今乗らなければ、見られなくなるかもしれない車窓!?予土線で「聴く公式ガイド」リリース
株式会社on the tripは、愛媛県北宇和郡松野町と共同し、JR予土線の公式オーディオガイド「宇和島駅〜松丸駅よーい、どん! で聴く予土線」を2024年12月24日(火)にリリースしました。
同ガイドは、愛媛県のデジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ プロジェクト」と連携した、愛媛県南予エリア活性化のための取り組み。JR予土線の宇和島駅から松丸駅までの乗車中、予土線が見守ってきた様々な物語が紹介されるガイドとなっています。
ガイドは「宇和島駅から松丸駅までの乗車中」「松丸駅でのまち歩きの間」「松丸駅からの帰路」の三部構成。往復2時間の通学時間に起きた甘酸っぱい話や松野町の初代名物町長の話、線路で起きた珍事件など、予土線ならではの物語が収録されているそうです。
また、ナレーターには愛媛県出身の旅するシンガーソングライター 「Miyuu」さんを起用。初めて予土線に乗車したMiyuuさんのナビゲートによって、予土線にまつわる物語や松丸駅のまち歩きの見どころが堪能できる内容となっています。
愛媛県宇和島市と高知県四万十町を結ぶ「JR四国 予土線」は、2024年で全線開通50周年。愛媛県南予地方の文化と自然を繋ぐ大切な交通手段として長年にわたり地域住民の生活や観光を支えてきた一方、近年は利用客が減少しており、「今乗らなければ、見られなくなるかもしれない車窓のひとつ」とも言われているそうです。
そのため、同ガイドを通して地域住民とともに歩んできた予土線の物語とガイドの終着駅である松丸駅の見どころを伝えて魅力をより多くの人に知ってもらうことで、この路線がさらに親しまれ、発展していくことを目指すとしています。
オリジナル音声コンテンツを発信して沿線の魅力を伝えようとする同施策。公式ガイドである「宇和島駅〜松丸駅よーい、どん! で聴く予土線」は特設サイトで聴けるため、スマホで聴きながらその地を旅したり、離れた場所にいても予土線沿線を味わえたりと、多くの人が楽しめるコンテンツになっているといえそうです。また、地域活性化を目的とした施策において、まだこの地域に訪れていない全国の人にもアプローチできるデジタル施策の実施は、認知獲得にも効果的なのではないでしょうか。
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