 恒司
・株式会社ウフル IoTイノベーションセンターGM/経営企画室GM
-
主席研究員:白井あきのり
2000年に独立イギリスとアメリカで翻訳事業に従事し、主にインターネット事業やアクセサリーブランドの立ち上げ・運営など、様々な海外事業の立ち上げと運営を行う。
現在は語学教育・翻訳・経営者向けカウンセリング業の会社を運営しながら、日本企業のIoT事業のインキュベーションと海外進出をサポートする。
アメリカ4年オーストラリア2年イギリス1年中国1年それぞれ現地にて事業支援実績あり。 -
主席研究員:伊藤侑太郎
自動車業界にて10年以上にわたり車載組み込みシステムズ/ソフトウェアエンジニアとして従事。2022年よりウーブン・バイ・トヨタ株式会社にてMBSE推進活動に従事。また、2021年よりINCOSE日本支部(JCOSE)の運営委員として活動。INCOSE認定システムズエンジニア(CSEP)。OMGシステムモデリング認定資格保持(OMG OCSMP MBA)。
LinkedIn:https://www.linkedin.com/in/yutaro-ito/