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米政府機関でリモートワーク終了。トランプ氏「月1回の出勤では不十分」

 アメリカ政府は20日(現地時間)、すべての連邦政府機関に対して、リモートワーク体制を終了し、職員の対面勤務への完全復帰を義務付ける大統領令を発表した。

 この大統領令では、行政府のすべての省庁に対して、可能な限り速やかにリモートワーク体制を終了し、職員を各職場での対面勤務に完全復帰させることを求めている。ただし、各省庁の長官の判断により、必要に応じて例外措置を講じることが認められている。

 この政策転換について、新大統領のドナルド・トランプ氏はX(旧Twitter)を通じて「月1回の出勤では不十分である。政府から給与を受け取るのであれば、実際に出勤して働く必要がある」とコメントし、連邦政府職員の対面勤務義務化を支持する姿勢を示した。