全国には数多くの難読地名が存在します。うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをした人も多いはず。
本コーナーでは、読み間違いが多い難読地名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。
文、画像/おと週Web編集部
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難易度:★★★★★
■難読漢字、地名編の正解はこちら
正解:ましづめ
猿爪は、岐阜県瑞浪市陶町にある地名です。
かつては恵那郡にある村でしたが、1897年に猿爪村を含む3村が合併して陶村(すえむら)に合併されて猿爪村は消滅しました。
1932年の陶町への改称後には、猿爪という地名は残されることとなり、今に至っています。
陶町は戦国時代末期から陶磁器の産地として知られており、瑞浪市は美濃焼の産地として知られています。市内にはギネス認定の巨大な美濃焼がふたつあり、観光スポットとなっています。
ひとつは高さは約3.3m、使用粘土15tの巨大な「世界一の美濃焼こま犬」、もうひとつが高さ5.4m、直径4m、使用粘土32tの世界一の茶つぼ「豊穣の壺」です。
瑞浪市を訪ねたらぜひ立ち寄ってほしいのが「きなぁた瑞浪」です。ここでは、新鮮・安全・安心な地元農産物が販売されています。
また、館内のボーノポークハム工房では、岐阜県が開発した種豚「ボーノブラウン」と専用飼料を用いて瑞浪市で生産された豚肉で作られたハムやソーセージ、ベーコンなどが購入できます。
併設されているバーベキュー広場では、瑞浪ボーノポーク、飛騨牛、奥美濃古地鶏、ボーノポークハム工房のソーセージ、ベーコン、地元新鮮野菜を楽しめます。
手ぶらでバーベキューが楽しめるので、遠方から訪れても問題なしです! ちなみに、事前予約制となっています。
地名の由来は諸説ありますが、陶町猿爪にある関屋庚申堂にかかげられている三猿の絵図が爪の字に見えることが由来というのが有力だとか。
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